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フライフィッシングって何??



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  簡単にいえば、西洋式毛ばりを使った魚釣りをフライフィッシングと言います。日本にも伝統的な毛ばり釣りで「テンカラ」と呼ばれるリールを使わない釣り方もありますが、フライフィッシングはイギリスを発祥地とする毛ばり釣りで、昔は貴族が楽しむ釣りでした。テンカラとの違いは見た目ではリールを使うか否かの違いでテンカラは竿の倍の距離である約9mくらいの範囲の釣りを楽しめます。

  フライフィッシングは約500年の歴史があり(フライメーカーの歴史から考えると200年程度のようにも思いますが・・)、フライ専用の太い糸を使ってその重さで一般的に20メートル先の魚を釣る事ができる釣り。うまくなると30m以上飛ばせるようになり、専用の竿とリールを使った競技(オリンピック準種目競技でもある)では片手投げで70m以上も飛ばす人もいるほど。ただし、競技用の糸は実際の釣りには使えません。

  フライフィッシングでは、魚釣りを楽しむことはもちろんのこと、その他に毛ばりを巻く楽しみと投げる技術を磨く楽しみ、また自然観察を取り入れて釣りをする楽しみがありますが、常に自然と向きあいマイナスイオンたっぷり浴びながらの健康的なスポーツと言えるでしょう。


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  毛ばり(フライ)は誰にでも簡単に巻けるので、釣行前夜に明日の魚をイメージしながら数本の毛ばりを簡単に作ることができます。また、フライキャスティングを覚えるよりも遙かに簡単で、生エサを使わないので女性でも入門し易いもの。毛ばりは一本¥250位から販売もしていますが、やっぱり自分で巻いたフライで釣る方が楽しさは倍増。昨今はフライを巻かない方も多少いますが、毛ばりを巻かないとフライフィッシングの楽しさ半減してしまうと感じてしまうでしょう。

  フライを投げる技術はゴルフの打ちっ放しで練習するようなもの。あるレベルまで練習すればゴルフ場に出られるのと同じように、一般渓流に釣りへ出かけられるようになります。この釣り糸が飛ばせるようになる技術は釣りの中では一番難しいので、その技術を習得するのが面白いと感じられれば、あなたはフライフィシングに向いた人でしょう。投げる勉強はあまりしたくないと思う人は、管理釣り場で楽しんで頂くか、もう少し簡単な釣りからはじめても良いかもしれません。

  トラウト(ヤマメやイワナニジマスなど)を釣る場合は虫に似せた毛ばりで釣る訳なので、魚の生態や季節の移り変わりが良く分かっている人ほど釣れます。単に魚を釣るだけではなく自然をよく観察し、何を食べているのかを推測しながら季節に応じた毛ばりを巻けるようになれば一人前。そこまでくればあなたは立派なフライ フィッシャーマンです。

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