「ハルゼミ」

 蝉でトラウトを釣るなんて夢のような話ですが、結構これが喰うんですよ。先日(2000/6/30)、「蝉で釣れた。」という情報で、急きょシコシコとハルゼミをタイイング。朝早く、本栖湖の湖面に立つと、かなりのライズ。でも、その正体は蛾と大きめのカディス。それ以上に大きい蝉を投げて喰うかどうか半信半疑だったが、大きな蝉を”ガボッ”とレインボーが喰ってきた。ブラウンは仕留めることができなかったものの、7発ほど出て2本のキャッチ。いや〜こんなフライで釣れるなんて、たまりませんな。

 タイイングのコツはありません。図鑑をよく見て、ボディの太さとウイングの長さのバランスを考えて作りましょう。ボディはディアヘアを刈り込んでいくのだけれど、綺麗にするには少々時間がかかるかな・・。フライが大きいときの合わせは、かなりの遅合わせ。心臓バクバクもの。

フック
TMC 8089 #12(といってもかなり大きい)
ウイング
CDCナチュラル
アイ
モノアイM
ボディ
ディアヘアブラウン&オリーブ(イエロー)
スレッド
ユニスレッド6/0スレッド グリーン
ターゲット
ブラウン・レインボー・ブラックバス
使用期間
5月〜7月
主な使用場所
中禅寺湖・本栖湖他、各地の高地にある湖

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