私の手は、足と違い結構大きい方。このフライの大きさ解りますか？一緒に写っているティボーのパシフィックも、心なしか小さく感じます。ショックリーダーは130ポンドでわずか25センチほど（IGFAルール）。クラスラインは20ポンドで、40センチ以上。20ポンドテストって、ブラックバスを釣るような糸だよ。それで50キロにもなるバショウカジキを釣ろうなんて、無謀だと思うけれど、レコードホルダーはそれを釣っているのだから、恐れ入る。

　現在日本のゲームフィッシング協会であるJGFに記載されるフライの記録は記載無し。ようは日本ではフライフィッシングで誰もバショウカジキを釣っていないと言うこと。それを狙ってごくわずかなアングラーが今年も挑戦する。私の所属するJGFAブルーウォーターブルーツのK氏、FF誌でおなじみのH氏、そしてこの私が、日時を変えて今年も挑む。誰が釣れても美酒に酔えることでしょう。そうだ、釣れることを願って、海の神ネプチューンと、海神ポセイドンに願ってみましょうか・・・。おっと、その前に、台風が来ないよう風神様と雷神様にお供え物を・・・・。

フックの大きさは6/0〜8/0。軸は遅いが、泳がせのハリよりも大きいゾ。意外に刺さります。というか、怪我した。ちなみに私は石鯛以外の対象魚はほとんど経験済みなのだが（フライでじゃないからね）、それが徒になった。このフックをダブルフックにするのに慣れないワイヤーの締め込みに悪戦苦闘。果たして私のリグで大丈夫？？？

東京湾で使っているEPミノーと比べてみると、ざっとこんな感じ。ロッドは14〜17番だけれど、こんなデッカイの、脳天に刺さったらどうしましょ！バーブの高さは2ミリもあるゾ。お〜怖っ。