RIO Windcutter

 リオのウインドカッターは、ライン形状が独特なテーパーを持っています。例えばWF5Fのラインの場合、先端の約1.9mは#4のライン重量を持ち、その後ろが#6のテーパー配分になっています。つまり、AFTMA企画で先端10フィートはちゃんと#5にはなっているのですが、バックテーパーが重く、フロント部分が軽くなっているということです。これは水面を叩かないための抜けの良いテーパーと飛距離を稼ぐバックテーパーを持つラインということになります。かっ飛んでも水面を叩かず綺麗にターンをするのには驚きです。ただし、極端に距離が短い至近距離の釣り(3~4mくらい)は重さが乗ってこないので、逆に軽く感じてしまいます。ディンプルライズのロングディスタンスに、あるいは湖や大河でのフルラインに近い距離を使う状態ではこのラインに敵うものはないって感じがします。