ブラッドノットは歴史を語る
ガバッといこうよ

 その昔、ウェーダーなんてカッコイイ言い方をしなかった、その昔。釣具屋さんに売っていったバカ長はカエル印か、馬が三つマークのどちらかしか売ってなかったのさ。それも、どちらのメーカーも先割れの足袋型の足で、フライフィッシングをやる私にとって、何ともまぁ、不釣り合いのバカ長だったんです。さすがにいつまでもカエル印では格好悪いので、カーフマンやバスプロショップのカタログでレッドボールのウェーダーなんかをお友達のお兄さんに頼んで一緒に取ってもらったりしてしのいでいたんですがサイズがうまく合いません。

 それがある日、日本製の超カッコイイ外掛け結びマークウェーダーがでたものだから、フライマンもルアーマンも皆このメーカーのラテックスラバーブーツフットウェーダーをこぞって買いました。考えるとあれから25年以上は経つのだから、日本のフライフィッシングを支える、立派なウェーダーメーカーさんなんですねぇ。

 そのアングラーズハウスさんのウェーダーバックの定番と言えば、ウェーダーツールキャリーですが、私のそれもくたびれてきたことだし、新しいものを取ってみるかと言うことで、このプルーフバケットを取ってみました。この二つの大きな相違点は、このバックには底があると言うこと。口も大口だし、ガバッと開いて何でも放り込める感じ。なんでもガバガバ放り込む横着な私にはぴったりかもしれない。

底は広く、二人分のウェーダーがはいるほど。ネオプレーンなら一人分かな
Anglers House Wader Backet
ハーミット価格
カラーはグレーレッドブラックの三色 \4,900
ハーミット的満足度
(5段階評価)
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管理人の私的考察
大きさは非常にグッド。口の部分はベルクロで留めて、折り込めるから、ソルトウォターに持ち込むバックとしても最適。でも価格がウェーダーキャリーが安いだけに、ちょっと高く感じるなぁ。

 さて質問です。カエルのマークのウェーダーやさんは現在も存在します。さて、案というメーカーさんでしょうか?ちなみにミツウマさんは、長靴や作業靴を見るけれど、現在ウェーダーは作っていないのでは?