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2004年9月28日(火)

潮:大潮 風:0〜1m(0.5m)
番外編


  昨日夜出船のお船がキャンセルになったので、一人で出ようかと思ったが、大潮回りの潮で、船を一カ所にキープするのが難しいので船を断念し、朝方スペイロッドでウェーディングすることに決めた。

 現着3時半にコインパーキングに入れ、支度をしていざ川筋へ。すると思った通りに、その沖には船だらけ。やっぱりこの界隈が一番たまっているんのでしょう。船は1キロ区間に6艇もいました、それも全部職漁船。浅瀬に入るシーバスを待ちかまえるような刺し網の設置で、川筋のドロップオフを、上下へ移動している。以前航路に網を掛けている漁師さんと話をしたことがあるのですが(夜中の航路なんかに網入れているから密漁だと思うけれど)、川筋のシーバスをとって、富津産として魚河岸におろすのだとか。まったくひどいお話です。

 潮が動き始めたので、足下を探りながらのウェーディング。ボイルもチラホラあるので何とかなるでしょと、新作のフローティングストリーマーのお試しぶり。すると10投もしないうちにオチビちゃんがヒット。撮影前にブラブラしていたら、バーブレスフックなので落っことしちゃいました。

 その後良い感じに潮が利いてくるも、夜が明けるに従い、あたりがまったくなし。どうしたのかと思いきや、昨日の雨は思いの外濁りが強く、お魚さんは沈黙してしまいました。飛んでいるカモメも、何となく寂しそう。交通渋滞も激しくなりそうなので、その前に撤収しました。

 自宅へ帰る途中に新河岸川があるのですが、なんとそっちにカモメさんとボイルが。わざわざ下流へ降ってウェーディングしたのに、シーバスは自宅の足下かい。

無駄な高速代¥700の出費でございました。

PS・参考までにタックル(システム)を紹介しておきます。
Rod:CND カスタムスペイ14'0" #9/10
Reel:SA System 10(Hardy製)
Line :Rio Windcutter Interchengable WF9/10/11 フローティングとインタミを使用
Leader:Akron フロロカーボン 01X 9feet(ループノットで結束)

明るくなると、幻想的な世界から一気に現実に引き戻される。

東京をカラーで言ったら何色?という質問を受けたら、間違いなく「灰色」と答えるでしょう。

下流の食い回りで何回か良いボイルがあるも、オチビさんだけ。バフっと来る80アップは何処へやら。

ちなみに、フルラインは飛ばしましょう(スペイではフルラインは難しいけれど・・)。潮が上げている時はバックがないのでスペイ。下げれば前へ出てオーバーヘッドで。

ヘッドはポッパーフォームを逆さまにつけたもの。後ろのフライ部分はEPファイバーのフライと一緒。ポッパーを逆さまにすることで、スライダーフライのように、ダイブ&横首振りをします(多少だけれど)。でもbigなシーバスは今回は釣れませんでした。
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