ハーディの最上位機種のリールカスカペディアに、シンプルなバージョンカスカペディア IIが2005年より仲間入り。最上位機種のカスカペディア復刻版（絶版）は、その重さから飾り物のリールとなってしまいがちですが、こちらはパーツのほとんどがアルミの削りだしなので、190ｇになります。それでも通常のリールよりは、重いですが、バンブーロッドとのロッドバランスを考えるとこのぐらいが適当でしょう。

　昨今の軽いリールと逆行しているようですが、バンブーロッドには決してウォーターワークスのようなリールは似合わないですから、ロッドとのバランスを考えて、このリールを選択肢に入れて欲しいところです。

　ちなみにバンブーロッドをお使いの方が買われるリールって、圧倒的にハーディが多いのです。やっぱり、タックルバランスを考えると、クラシックなタイプのリールメーカーではもっともポピュラーですものね。もちろん、現在でもベリンジャーや、ボクダン、ピアレスなどありますが、リールも10万円になると、半年悩んでも、なかなか買えるものじゃありません。でも、買っちゃえば、気持ちの上では我が家の家宝になることでしょう（男のコレクター魂は、奥さんにはいつまでたっても解ってもらえないでしょう）。