このロッド(シリーズ)はキャップスさんが発売して、かれこれ10年になるそうです。初代のフライキッズはグラファイト2ピース5フィート#3/4でしたが、はっきり言って、なんかの余りブランクでこしらえたものが、ウケたという感じは、妙に細いバットの細さから拭えませんでした(おそらく4ピースの上二本といった感じだったのでしょう)。
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2004年モデルのフライキッズは偶然の産物ではなく、「遊びとはこうでなくっちゃ。」というテーマを元に、短くても曲がるロッドにするためにグラスを採用。バット部から太めのテーパーが柔なイメージを払拭しました。でもその逆に遊び心のテイストが強いゆえ、ロッドとしては、かなり柔らかめのグラスであり、スローアクションなので、このロッドを振り抜いた時に、快適さなんて求めちゃいけません。それがこのロッドの良い所なんですから。
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