５月に入り、ここウエストイエローストンにもやっと春がやってきました。

　朝夕はまだ寒いのですが、昼間はBIG　SKY。こんな日は釣りに行きたくなります。BUT、どの川も雪代ガンガン。加えて、ヘンリーズフォーク、マジソンなど町のまわりの川はまだ禁漁期間。あちらこちらから町に戻ってきた、フィッシングガイドたちも、行き場がなくて、困っているようです。先日も川を求めて、イエローストーンリバーやボルダーリバーまで足を伸ばしたのですが、まっ茶茶でした。

　そこで考えたのがヘプゲン　レイク。冬場はアイスフィッシングやスノーモービルの人が歩けるぐらい完全に凍結していたレイクですが、今は水も少なく、いい感じなので、いってみました。夏ほどすごくはありませんが、ミッジがいっぱいハッチして、あちこちでライズしているではありませんか！！加えてだれもいない。「こりゃ、いただきだー！！」と、うひょうひょしていたのですが、そこはモンタナの賢いトラウトたち。そっと近づいたにもかかわらず、ライズが遠ざかっていく。。。。。仕方がないので、ウリーバッガー。。。。でも手ごたえなし。

「だから湖の釣りはいやなのよー！！」と夫に文句を言うやいなや、夫は小さなブラウンとそこそこのレインボーをキャッチして、ますます私の機嫌は悪くなるばかりでした。

　きっと今頃日本は雪代も終わり、最高にいい季節をお迎えのことと思います。日本のヤマメや岩魚を思いながら、ここモンタナでもうしばらく釣りを我慢しています。