Fly Fishing Shop
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Expert Advice and TOP-of-the-Line Gear Hermit フライフィッシングの世界へようこそ TOP ◆ ハーミットは JR水道橋駅からすぐ! ◆ | |
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日本をたつ前に、私の自称タイイングルームにあったものを整理しました。そのとき自分はなんてショッピング好きなのかしらと思うくらい、いろんなものが出てきて、フライロッドも全部で16本ほどありました。自分のアメリカ釣行の経験から、アメリカに持っていくロッドと実家においておくもの、処分するものをわけ、その中で一時結構日本の藪沢で使えるといって人気があったT社の7フィート 3ウェイト(はっきりおぼえていませんが。)をインターネットオークションにかけて、お陰様でどなたかに買っていただきました。 持ってきたロッドは私のお気に入りのS社の4、5、6ウェイト。いずれも8フィートから9フィートで、これで20インチも大丈夫と思っておりました。 ところが、今年は全く20インチオーバーは釣れません。毎年夏ここに日本から来ていたときは何匹かは釣れていたのに。腕が悪くなったのかなあと落ち込む私をみて、「小さいけれど、数が釣れる川に行こう」と誘ってくれたのが、ここ。イエローストーン国立公園の中にある小さなクリークです。 「これは日本の藪沢より小さいよー」と嘆く私に、5ウェイト、8フィート6インチの竿に#16のコーチマントゥルードを結び、投げろというのです。ロールキャストの下手な私はあっちこっちのブッシュに何度もフライを引っ掛け、いらいらし始めました。突然脳裏にあのインターネットオークションで売ってしまったあのショートロッドがよぎり、「アメリカにもあのロッドが必要な川があったのね。」と後悔したところに、ぱくっと私のフライを加えてくてたお魚。それはきれいなきれいなブルックトラウトでした。ドリーバーデンと北海道のオショロコマは親戚だそうですが、ここのブルック君たちはなぜかオショロコマに似ていて小さくて、フライにぱかぱか出てきてくれます。国立公園の中には他にもあまり知られていないけれど、ブルックが釣れる川がいくつかあるそうです。 ブルックの学名はSalvinus Fontinalis。岩魚はSalvelinus Leucomaenis。大昔大陸が分かれたときに、何匹かはアメリカにいって、ブルックになり、何匹かは日本列島にいって岩魚になったのかなあ。ブルックの背中の紋様を見て、日本の岩魚を思い出し、大好きだった富山の岩魚と川が恋しくなりました。ちなみに一ヶ月ほど前にギャラティンに流れ込む小さな支流に入ったときは、山女魚といってもだれも疑わないようなきれいな虹鱒が釣れまして、このときも日本の山女魚を思い出し、「日本に帰りたいよー」とホームシックならずリバーシックにかかってしまいました。 アメリカ釣行にいらっしゃる皆さんは口々に「20インチオーバーが釣りたいねえ」とおっしゃいますが、一本ショートロッドをご持参なさって、大きいお魚に飽きた頃には、きれいなブルックトラウトに会いにいかれてはいかがでしょうか?ただし、ここはベアーカントリー。あまり奥深く入り込むと熊がいますので、ご用心あれ。 管理人:もしかしてGibbonかな?草原の中にクネクネと蛇のように曲がっている、小さな小川程度の川だったと思いますが。他にもいっぱいあるから違うかな。私もイエローストーン国立公園内のGibbonで、ブルック釣りハマリました。 |
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