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Expert Advice and TOP-of-the-Line Gear Hermit フライフィッシングの世界へようこそ TOP ◆ ハーミットは JR水道橋駅からすぐ! ◆ | |
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あっという間にもう弥生3月。日本はほとんどの川が解禁になり、シーズン到来ですね。こちらはまだまだ雪がたくさんあって、まだまだ寒い日が続いています。それでも、太陽の光がなんだか柔らかい感じがしますし、朝8時にならないと明るくならなかったのに、6時半にはもう明るくなっていますので、厳しい冬も終わりの予感がします。 今年の冬は一月に華氏ー51度を記録し、その後も華氏0度を超える日がなくて、ずいぶん寒い思いをしましたが、雪は少なくて2月の初めで例年の70%から80%の雪しかありませんでした。ちょっと夏が心配です。おまけに寒さでギャラティンもマジソンもヘンリーズフォークの下のほうもミズーリも凍ってアイス ジャム状態がずいぶんつづきました。魚たちはだいじょうぶかなあ。。。。 今年はニュージャージのサマーセットFFショー、サンフランシスコのプレゼントンFFショーにブースを出しましたので、そのお手伝いをしました。そんなこともあって、つい最近まで、ばたばたしていて更新がまたもや遅れてしまい、申し訳けありません。 さて、今回はSOUTH WEST MONTANAのこと。アメリカの釣りというと、ヘンリーズフォークやマジソン、ギャラティンなどのいわゆるイエローストーン周辺の川やイエローストーンリバーなどのリビングストン周辺、ミズーリなどのミドル モンタナを釣られる方が多いと思いますが、私の夫が30年ぐらい前にダンベーリーに勤めていたときに狂っていたのが、ビッグーホールリバーなどのサウス ウエストの川だったそうです。休みが一日しかないのに、毎週日帰りで、リビングストンからビュートを抜け、ビッグホールリバーに通う夫に初代ダンベーリーさんが「なんでお前は世界でも屈指のイエローストーンリバーが目の前にあるのに、そんなところまで行くんだい??」とあきれておられたそうです。なんでも、レインボー、ブラウン、カットスロートといろんな魚種が釣れるのだそうで。。。私の行ったときにはちゃんとホワイトフィッシュもライズしていました。 FFショーでいつも一緒になる、ディロンのBACK COUNTRY ANGLERSのトム スミスさんもこの地域の川に魅せられて暖かいフロリダから移り住んできた TROUT BUMの一人。彼がいつもDVDをブースにもってきているので、見ていると大きなブラウンがビーバヘッドのすごさを教えてくれます。 ビーバヘッドといえば、ウィンストンのあるツィンブリッジズの町を流れる川。昔 FFの雑誌でバンブーロッドビルダーのグレン ブランケットさんが町の中でで釣っているという記事を思い出します。ツィンブリッジズの手前の町、シェリデンの近くにはルービリバー、そしてディロンの町には、昔佐藤成史さんの書かれた記事にでていた、究極(?)のスプリングクリーク、ポインデックタースルーが流れています。ここは有名なので、何度も日本人の方にどうやっていくのかを聞かれたことがあります。WEST YELLOWSTONEの町からこれらの川の中心となるディロンまでは車で3時間半ほど。ボーズマン経由でいくと、途中ビュートの手前で、すごい峠がありますので、エニスを抜け、途中ゴーストタウンのネバダシティなどをみながらのんびりモンタナの田舎道を行くほうが私は好きです。ウィンストンの工場の前も通りますしね。昔は見学が出来たそうなのですが、今はどうかな? ディロンの町には、トムさんのお店をはじめ、数軒のフライショップがあります。トムさんのお店は、キャビンやロッジもあって、ガイドを雇うとやさしい奥さんのメアリーさんが手作りのお弁当を作ってくださるそうですから、サウス ウエスト モンタナ初心者にはありがたいと思います。 あっそうそう昨年、日本人のベストらしきものが川原におちていて、ディロンの町の人たちで一生懸命持ち主を探したそうですよ。お心当たりの人はいませんか?パタゴニア社のアウトレットのお店もダウンタウンにあって、このまえ廃盤になったレディースのラガーシャツSサイズが激安で売っていて、またまたいつもは皆より体が小さいのをコンプレックスに感じているのにこのときは「ラッキー」と思ってしまいました。 モンタナ州はアメリカ合衆国の中で4番目に大きな州なので、まだまだたくさんいい川があるようです。ぜひ地図を片手にTRYしてみてはいかがでしょうか? |