Fly Fishing Shop
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Expert Advice and TOP-of-the-Line Gear Hermit フライフィッシングの世界へようこそ TOP ◆ ハーミットは JR水道橋駅からすぐ! ◆ | |
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バッファローの赤ちゃんがお母さんといっしょに町に現れました。長い冬がようやく去っていったようです。ウエストイエローストンには春があるのかどうか、いっきに夏がやってきて、いよいよフライフィッシングも本番です。 さて、日本にいたときに、「マッチ ザ ハッチ」というのは、私のようなものには何かとても難しい響きのものでした。「ナンタラカタラコカゲロウ」とか「ナンタラカンタラトビケラ」とか写真をみて覚えようとしましたが、あまり川で水生昆虫のスーパーメガハッチにあうこと自体少なかったし、実際川で見ても「これなーに???わかんなーい!!」状態でした。 でも、ここに来てからというもの、詳しい名前は分からなくても水生昆虫のハッチには妙に敏感にならざるを得ません。 2,3月のミッジ、4月のベイティスやマーチブラウン、5月上旬のカディス、5月中下旬からのサーモンフライ、6月からのPMD、7月のグリーンドレイクとブラウンドレイク、カディス、湖ではキャリベイティス、8月のトライコ、9月のマホガニー、10月のベイティス。どこのフライショップも、フィッシングレポートに競って「マザーズデイカディスがでたー!!」とかハッチの様子をかき立てますし、お店にいると電話の半分が「サーモンフライはまだ???」といった問い合わせです。それほど、こちらのフライフィッシャーは水生昆虫のハッチに敏感です。なぜなら、あたりまえのことかもしれませんが、それぞれの水生昆虫のハッチが、みごとに釣果を大きく左右するからです。 たった2,3日違うだけでも、天国と地獄。5月の初めマザーズデイカディスを探しにイエローストンリバーにいきましたが、私が行った日は午後からそこそこのハッチがあり、まあまあの釣果。3日後、夫といったときには暴風でカディスのカの字もありませんでした。悲しいかなWYSからリビングストンまでの500マイルのドライブに終わってしまいました。 長かった冬が終わり、突然夏がやってきて、今はサーモンフライの到来をみんなが待ちに待っています。もし日本の方がサーモンフライのフライをみたら、「これが、マッチ ザ ハッチ??管釣りフライじゃないの???」といわれそうですが、ほんとにサイズ4、6のオレンジ色のフライがサーモンフライで魚がきそってこれを食べようとするのです。 昨日ラストチャンスから少し下がったウォームリバーの橋からアシュトンの町まで、サーモンフライを追って釣りにいきましたが、大きなフライに大きなブラウンがなんと5回もでて、6回目になんとか釣ることができました。よっぽどおなかが空いていたのでしょう。それほどサーモンフライは魚の大好物。 ボートランプについてみると、なんと10台以上のボートトレーラー付の車が止まっていました。魚にとっても大好物サーモンフライのハッチはフライフィッシャーをも興奮させます。 マッチ ザ ハッチというとサイズ20ぐらいで見えないようなフライというイメージがあるのですが、ここイエローストン周辺ではもうすこし私にとってはおおらかなマッチ ザ ハッチです。 蛇足ですが、S社のウェーダーをみるといつもサーモンフライの色合いを思い出してしまいます。 |