Fly Fishing Shop
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雪が例年にくらべて少ないです
マイナス華氏-31°Fって 摂氏ー35℃ぐらい
ヤーンロッド
テンカラロッド
2010年の新しいフライパターン
4色ケープのセット
■ 冬の間も釣りモード

 2010年も明け、そろそろ皆さん解禁に向けて準備なさっていることと思います。この冬は12月初旬に華氏ー35度を下回る日が一週間ほど続いたものの全体に雪は少なく、今日もイエローストン国立公園にXCカントリースキーに行ってきましたが、スポニングランのブラウントラウトで有名なバーンズホールNO1ではこの時期雪にすっかり覆われるはずのピクニックテーブルに座って一休みできるほどです。雪が少ないのは寒がりの私にはうれしいことですが、ちょっと夏が心配になってきます。

 さて先日日本からFLY FISHER誌がとどき読んでいたら、ハーミットの管理人さんの「ヤーン ロッド」の記事がでていました。JUSTTIMING!!この冬BLUE RIBBON FLIESが売りに売りまくったものが実は ECHO RODから出ている「エコー マイクロプラクティス ロッド」!!いわゆるヤーンロッドです。

 夏の終わりにあるお客さんが「もう使わないから」とオレンジのヤーンのついたヤーンロッドをお店においていかれました。私も日本にいたときに冬場コタツに入りながらこのヤーンロッドをよく振っていたものですから、お店が暇になるとお店の中で振っていました。それをみた皆が「オレにも振らせて!」と結構皆ではまってしまい、とうとうこの冬、仕入れることになったようなのです。

 ECHORODがヤーン ロッドを出していることが分かり、サンプルを取り寄せてみると、ヤーンの根元が毛糸ではなく黄色のロープで少し硬い目ですべりがいいというか、ロッドにのりやすいというか、毛糸だけのものよりもスムーズにキャスティングができる感じがすすので、今回はECHORODのほうを売らせてもらうことになり、インターネットでお客さんに知らせると。。。。次の日から注文の電話が鳴り続けました。一本$40だそうで、お手軽なお値段だということも手伝ってか「息子にやるんだ」とか「クリスマスプレゼントに」と、なんと100本以上、12月中旬から約一ヶ月の間に売れました。ガイド連中に降らせるとヤーンロッドでもきちんとナローなループを作ります。ヤーンロッドがちゃんと振れるようになると、キャスティングもうまくなる。そう信じてお部屋の中で小さなロッドを振り続けましょう。

 ロッドといえば、お店の中でこんなものも見つけました。「TENKARA ROD」です。昨年の夏パタゴニア社のCEO イヴォン・シュナード氏がテンカラに夢中になっていらっしゃることをかきましたが、その後もシュナード氏はアメリカのFLY ROD&REEL誌にもテンカラの釣りについて書いておられました。BLUE RIBBONFLIESのクレッグマシューズ氏はシュナード氏と仲良しなので、一緒にテンカラの釣りに興味をもたれたようで、とうとうBLUE RIBBONFLIESもテンカラロッドを取り扱うことになったようです。でも正直私は全くテンカラの釣りについて知りませんので、日本人だからといってお客さんに聞かれてたらどーしよう。。。と不安になっています。ちょっと冬の間勉強しなきゃなりませんね。

 2010年のカタログもでき、新作フライも発表されたのでお客さんに説明できるようこれも巻き方を練習しておかないとなりません。今年はエクステンドボディとか、THINGAMABUGSをインディケーターにしたものがあって巻くのがややこしそうです。でもちゃんとお店にはタイイングインストラクションが売られており、分かりやすく説明してありますし、創案者クレッグさんがだいたい毎日お店にいらっしゃいますから、わからなかったら聞けば懇切丁寧に教えてもらえます。身近にそういう偉大なフライタイヤーがいらっしゃるのは本当にラッキーなことですし、毎日皆がフライを巻くのをみていたせいでしょうか、「孟母三選の教え」の言葉通り、私今年の冬は結構マジにフライを巻いてます。先日もハックルの4色セットが入荷して、結構いいグレードなので欲しいなあ。。。。

 イエローストンの冬はまだまだ5月まで続きますが、やることはいっぱい。冬の間ぐらい、FLYFISHINGのことを忘れておしゃれのことでも考えればいいのにとお友達に笑われています。