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あっという間に8月中旬。アスペンの葉っぱがもう黄色くなりはじめ、秋の訪れです。今年は冬の大雪と春先の低温で7月にはいっても水位が高かったので、釣りのほうはいまひとつ。いつもなら独立記念日ごろはUSGSが出している各河川のウォーターフロートを気にしなくてもよくなるのですが、今年は各河川が落ち着き始めたのが7月下旬。イエローストーンリバーなどはまだ水位が高くドライフライの釣りができません。くわえてミズーリリバーに向う道が工事のため大変な渋滞だそうで本当にボースマン周辺のガイドさんなかせの2011年夏です。7月上旬などはマジソンリバーしか釣りができず、ガイドトリップが集中しライオンズブリッジなどは車が止められないほどでした。ガイドの車を運ぶシャトルのおばさんは「今日は50台シャトルよ」と嬉しそうでしたが。。。釣られる魚は毎日毎日釣り人がくるのでたまったものではありません。 そんな状態なので最近は目先を変えウエストイエローストーンに住んでいた頃には遠くていけなかった場所に挑戦してみることにしています。 そのひとつがスミス リバー。この川は特別な許可がないとボートで下れないことになっていて、ホワイトサルファースプリングの西からエイディンという町まで約60マイルの流域にはアクセスがほとんどないので、途中でキャンプをしながら約5,6日かけて下るそうです。途中人はほとんどいないので魚は濃く、キャニオンはとても美しいそうです。この許可書は抽選らしく、あたるかどうかは運任せ。魚釣りの運プラス当選の運のある人、もしくは5,6日のガイドを雇う余裕ある人のみが釣れる川のようです。今年はまだまだ水位が高くフロートできる状態ではないのではありませんし私はフロートの許可がありませんので、ウェーディング可能な上流部を探ってみました。が、ここも水位が高く釣りはムリな感じでしたので、仕方なく支流のNewlan creekにいってみることにしました。
さて肝心の釣りなのですが、クリークぞいに走っていると途中クリークをとめて貯水池になっており、夏休みのせいかたくさんの家族連れや若者で大賑わい。ジェットボートやカヌーでいっぱいで、ここもだめかと思っていたら、貯水池のインレットだけはアクセスがしにくいのかだれもいません。だめもとで降りてみると、何匹も魚がライズしています。シンプルなライズにくわえ、バルジングライズというのでしょうか、背中を見せながらまるでイルカがジャンプしながら泳いでいるようにライズしている魚もいます。キャリベイティスやダムゼルが見られ、魚は食い気満々。クルージングをしているような魚がいるのでバンク際にくるのをまっていました。ウェーダーなど履く必要もなく、ロッドとリールをセットしてフライは何でもいい感じがしたのでためにしとセールスのお兄さんがくれた「THE 忍者 シケーダー」という変な名前のフライを投げてみると、一発で16インチぐらいの虹鱒があっけなくつれてしまいました。
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