Fly Fishing Shop
 Expert Advice and TOP-of-the-Line Gear Hermit フライフィッシングの世界へようこそ   TOP
おまわりさんの警棒みたいだね

トラウトはサーモンだけに使って


 海系のフライフィッシャーマンなら、この警棒みたいなモノを見ても見慣れているでしょうからなんとも思わないのだけれど、トラウトオンリーの人にとっては、とっても怪しい代物ですね。

 そう、例えるならば、もし、あなたがヤマメを狙っている時に外道としてピラニアがきたとしましょう(あり得ないけれど)。ランディングネットに納めたところで、フックを外すのに一苦労。跳ねた瞬間にピラニアの口が手にあたり、大けがなんてことも考えられます。そこでこの警棒みたいなモノが登場するのです。使用前は左のモノのように口があんぐり開いておりまして、黒いボタンをバスッと押すと口が閉じるのです。するとどうでしょう、下あごをガッチリと挟まれた魚は観念し、フックをその体制で外しリリースすることができるのです。オマケにぶら下げるとそのまま測りになっているので、魚の重さまでわかったりして。でもって、そのままリリースするから魚へのダメージはネットへ入れるより遙かに少ないのです。

  とココまではボガグリップという本物(USAで$150近くする代物で、日本では¥18,000ほどで売られているモノ)のなせる機能ですが、このコピー品はさらにそのまま魚の大きさが測れるのでゴザンス。トラウトに使うのならば、スティールヘッドからサーモンまで。日本ならばシーバスへの用途が一番多いでしょう。それにしてもこのコピー品、ブラジル製なので、プッシュボタンに”APERTE”って書いてあるのだけれど、どういう意味? だから商品名もPega Peixe Esportivoって書いてあるのだけれど、意味はまったくわからない管理人からの報告でした。

Fish Catcher
ハーミット価格
ツクナレ(小)SOLD OUT /ピラルクSOLD OUT
ハーミット的満足度(5段階評価)
●●●
管理人の私的考察
内容はボガグリップ+メージャーで格安なので良いかと思ったが、このメジャーがいただけない。ツクナレタイプで8キロまではかれるのだけれど、魚が8キロの重さがあったら、大抵その長さは1メートル近い。ところがこのメージャー90センチしかついていなく、おまけについている位置が上の方にあるから、実寸は80センチ以下しかはかれない。大きい方に至ってはメージャーはまったく意味をなさない感じがする(小物ならはかれるけれどね)。価格は安いけれど、満足度は、なんかビミョ〜ってかんじ。