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NEW Back Winder prototype

 2004年デビューしたバックワインダーリールは、おかげさまで、個性を好んで多くのお客様にご指示をいただきました。ノルェーのバックワインダー社も日本の皆さんさんに指示されたことを非常に喜んでおります。

 ですが甘えてばかりはいられません。前作トラウトモデルに対し、「直径が大きすぎるのが気になる。」と言う意見も多くあったので、日本の皆さんの意見を聞いてほしいので、いろいろとわがままを言ってみたんですよ。直径は85mm程度。ラインは3〜4番がメインでバッキングは少々巻けるくらい。格好良くて値段もそんなに高くなく手頃なモデルがほしい、と。

 で、半年掛けてプロトモデルを作ってきたバックワインダー社、さすがです。

 今のところ左のモデルはタタキ台のプロトモデル。大枠はこの形として最終モデルは多少変わって出てくることでしょう。バックワインダー社もかなりやる気で「皆さんの多くの意見を取り入れてみたい。」とのこと。

 とはいうものの皆さんの意見は賛否両論。現在の所、このままの形でバンブーにも似合うクラシカル派と、前作のように斬新じゃないと嫌だ派に大きく分かれています。

 商品が最終的に決まるのは今年の秋から冬。早くできてもクリスマスシーズン。実際の釣りに使えるのは春頃でしょう。楽しみです。


バックワインダー社は残念ながら倒産してしまいましたため、今後の入荷予定はありません。

分解するとこんな感じ。ハンドルは現行モデルがとりあえず取り付けられている。ロゴはCGで入れてみましたので実物には入っていません。

今の所ラチェットはなく、シンプルなので壊れる要素はほとんどありません。構造上ラチェットを入れるスペースが無さそうですが要望は伝えてみます。

ドラッグは外側のリングをねじるとドラッグがかかります。