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<タマンゴ湖>
4日目はコジャイケから車で南へ2時間。セロ・カスティージョと呼ばれる美しい山々の間に点在する湖沼群の中にあるタマンゴ湖へ行きました。『ここ最近はいい釣りが出来る』とガイドが薦める湖。天気もよく、風景も美しく、人の姿はなく、天国のような釣り場です。 10時くらいに湖畔で準備を始めると、目の前のワンドでライズ、ライズ、ライズ…。それも決して小さくはないサイズ。ボートの準備はガイドに任せて私は早速ウェーディングで出陣。結んだフライは#8のデカいマダムX!。が、なかなか食ってくれません。準備が出来たボート上からアダムスの#16で狙ってようやく2匹ほどキャッチ。ライズが静まった後はボートで湖上へ。風はやや強いですが切立った岩の陰の急深になったポイントをシンクティップと黒いストリーマーで狙っていきます。リーダーは1X、ティペットが3X。ときどき現れる浅いワンドでは#5ロッドとフローティングライン、フライはチェルノブイルアント。ティペットはやはり3X。太いティペットを使用する訳は、もちろん魚がスれていないこともありますが、 ワンドの水底には藻があり、油断してラインを出すとブレイクします。私も3度くらい潜られてラインブレイクしました。この湖は魚の平均サイズが18-21インチ。この日はそれ以上のサイズは釣れませんでしたが、天候にも恵まれ素晴らしい釣りが楽しめました。 <コジャイケ川> 釣りの最終日となった5日目。でかい魚との格闘に疲れたこともあり、心穏やかに優しい流れを釣ろう、ということでコジャイケ近郊のコジャイケ川へ。 コジャイケ近郊にはポルックス川、シンプソン川、コジャイケ川といったウェーディングで釣っていける川幅10m〜20m程度の川が数多くあり、いずれもレインボーとブラウンに満ち満ちているので、マッチ・ザ・ハッチの釣りが存分に楽しめます。チャラ瀬にラインを振り込むとドラッグがかかろうが何だろうがパシッとチビマスが出ます。水量もそう多くはないので平均サイズはやや小振りですが淵にはときどき大きな魚影も。くらいで玉砂利の河原が広がり日本の里川にそっくりの渓相。手のひらサイズから尺越えくらいまでのサイズが釣り放題。 タックルは#4 7ft。日本の山女魚用タックルでも問題ないでしょう。フライはチェルノブイルアントとマダムXというこの釣行を通して活躍したフライ。出る魚があまりに多く、いちいちかまって遊んでいると2kmも歩かないうちに数時間が過ぎてしまいました。 |
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