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川のフライパターンは#12から#18くらいまでのカディスが中心。4種類ほどのカディスのハッチが常時豊富にあるため、全くもってカディスパターンは必携です。小型のメイフライがハッチしてそれらをマス君たちが選食する場合もありますので、アダムスやBWOを使うこともあるのですが、あまり頻度は多くありません。コジャイケ周辺で使われるようなバッタや甲虫をはじめとした大型のドライフライは川の釣りではあまり必要ないようにも思いますが、もちろん釣れないというわけではなく、却って反応がよいときもあります。アイセン地方のフライパターンとしては必携ですし周辺の湖の釣りにも欠かせないので、持って行くには越したことがないでしょう。
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ラフトによる川の釣りは岸際スレスレか、冬春の減水期には中洲になる部分と本流の間の駆け上がりの渦流線の出来るところがポイントで、そのラインに沿ってフライを流す必要がありますが、この時期は川の流れも非常に複雑になっていて、ボートから岸沿いの15m先のポイントまでに3つの異なる流速の流れがあり、更に一番奥のポイントのある流れが巻き返していたりしてドラッグかかりまくり、ということも少なくなく、かなり手こずりました。
ベイケル川の魚たちの大半がレインボーです。アイセン地方に多いブラウンは水流が強すぎるためかあまり釣れません。また釣ったレインボーの大半はサイズが20インチを切る程度で決して大きいというわけではないのですが、国内一の単位水量を誇る川のマスなのでパワーが抜群でフッキングしても全然寄って来ません。コジャイケ周辺のマスと比べても劣らない凄いパワーに感心しました。
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