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ではここからは具体的なタックルについて説明していきましょう。 まずはタックル紹介


 ロッド: 9フィート前後7番以上が良いでしょう。釣具屋で生計を立てている立場から言わせていただければ「そりゃソルト用のロッドを使った方が良いですよ。一式見繕いましょうか?」と言いたいところですが、本音で言うとソルト用である必要ありません。とりあえずやってみて、はまりそうならソルト用のタックル購入をお勧めします。

 通常のロッドとの違いは、ガイドやリールシート部に耐腐食加工がしてあることと、ガイド系がひとまわり大きくバットパワーが強いことです。でも、フレッシュウオーター用のロッドで釣っても全く同じように釣れます。そのかわり、帰ってきてから洗うのを怠ると錆びサビになりますよ(ソルト用ロッドは多少は大丈夫ですが、決して洗わなくてはよいと言うことではありません)ちなみに私はSCOTT Tidal908/4 9'0" #8 4pcs ・WInston Boron IIIsx9'0" #8 4pcs ・Winston Boron IIIx9'0" #8 4pcs などを使っています。

 現在のオススメお手頃ロッドはTFO Mangolove。ロッドにTicr加工が施され、重いフライが当たっても折れにくい構造になっています。


リール: これもロッド同様に特別なものを用意しなくても大丈夫です。ですが、海用フライリールはまると良いものがほしくなるのはいたしかたないことでしょう。ちなみに私はTIBOR RiptideとBliiy Pate Bonefish などを使っています。ソルト用のリールの良いところはドラッグ板の大きさがフレッシュウォーター用の10倍以上あって、ドラッグの幅と効き具合がとても滑らかです。

オカッパリシーバスではそれほどドラッグの心配をする必要はありません。ですが、クリックドラグのリールだけはお避け下さい。トラウトと違い、まかり間違うと相手は1メートルオーバーですから(東京湾でも年に数本上がります)、その時、その魚が捕れるか否かは、リールの性能も左右することだけは忘れないでください。

ソルトリールのドラッグは車のディスクブレーキを片側から強く押しつける感じで、ドラッグがかかります。リールの直径の約60%位がディスクドラッグ面を持っているので、それだけドラッグ幅が滑らかにかかります。ソルト用でないリールでディスク・ドラッグといわれているリールは、たいてい、ワッシャードラッグですので、圧倒的にドラッグ面積が違います。ちなみにトラウトリールを使う場合は、釣りから帰ったら、必ず洗うように心がけてください(金属の接触部分が簡単に錆びるものがあります)。


ライン: これだけはできればソルト用のラインを使ってください。通常のフレッシュウォータラインは、海水につけるとフニャフニャでロッドにまとわりつきます。それに海水が離れにくく、まとわりついた抵抗でラインが飛ばなくなります。現在ソルト用のラインは沢山売られていますが、現状のラインのなかではこんなラインがオススメです。

シーバス用ライン

ソルトウォーターライン

SA(サイエンティフィックアングラーズ)の他にRIOなども出している、ソルトウォーター用のラインです。堅さもシューティング能力も抜群です。ランニングラインの部分には細かなディンプルがあり、コレにより海水を切り、またガイドでスキップして飛距離をかせぎます。

 真夏の炎天下でラインの熱ダレを防止するにはボーンフィッシュラインをお勧めします(こちら)。

シーバス用シンキングライン

ソルトス用シンクティップライン

ストライプドバスは淡水、喫水海水で活きる魚なので、シーバスによく似ており、成長が遅い点や比較的冷水域で行動する点は、他のトロピカルフィッシュと異なります。その点からシーバス用でラインを選択するならば、こラインはオススメです。ただし、フローティングがないため、インターミディエイト、あるいは約タイプ4の選択肢しかありません。

現在はこのラインは製造中止になりましたので、クリアティップラインをお勧めしています。(こちら


オカッパリの場合、ラインは基本的にフローティングかインターミディエイトが基本です。高番手をシューティングヘッドシステムでお持ちの方は、ランニングラインだけをソルトウォーター用のシューティングヘッドに交換するのも有効です。とにかく、ラインが滑る部分は、ある程度硬くディンプルがあるソルト用のものに限ります。もし、使用中に滑りが悪くなったと感じたら、マメにラインドレッシングを塗りながら使いましょう。現時点では冬場専用のフローティングというラインはどのメーカーからも出ていないため、シーバス専用の柔らかめフローティングというのが、今後各メーカー様に作っていっていただけないかとお願いしていますが、あまりにも需要が少ないので、なかなか製品化には至らないようです。


リーダーシステム:一般的にリーダーシステムを組む必要はありませんから、難しく考えずリーダーはAKRONの 02Xの直結です(またはバリバスのフロロリーダー)。-2Xは先の太さは約16ポンド4号くらいでしょう。夜のシーバスは太さは関係ありません。この太さはタモアミをを忘れた時に、リーダーを持ってゴボウ抜きするための太さです。約60センチは抜けると思います。(フックは丈夫な奴でね)。

ただし、メーターオーバーを目指すアングラーはショックリーダー30ポンド以上を30センチ以上つける事をオススメします。また、JGFAで記録を狙っているのならば、ちゃんとリーダーシステムを組みましょう。その場合はクラスラインは4〜12ポンド(3X〜0X)程度です。ちゃんとリーダーシステムを組んでみたい人は、ホームページ上ではご説明しづらいので、ご来店お待ちしております。

各部位のノットに関しては、とくにこだわる必要はありませんが、ショックリーダーを次いだ場合は、フライはループノット(ダンカンループなどなんでも良いです)で結んでください。

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