サタデーナイトフィーバー in 横浜(アミモタセな夜)

サタデー・ナイト・フィーバーといえば、ご存知ジョン・トラボルタ主演のアメリカ映画で、私はリアルタイムで映画館で観た世代。その後の日本は空前のディスコブームでしたなぁ。踊れない私でさえ、アルバイト仲間と一緒に行ってましたよ。劇中で流れるビージーズのディスコソングは有名ですが、個人的には『小さな恋のメロディ』の主題歌を歌っているビージーズの方が好きです(裏声ではありません)。

さて、映画の話はさておき、昨日(土曜日)は横浜の海でフィーバーした話。4日ほど前に同じ横浜の海でシーバスを楽しんだばかりの私ですが、ゴールデンウィーク中の私はお客様にシーバスに誘われればホイホイついていきます。そうGWの夜はシーバスボートはほとんど浮いておらず、昨夜なんて一艇も会うことはないほどガラガラなんですヨ。

そんな海に出てシーバスのボイルを釣り続けた私たち。そこでシークロのリュウちゃんが作った釣り造語が「タモイラズ」という言葉。意味は網(タモ)がいらないほど小さいシーバスという意味。ではその対義語は何かと色々と捻った結果「アミモタセ/タモモタセ(網持たせ)」となりました。意味はガイドにタモを用意させるような大物が掛かったという意味になります。

あなたが「タモモタセ/アミモタセ」を連発する横浜ナイトフィーバーに出会う為には、ブログを見て「お、なんか釣れているみたいだから、俺も行こう!」なんて思うようでは一歩遅いのです。4日前と昨夜で結果が違うように、お魚の機嫌はいつ入るかわかりませんから、場数って大切なんですね。簡単にいえば、数打ちゃいつかはアタるかな。私は釣具屋ですから、まずは1日でも多く皆さんが釣りへ行かれて、笑顔あふれる好釣果に巡り合う事を切に願っています。

長いことシーバスのフライフィッシングを楽しんでいますが、その様子は年ごとに変わります。最近変わったことといえば、つい数年前まで頻繁に走っていた工場夜景のクルーズ船は全然走っていません。シーバス船はルアーのビックベイトブームがひと段落して、釣りをするボートはホント少なくなりました。
鉾浜のシーバス
よって、昨夜のシーバスポイントは独り占め。いつもならば転々とポイントを変えていくのですが、フィッシングプレッシャーが少ない為か、他へ行く必要が無くずっと同じ場所で釣り続けてしまいました(笑)
横浜のシーバス
キャスト開始後、一投目でこのサイズ。フローティングミノーにもんどり打って出てきたシーバスくん。
横浜のクロダイ(フライフィッシング)
一緒に行ったHさんもひたすら入れ喰い。そしてクラウザーミノーにクロダイが反応します。
シーバス
私もリュウちゃんに写真を撮ってもらい、珍しくニコパチショット。このサイズが連続します。
シーバスのタックル
私はめんどくさがってタックルを一つしか持ち込まず。ロッドはスコットのウェーブ9フィート7番。リールはTFOのアトール(ハーミットで販売した特別カラーバージョン)。フライはフローティングミノーの他にエンリコミノーの小さめ(10センチほど)を使用。
シーバス
ずっと釣り続けているとスレてくるのですが、少しインターバルを作ることで、ボイルは再び活性化し、無限ループに突入します。
have a break
時にフライの交換をゆっくり行なったり、お裾分けのおやつでブレイクしたり。ルアーと違って、ほんの少しポイントを休めるだけで、ずっと釣れ続けてしまうのです。
シーバス
結果、私は釣り疲れしてしまったので、昨夜はロッドを置いて真夜中にライブ配信して楽しみましたとさ。今後のシーバスは潮色が良い状態が続けば吉。このまま夏の潮に突入するようであればクロダイが良くなるでしょう。