海へ川へ、釣りで遊び過ぎた身体はハイになる(ゴールデンウィークの過ごし方)

ハーミットへ来店されている方はご周知の店主のGWの過ごし方。ゴールデンウィークはどこへ行っても混んでいるので、この期間の私はいつも海の上でプカプカと浮かび、お客様と共にボートフィッシングを楽しむのであります。その理由は船の数は突然増える訳でもなく、むしろ皆さんが遠征に出ちゃうので横浜の海はガラガラなんですね。

いつもならば横浜の海で正味5時間ほど遊んだ後、安全運転でゆっくり帰り、ぐっすりとお昼過ぎまで眠りについて、午後はビールを飲みながらAmazonプライムで映画鑑賞というスタイルがいつもの私。しかし何を思ったか、「先週行ったあの場所はイブニングにすごいことが起きるのでは?」と妄想が膨らんでしまったのでアリマス。

シークロでシーバスを堪能し、家に着いて横になったのは午前3時頃。夜が明ける頃には目が覚めてしまい寝付けないのはジジイの証拠。予定よりも早く起きてフライのタックルをソルトウォーターからフレッシュウォーターに替えて、私はまたイブニングの釣りをするために北関東へと向かうのでした。

あぁ、なんて馬鹿なんだろうと思いつつ、このブログを書いていて気がついたこと。睡眠を削って一日中遊んでいたのに、今日の私は疲れも眠気も無くとてもスッキリ。釣りをやり過ぎると、どうやら身体はハイになるようです。皆さんは私の真似をしないようにね。あ、ちなみにこの馬鹿げた行動をしたのは私だけではなく、お仲間二人を巻き込みました。

昨日の様子は以下の通り。お暇な方はご覧あれ。

横浜の夜
今回はシークロから横浜の海へ。この風景を撮っていた頃はまだ一昨日の夜。横浜の灯りが好きなシーバスを探しに、色々な場所を散策しました。
横浜のシーバス
シーバスの状況は順調で、要所でフローティングミノーやデジーバーなどに喰ってきました。サイズは25〜50センチくらいまで。僕ら以外に見かけたガイドボートは2艇のみ。混雑なんて皆無であり、のんびりと夜の海を堪能できるのです。
チューブキャンディ
私はフローティングミノーで楽しんでいましたがフッキングが悪かったので、使い古しのチューブキャンディに変更し、順調にヒット率を伸ばしました。このフライって丈夫で壊れないので、ずっと使い続けていたので、フックはかなり甘い状態。
横浜の海
巡ったポイントは主にスポット的に照らされている小場所が中心。全てのポイントにいる訳ではなく、1/3ぐらいの確率でバイトがある。
夜のシーバスフィッシング
最終的にフライを交換せずずっとチューブキャンディで遊び続けましたとさ。今回はサイズはそこまで大きいものは出ませんでしたが、数は十分に楽しめたかと思います。さて帰ってゆっくり寝ますか、・・?!
北関東の川で遊ぶ
睡眠時間を削って起きたのは、用意をし始めた朝9時過ぎ。準備をして午前中には東京を出て向かうは北関東の川。とりあえず河原へ着いてしまえば、あとはイブニングまで寝てしまおうという魂胆。しかし、お昼頃は太陽が出てきてしまい、暑過ぎて寝られない。しょうがないのでキャス連したり、河原の石をひっくり返して虫の状況を確認してました。
水生昆虫たち
石をひっくり返すとそこにはトビケラのピューパやユスリカのラーバなど、様々な虫たち。イブニングにはこの虫たちが水面を賑やかにしてくれることとだと期待。
北関東のヤマメ
小さな流れの合流でカワムツらしきライズを発見。まだ眠い目をこすりながら座ったままの体制で目の前にフライを浮かべるとコヤツが釣れました。あの〜、近過ぎてフライライン出てないんですけれど〜、これってフライフィッシングですか?(笑)
オイカワ
その後、同じ場所を流すとオイカワくんのお出まし。最近は雑魚が釣れるとホッとするのです。だって昔に比べるとあまりにも数が少ないんですもの。
モンカゲロウとフライ
そんなハプニングの後、河原の虫たちは急に活気づき、モンカゲロウがあちらこちらでハッチし始めた。似たようなフライが無かったので、黄色いパラシュートで良いかなと結び、いざライズ探し!・・・が、虫の活気とは裏腹に水面は静まり返ったまま。
モンカゲロウのシャック
結果、19時まで河原でライズ待ちをしましたが、な〜んも起きません。川面に浮かぶのは無数のモンカゲロウのシャックばかり。この時期は丁度、代かきの時期で川は少し濁っているのですが、この水が入っている時期って良くない事が多いです。今回は妄想とは裏腹に何もない川面を後に、僕らはトボトボと帰るのでありました。