Hermit Fly Shop

ハーミットではバンブーロッドを扱うことがほとんどないので、シルクラインを扱う事がなかったのですが、試しに置いています。その理由は価格的に値ごろ感のある1万円代前半なのと、ハーフサイズライン（シングルテーパー）ですが長さが15mあるので、一般渓流では十分な長さなので置くことにしました。現在はケミカルのフライラインが高くなったので、このハーフのシルクラインは良心的な価格と言えましょう。

おフランス製のこのラインですが、すでにシルクラインを使ったことがある人にはその使い心地は「何故シルクにこだわるのか？」がお分かり頂ける筈。その理由を最初に一つあげるとするならばターン性能。簡単に言ってしまえばシンキングラインに近いですから、ラインの密度が高く空気抵抗が少ないのでよく飛び、そして水面でのドラッグの発生が極めて抑えれるのが特徴です。

その反面、手入れをしない人はすぐにラインがダメになってしまうので、使う方の手入れ次第と言ったデメリットがあります。バンブーロッドを持っているけれど一度もシルクラインを使ったことがない人は、その使い心地を先ずはこのラインでお試しください。今までのターン性能とは比べ物にならないくらいラインはしなやかでターンします（グリースの持つ表面張力だけで浮いてますので、水に浸かりっ放しの時間が長いと沈み始めます）。

説明書はフランス語と英語が入ってましたが、もちろん英語しかわかりませんので、そちらを私なりに訳しましたので、以下へ書いておきます。

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（1）シルクラインは使用する前にグリースを塗ってください。 親指と人差し指の間にグリースを取り、その指の隙間にラインを入れてグリスを塗り込みます。

（2）シルクラインは付属のグリースを使用してください（シリコンを含むグリースは使用しないでください）。グリースのペーハー値7、NLGIは3とやや硬めで、環境に優しいものを使用しております。

（3）シルクラインは使用するたびに乾かしてください。

（4）たとえば、コンクリートなどの固い表面にシルクラインを放置しないでください。 シルクライン地面に放置したまま歩いてはいけません。

これらのアドバイスに従うと、ラインの寿命が長くなります。