Flymen Fishing Co,
Fly Tying kit
Panfish & Topwater Trout Popper
あぁ、懐かしきタイイングキット。と言っても最近始めたばかりの人には何のことやらですが、35年ほど前にフィッシングビデオメーカー(当時はVHSビデオ。後にマテリアル&ビルディングメーカー)であるキロワールドが、タイング本を出版し、それに沿ったタイイングキット販売があったのです。一番最初のステップはタップス・インディスペンサブルだったかな。最初は簡単なフライから始まるのですが徐々に難しくなり、カネマラブラックを経て最後はフルドレッシングのサーモンフライのジョックスコットだった様なうろ覚え。
当時覚えている事はマテリアルが高いパターンはよく売れて、タップスなどのお金が掛からないものはあまり売れなかったと記憶してます。時代は巡って十年一昔からまたタイイングキットの時代が到来した、と思ったのがこの『フライメン フィッシング Co フライタイングキット』。このシリーズはリサーチが良くできているのか、完成品フライとして安く販売されているようなパターンはなく、「ボックスに2〜3個あったらなぁ。」と思うようなフライばかり。そんなパターンは材料を揃えて巻くと結果的に材料がいっぱい余って高くついてしまうなんて事もあるので、こんなキットが良いんですね。
さてそんなフライタイングキット。自分の意に反して売れるのはゲームチェンジャーばかり(笑)。英文の説明書というのが問題なのかもしれませんが、一度このキットを自分で巻いてみることにしました。今回はキットに入っているものをそのまま使いましたが、写真のフライパターンとどれぐらい相違があるかは、皆さんが検証しみててください。
プラモデルを組み立てるような感覚で巻けるフライタイイングキット。初めて巻く方でも簡単に巻くことができますが、このキット以外に以下のものが必要です。
タイイングツール:バイス・ボビンホルダー・ボビンスレッダー・ハックルプライヤー・シザース
キット以外に必要なマテリアル類:スレッド・ヘッドセメント・瞬間接着材