シーズン後半戦は甲斐国でアマゴとイワナに遊んでもらう

シーズンも後半戦になると川面にはメイフライの気配はなくなり、飛んでいるのは甲虫やアリなどのテレストリアルが中心で、セミは春蝉からニイニイゼミへと変わる。こうなると途端に日中のヤマメやアマゴの釣りが難しくなるので、1日を通して反応が良いイワナ狙いの季節となる。しかし標高の低い地域では釣りをしていてもその暑さに人間の方が参ってしまう。東北へ行けば涼しいだろうと思われがちだが、夏は日中の最高気温は東北でもさほど変わりはしないのである。

以前にも書いたかもしれないが、標高が上がれが気温は下がるので結果的に高い山を目指した方が良い事になる。ふもと近くの市街地が30℃であれば、そこから1,000m上にある釣り場は100mでマイナス0.6℃と言われているので、ざっと24℃の外気温。そんな場所の水温は岩魚にとって楽園と言えるのでしょう。

日本の高峰を求めて釣りを組み立てると日本アルプスがある長野・富山・山梨・静岡県で釣る事になる。登山バスに揺られて上流を目指すか、車止めから歩いて2時間弱歩き、さらに川通しで1時間歩くところが、この時期に目指すイワナの釣り場。この歳になるとあと何回新山に分け入る事ができるだろうかと考えながら、自分の膝に聞いてみるのである。今回は甲斐国で膝や太腿をイジメに行く事にしたのですが、今年は何となく.イワナやアマゴの成長が悪いと感じた源流釣り。今週の私は以下の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

南アルプス
激しめの釣りは今のうち。私の20年後は源流を歩けるかわからないので、今は気張って上流を目指す私。いつもならばもう少し上流から入渓するのだけれど、今回はあえて少し下流から入り、釣る距離を伸ばしてみた。下流部は川面に太陽が注がれ開けた地形。でもこの場所でも車止めから歩いて小一時間。
アマゴのフライフィッシング
魚の反応はすぐにあったけれど、フックになかなか掛からない。なのでフックサイズを16番まで落としてようやくヒット。例年に比べるとお魚のサイズは一回り小さく感じる。
南アルプス
この川は堰堤は少なめだけれど、入渓点から核心部までの高低差が大きい。途中で滝を何個か高撒いて、更にその奥に核心部がある。これから登る先の事を考えて、堰堤で水を浴びながらしばし休憩。
アマゴ
大きな滝壺が続くポイントで、シラ泡の中にフライをぶち込んで出た一本。やっぱり例年よりも一回り小さい。シラ泡の多いポイントでは、黒いフライがよく目立ちます。
支流の沢
時にこんな沢を登って上流を確認したり。しかしこの川は下流がイワナで上流がアマゴなので、その狭い沢を覗きに行っても、お魚がいる事は稀です。
サマースタイル
今月になってようやく活躍し始めたネルエピックのゲーターとセミドライソックス。今回は間違えて捨てるはずの古いフライウェイトシューズを持ってきちゃいました。ソールがほとんど無いので、チト危ないんですよね。
アマゴ
いつもだと流れの中に赤い尾鰭の9寸から尺アマゴが見えるのだけれど、今回はどんなに大きくても8寸どまり。今年は虫が少なく育ちが悪かったのかなぁ。体高も心なしかいつもより低く感じる。
アマゴの尾鰭
ここのアマゴは尾鰭の両端がハッキリとしたオレンジなので、尺アマゴは泳いでいるとすぐ発見できるのですが、今回はそんな個体が居なかったのが残念。この魚をキャッチした時点で入渓点から相当な距離を歩きました。私は仲間を置いて更に滝を二つ巻いて上まで魚を確認しに行ったのですが、魚のサイズは上がらず。
アクティブハイカー
車止めから釣り場までの距離がある場合、私はフィッシュポンドのリッッジラインテックパックの横にアクティブハイカーを刺して遡行します。コンパクトで邪魔にならず、グラスにしては少々硬めなので、イワナに向いたロッド。
山の恵
川を下る時間を考えて16時前には納竿。帰りの林道で色々な木の実を見つけたが、この山は猿に遭う事が多く、今回の野生動物との遭遇はその猿のみでした。
渓流
別の日にはその隣りの川へ。渓相はガラリと変わり堰堤だらけの川で鬱蒼としている。苔むした渓流でフライロッドを振る仲間は緑と同化し、どこにいるのかわからなくなる。
甲斐国の山深く
車止めから歩いて20分ほどしてから入渓したが、堰堤を高巻いてもまた300m先にはまた堰堤がある。太腿をいじめるにはもってこいの渓流。
イワナ
この川はイワナで綺麗な沢イワナ。お腹は綺麗なオレンジ色。いつ見ても自然の作り出す色に感動します。
バッタ
この時期はイワナの腹はこのバッタで満たされている事が多い。後半はチビイワナを避けるためにホッパーパターンを使ったが、そうするとフライに出ても掛からない体が多い。
おにぎり
イワナは堰堤を一つ巻くごとに数本ヒット。上流へ行くほどサイズは良くなる感じ。魚の数が釣れると昼休憩もゆっくりと取れるが、お昼は大抵コンパクトなコンビニのおにぎり。たまには贅沢をしたいけれど、最近の値段に腰が引けて¥200以下のツナマヨばかりを食べてしまう。
甲斐国のイワナ
イワナのサイズは7〜9寸まででツ抜け、釣り仲間は尺上をキャッチしていた。前半は釣れない時間が長かったので、次回はもう少し上から入渓しようかな。
レボマックス
愛用のレボマックスは氷を詰めて持ち込むが、途中で冷えてないお茶を継ぎ足しても最後まで氷が残っている優れもの。この季節は熱中症対策で合計約2リットルを背負っている。
イワナつり
堰堤を沢山巻いたので、筋肉痛になるかと思ったけれど、毎週同じような事を繰り返しているので、私の太腿はへっちゃら。しかし季節が進むと釣り場の選択肢がどんどんと減るので、残りの源流釣りはどこへ行こうか画策中。次回は過去の7月を辿って次回の川を決めようかな。

投稿者:

Hermit55

ハーミット店主の釣行記やよもやま話です。 お店にいる時間の方が長いので、釣りよりも店の話の方が多いかもしれません。漢字変換ミスが多々ありますが、見つけならが直しますので、ご勘弁を。