ロッドを折るよりもはるかに辛いフライボックスのロスト

最近はロッドを折ることが少なくなったなぁ、なんて思っていたら先月スコットのラディアンを折ってしまった。ハイエンドのフライロッドはライフタイムワランティ(生涯保証)が付いているものだから、ついガサツに扱ってしまう私。その修理は半年を要する場合があるけれど、バックアップのロッドがあればなんとかなるもの。そして修理代は免責でどのメーカーもおよそ1万円程度。昨今は16〜22万円になってしまったハイエンドロッドの価格を考えると、つい安いと思ってしまうのが良くない。もちろん細心の注意を払って折らないのが一番なのである。

そんな訳でロッドを折ってしまった時の心的ダメージはほんの一瞬で、バックアップさえ用意していれば、落ち込むのは30分もあれば事足りる。これがフライボックスを無くしたダメージだったらどうであろうか?

あなたは釣りへ出かける時に何個のフライボックスを持っていますか? 私の場合は種類を分けてフライベストにザッと6個を持ち歩いている。これが源流釣行の場合はイワナに小さいフライは使わないのでいつも4個を持参。今回は南アルプスの渓へ行き、前日に巻いたバッタ(ホッパー)フライを中学生の時に買ったライトタフボックスへと現場で移し替えた。

スパッツとセミドライソックスを履き、いざ出陣。

今回は朝一番のバスには乗らず3番バスで南アルプスに入山したので、山歩きせずに目の前から入渓する事にした。入渓点から岩場を降りて瀬の中を対岸へと渡り、そしてタックルの準備にとり掛かった。ラインを通しティペットを通した所で、さて昨日巻いたバッタでも結んで軽快に釣り上がりますか、とボックスを探すと無い・・。さっき仕舞った筈のポケットは半開きになっており、そこには2個のボックスのうちのライトタフボックスが見当たらない・・。魚釣りたさに、つい前のめりに準備したのがいけなかったのだ。

おいおい嘘だろ、さっきここに仕舞った筈。しかしいくら探しても無いものは無い。ボックスを最後に確認した場所からタックルを組んだ場所までの移動距離はわずか200mたらず。私は何度も往復してフライボックスを探したが見当たらず。きっと渡渉する時に岩から岩へ跳ねて渡ったので、その時にボックスを流してしまったのでしょう・・。普段ベストのポケットを開けっぱなしにしているお客さんを注意しているのに、実際には自分が無くしてしまったのである。

フライボックスには私の大切なフライを巻いた時間と思い出。そして50年連れ添ったボックスとの別れ。中に詰まったフライの数は大した量では無かったが、フライロッドを折るよりもはるかにダメージは大きいのでアリマス。

初っ端から出鼻を挫かれて、さらに上に見えるは先行者。気持ちをすぐに切り替えられたのは、すぐに釣れ始めるイワナのおかげでした。

そんな南アルプスでの釣りは以下の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

イワナ祭り
前日に巻いて一度も使う事なく流されていったフライたち。今頃はどこを彷徨っているのでしょう。そして手持ちのバッタは昨年の残りもの1本のみ。大切に使わなきゃね。という事で上流300m先に釣り人を見つけてしまったので、瞬足な私はいつもの1/3のスピードで釣り上がることに。一つのポイントを丁寧に攻めてしまう事で、魚のストック量が多いこの場所ではバイトが続きます。
イワナ
丁寧なアプローチとフライを見せる時間を長くすると、一つのポイントで必ずイワナがバイトするのですが、そこは人気の河川。出ても舐めるようなバイトでフッキングに至らず、スレッカラシ。そこで色々なフライを使ってみた結果、最初のうちはフライングアント11番が効率よくヒットしてくれる事がわかった。
フライングアント
しかし、フライングアントは5本も釣るとソラックスボディが食いちぎられ釣れなくなります。その前にフライの数が無さすぎて、このアントはパッチにくっ付けてあった散々釣ったフライ。使う前からウイングはボロボロでした。
イワナ
魚のサイズは7寸半〜9寸半まで。上流を行く釣り人は右岸(上流を見て左側)を釣っているので、私は左岸の竿抜けを拾い釣りしていく。しかし、先行者の歩みは遅く、すぐに追いついてしまった。おにぎりを食べながらその様子を見ていたら、どうやら初心者のようである。
南アルプスの魚たち
目の前の右岸に釣り人がいるけれど、左岸で容赦なく釣りまくる私。右岸の彼は10時頃には川を降りはじめたので、上流への遡行許可をとって上を目指す。今思えば彼は釣り降ったのだから、その上流のポイントをすっ飛ばす必要ななかったな。その後も釣れ続け12時を前にして20本を軽く超えてしまった。こんなに真剣に釣りをしてしまったのは、ボックスを無くしただらしない自分の情けなさから、その反動でムキになっていたからだろうか。もはや細かい魚は要らぬと、小型を避けるために12番より小さいフライを使うのは止めた。この頃から河原にはいつものカワラバッタが多く見えはじめた。
イワナ
よしよし、ここからが本番だなと一本しかない切り札のホッパーパターンを結ぶ。本当は2026年バージョンを使いたかったなぁ。バッタをキャストして一投目。瀬尻ですぐにイワナが出た。シーズン後半は目立った大きな虫は少なく、唯一大きな虫はこのカワラバッタのみ。風が吹いたり人が歩いたりすると川面にバッタが落ち、それをイワナが襲う。ホッパーパターンを使えばフライが大きいので必然的に魚のサイズが上がるし、フライが大きいのですぐに見つけてくれる。
大イワナ不在
この堰堤と堰堤の間に大きなイワナが浮いている事が多いのだが、今回は釣りをしている最中ずっと山小屋への物資を運ぶためのヘリコプターが行き来していたので、浮いている個体は一つも居なかった、残念。
イワナ祭り
早く上がった所で帰りのバスまで時間があるので、その後も釣り続ける私。大分釣り飽きたので、その後は多少深い岩陰中心だけに絞って上を目指します。
ソーラフレックス
シムスのソーラフレックスフーディはこんな風になっていて手甲入らず。もっとも日焼けしすぎた私がこんな事しても無意味ですが・・。
イワナつり
1個しかないホッパーパターンはイワナに頭の部分を壊されてしまい、最後は足がもげて使えなくなりました。いま呑気にこんなこと書いているけれど、今の私にはホッパーパターンが1個も無い事を思い出した。早く巻かネバ!
イワナ祭り
結局私は管釣りで終始入れ喰いをしている気分でしたので、数はヤバイくらいに釣ってしまい少し釣り疲れました。今回は一人釣行だったせいもあるので、いつもならばこの半分て事なんだよね。もっとも、こう書いてしまうと誰が来ても釣れるように感じてしまいますが、やっぱりそこはキャスティングやフライ、それ以外のスキルや経験は必要。この川をお客さんに紹介したところで釣れない人は釣れないんです。釣りが上手になる早道は、やっぱり上手な方と一緒に行って釣りのノウハウを教えてもらうことだと思います。
北岳を目指す人々
釣りは15時過ぎで終わりにしてバス停まで下山します。山荘に着くとちょうど最後のバスが到着し、白根御池小屋を目指す登山者が登って行きます。かつては山登りもしていましたが、ジジイになった私はもはや趣味は釣り一択。
ワセリン
おまけ情報を一つ。最近はネルエピックのセミドライソックスが人気でよく売れるのですが、生ゴムが触れる足首が痒くて仕方がないと言うお声をよく聞きます。ウェットスーツ類を着た事がある人だったら使った事があると思うのですが、肌とウェットスーツが触れ合う足首には、履く前にこのワセリンを塗っておくと痒みが抑えられます。私は若い時にサーフィンをやっていて(ほんの少しの間だけ)、先輩方からこのワセリンを渡され、首周りに塗りたくってました。
雷魚
南アルプスで釣りまくった今回。翌日はここに留まって他の川へ行くかとも考えたのですが、下界の市街地は最高気温38℃予想なので東京の方が涼しいので一旦帰りました。今回は少し釣りすぎたのでちょっと気持ちを切り替えて、翌日は関東圏の雷魚釣りへ出掛けてみたのです。しかし流石に朝早くは起きれず到着が遅すぎて何もなし。もっともロッドとリールを積んだのにルアーを忘れてしまったことは内緒ですヨ😆(相変わらずズボラな私でアリマス)

水平線のナブラを夢見て沖を目指すもベタ凪だったシイラクルーズ

毎年夏になると相模湾に繰り出しているのだけれど、もう何年もカツヲを手にしていない。もっとも皆さんを楽しませるためにシイラ中心のチャーターボートなので、オフショアのフライフィッシングは「海の日」辺りからスタートする。カツヲを本気で狙うのであれば季節で言えばもう少し前の6月下旬頃に釣りをするか、あるいは暑さが遠のいた10月以降の戻りカツヲを狙えば良いのだが、今年は7月の中旬でもカツヲが釣れ盛っていた。もしかして僕らも少しは釣れちゃうかも? なんてポジティブな気持ちはチト甘かった様です。あぁ、ちゃんと血抜きをしたカツヲが食べたい・・。

日本付近を通る黒潮の大蛇行が終息し、本来の相模湾らしくなってきたと感じる私。この調子でいけば後半は青モノが増えて相模湾でいろいろな魚種が狙えるのではないかと勝手に想像してます。また、昨年まではチャムに使うイワシはマイワシだったものが今年はちゃんとシコイワシ(カタクチ)が手に入ったので、今回は本気でカツヲを探してワッチ(ナブラを見つける役)を続けたのですが、大潮だというのに海はうんともすんとも言わず、潮が一向に流れている気配を感じなかった一日でした。

さて、そんな濁り気味だった相模湾のお話ですが、その翌日はまたしても山奥でイワナ釣りをしていた私。その標高差は1,000m、気温差は12℃でゴザイマス。お暇な方はご覧くださいまし。

相模湾の夜明け
イワシは取れている様ですが、相変わらずバケツ一杯1.3万円と高価。カツヲはイワシを大量に撒くので3杯分を詰め込み、丸伊丸でいざ夜明け前の海へ。パヤオに到着する頃には丁度お日様が出迎えてくれます。
丸伊丸の散水装置
パヤオに到着し散水開始。朝日に照らされてキラキラ光る海と潮。投げ込まれたイワシに反応してシイラが散水の周りに集まってきます。
満月にしなるロッド
朝の時合いはいつもボーナスポイント的なもの。パヤオに到着して約30分は入れ喰いを楽しみますが、私はイワシを撒いているので釣りができません。全員が釣れた所を見計らって空いている時間に私はロッドを振ります。
イワシ
イワシの生簀にカメラを突っ込んで撮影してますが、どれがマイワシだか分かるかな?背中が黒く細身で小さいのが(全体に写っているのが)、シコイワシ(カタクチイワシ)です。
シイラ
シイラのサイズはわりかし大きめで60cm〜1.3m程度。私はかなり大きい奴を掛けたのですが、ドラグを締め込んでもバッキングラインを150mほど突っ走り、10番ロッドでは止める事ができず、パヤオにバッキングが巻いてしまい新品のラインごと切れてしまいましたとさ。あ〜ぁ。
満月のロッド
写真を見てびっくり。ロッドの強度テストをしているのかと思うほどのしなり。このロッドはグラファイトですが、私を含め数名がグラスロッドを使っているので、多くの人のロッドが満月にしなってました。
シイラ
今回の最大魚はコレだったかな。多くの方が大物を掛けていたのですが、私と同様にパヤオに巻いてしまった方、あるいは無理に止めようとしてぶっちぎられた方などが多数でした。
相模湾のシイラ
海はベタ凪で潮が少し濁っている状態。カツヲ鳥はたくさんいるのですが、全て海上でお休み状態で、どこを見渡してもナブラのナの字もありません。カツヲは一度も沸く事が無く、潮目周りで狙うシイラのみの戦いでした。
ポッパーを引く
オオドモ(船尾)で釣る人はキャスティングできるので、ポッパーやミノーなどを遠投してかなりの数をキャッチしていました。
シイラ(マヒマヒ)
毎年相模湾でシイラを釣ると夏が本格的に始まったと感じる僕ら。シイラはフライフィッシング初心者でも簡単に釣れるターゲットなのですが、船をチャーターしなければならないハードルがあります。もう少しハーミットで出船数を増やしたい所なのですが、丸伊丸はオヤジさんが引退し2号船がなくなってしまったので、船の予約が取りづらい状態になりました。
丸伊丸
毎度お世話になっている、丸伊丸の船長。帰港する際に手伝ってくれる息子さんの成長を見て僕らの老いを感じます。
アイスクリーム
釣り終えた後は横須賀PA(上り)にて恒例のソフトクリームを食べて解散。コロナ前までは丸伊丸で冷麦を食べて解散だったのですが、コロナ以降どこの船宿も食事の提供をやめちゃいました。さて、帰ってシャワーを浴びたらビールでもかっくらって、早めに寝るとしますか。
北の渓流
その翌日は体を休めるための休日。しかしです、私の釣りの虫はおさまりません。充分睡眠をとった私はいざ北を目指します。車をぶっ飛ばして現場へ到着したのが12時半。車止めには3台の車がありましたが、どうせ朝から入っているだろうからと後追いでゆっくりと上がることにしました。
イワナ
しかし、さらに私よりも遅くにはいった方が来て状況を聞かれたのですが、私もその時点でまだ釣り時間はほとんど無し。仕方なく彼らの場所を作って上げるためにさらに上へ小一時間掛けて登りました。結果、釣りをする時間は1時間あるかどうかでしたが、数本の小さなイワナを釣って終了となってしまいました。相模湾の翌日にこんなに歩くとは思わなんだ。
林道のある川
この川にはかつての林道があって35〜6年前は車の通行ができたのです。私はこの道をランドクルーザー70で県境超えをしてました。が、それは遠い昔。今は人が通るのも阻むほどの崖崩れが多数。しかし、林道がある川は入渓数も多し。いっぱい歩いても釣れるとは限りません。
山奥
帰りの時間を考えると16時半にロッドを畳んでも車まで1時間半はかかる計算。18時半をまわると獣が活発に動くので、予定通りに納竿。その頃には雨粒が大きくなり、丁度よい納竿時間となりました。1日は船に揺られ翌日は歩き倒したので、連日気持ちよく10時間は眠れる、まるで子供のような私。8月に入るといよいよ釣りへ行く場所は決まった場所になりますが、その前にフライを巻かないとね。

 

 

テレストリアルパターンのフライを携えてイワナ狙い(関東圏の避暑地)

さっき過去ブログを覗いてみたのだけれど、10年前と今では私の釣りへ行くペースが格段に上がっているみたい。釣りへ行った事を全て記している訳ではないけれど、昨今の円安進行で海外釣行が減った分、現在は週2ペースでの釣り。歳と共に三途の川へ旅立ってしまう仲間が多くなってしまったから、私もいつ逝っても良いように、なんだか無理矢理釣行回数を増やしている様にも思える。でもね、飽きないんですな、フライフィッシング。

毎週お魚に壊されるフライと木々に献上してしまうものがあるので、フライボックスには常に足りない状態。そのため釣行数日前までに毎週10本以上のフライタイングは私のノルマと化している。都会の熱気から逃れる様に分け入るこのシーズンの狙いは勿論イワナになるけれど、彼らの食性を推理してこの時期は色々なテレストリアルパターンをタイイングするのである。

私が多用するフライパターンは4つで、ウォーターワスプ(フライングアント)・ホッパー(マダムX改)・ビートルパラシュート、それにトルードの4種類。これにカラーパラーンを増やせば、夏の低番テレストリアルは事足りると思っている。

今回の渓流は北関東で比較的低い場所にある渓流ではあるが、奥深いV字谷なのでバッタはあまり飛んでいない。なので今回はホッパーを除く3パターンで北関東の源流を楽しんできました。今年はクマ騒ぎで渓流には人が少ない感じがするけれど、やっぱり車止めには先行者は無し。車を置いて現場到着までかなりの時間が掛かるが、川通しで上がり滝や堰堤を撒く時に先が見通せない場所では一応熊を心配して笛を吹きまくって一人山奥へと行ってきました。

釣り半分、沢登り半分の様な釣りは以下の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

フライタイイング
直前に巻いたのはビートルのパラユート12番。フライングアントはヤマメにも使うので11〜15番まで巻いている。写真のトルードはロイヤルトルード10番だけれど、これ以外にライムトルードのカラーが必需品。グラスホッパーはそろそろ補充しないとなぁ。
熊さんの行く末
これは2014年の写真だけれど、この地域周辺はかつて熊を放獣していたんです。この看板の他に「○月×日・放獣しました、ご注意ください。」なんてのが数枚貼ってあって、その中で釣りをしていた僕ら。あれから10数年経って今は放獣という道は無く駆除対象になってしまった熊さん。人間はなんて都合の良い生き物なんでしょう。
アキアカネ
今回は車止めから歩く距離が少しあるので早めの入渓。車止めから川伝いに進み、堰堤と滝を高巻いて小一時間。ようやく谷が深くなってきたのでロッドを出す私。谷に刺す木漏れ日を待つかのようにアキアカネがたくさん。お魚の反応はやはり川面に陽が入ってからでした。
沢いわな
今回巻いてきたビートルは魚の反応はあるもののフッキングせず舐める様に出るだけ。魚は決して小さく無いので、フライを変えてチャレンジするとすぐにヒット。本日の主役はフライイングアントみたい。
落石注意
渓相は毎年変わり、随所で崖崩れや大岩が落ちていたり。以前釣りをしている最中に1トンはありそうな岩が落ちて来た事があるので、つい上を向いて前進してしまいます。釣りをしていて落石で死んでしまう確率ってほとんどないんでしょうけれど、もしそんな事があれば宝くじに当たったのと同じくらいの運なんでしょうなぁ。
イワナ
魚は満遍なくいる感じではなく、釣れるところはまとまって釣れて、その後はしばらく無反応という感じ。フライを奪い合う光景をなん度も目にしたけれど、一本釣れてしまうとそのポイントはもう魚が出てこない・・。
綺麗な渓流
V字谷の魅力は木漏れ日が作るコントラスト。こんな素敵な水と緑が連続して現れます。しかし、メチャクチャ釣れそうな所は、釣り人が攻める率が高いのか、思ったほど魚が出ないんです。
イワナたち
今回のイワナのサイズは8寸〜泣き尺まで。釣れるポイントによっては真っ黒けな個体もいたり、なんだかんだて数時間でツ抜けです。
レンブラント
V字谷は1日を通して陽が全部に差し込む事がなくレンブラント光線が映える。幾度の高巻きで少し疲れたので、この木漏れ日を見ながらおにぎりをパクリ。相変わらず¥200を超えるおにぎりには手を出さない私。
滝壺
一人釣行だと滝をへつって上に行く気がしない。この場所は高巻きが大変なので今回はここで終了。見た目よりも大きな滝壺で遠いところだとおよそ20m程あるのですが、その壁ギリギリにロイヤルトルードを投げまくって大物を探ったら、ヨンマルサイズがフライに出てきてビックリ。しかし早アワセですっぽ抜け。悔しくてその後もずっと投げまくって最後に釣ったのが泣き尺でした。
イワナ
ロイヤルトルードの良い点は、どんなに遠くに投げても見えるその視認性。それに滅多な事じゃ沈まない高浮力。イワナは10番のフライを丸呑みしてしまいました。
川原にて
山からすぐに出て来れない時は、このフィッシュポンドのリッジラインテックパックが私の相棒。食料の他にバナーやシェラカップを持っていて、コーヒーを飲んだり、寒い日はカップラーメンを食べたり。この時期はお茶類を2リットル以上持って行きますが、川の水を煮沸して飲むのでもなんら問題はありません。むしろペットボトルの水より美味しい冷たい水。
アイスが食べたい
今回は早めに入渓したので魚止めの滝までの釣りは13時頃まで。竿を仕舞い帰りは一気に降るけれど、太腿をいじめた帰りは慎重に降ります。釣り場は26℃だったけれど、アイスを求めたセブンイレブン前の外気温は34℃。さらに市街地は39℃と人間が焦げてしまいそうな下界の暑さ。やっぱり渓流の天然クーラーは気持ちが良かったなぁと感じたイワナ釣りでした。

シーズン後半戦は甲斐国でアマゴとイワナに遊んでもらう

シーズンも後半戦になると川面にはメイフライの気配はなくなり、飛んでいるのは甲虫やアリなどのテレストリアルが中心で、セミは春蝉からニイニイゼミへと変わる。こうなると途端に日中のヤマメやアマゴの釣りが難しくなるので、1日を通して反応が良いイワナ狙いの季節となる。しかし標高の低い地域では釣りをしていてもその暑さに人間の方が参ってしまう。東北へ行けば涼しいだろうと思われがちだが、夏は日中の最高気温は東北でもさほど変わりはしないのである。

以前にも書いたかもしれないが、標高が上がれが気温は下がるので結果的に高い山を目指した方が良い事になる。ふもと近くの市街地が30℃であれば、そこから1,000m上にある釣り場は100mでマイナス0.6℃と言われているので、ざっと24℃の外気温。そんな場所の水温は岩魚にとって楽園と言えるのでしょう。

日本の高峰を求めて釣りを組み立てると日本アルプスがある長野・富山・山梨・静岡県で釣る事になる。登山バスに揺られて上流を目指すか、車止めから歩いて2時間弱歩き、さらに川通しで1時間歩くところが、この時期に目指すイワナの釣り場。この歳になるとあと何回新山に分け入る事ができるだろうかと考えながら、自分の膝に聞いてみるのである。今回は甲斐国で膝や太腿をイジメに行く事にしたのですが、今年は何となく.イワナやアマゴの成長が悪いと感じた源流釣り。今週の私は以下の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

南アルプス
激しめの釣りは今のうち。私の20年後は源流を歩けるかわからないので、今は気張って上流を目指す私。いつもならばもう少し上流から入渓するのだけれど、今回はあえて少し下流から入り、釣る距離を伸ばしてみた。下流部は川面に太陽が注がれ開けた地形。でもこの場所でも車止めから歩いて小一時間。
アマゴのフライフィッシング
魚の反応はすぐにあったけれど、フックになかなか掛からない。なのでフックサイズを16番まで落としてようやくヒット。例年に比べるとお魚のサイズは一回り小さく感じる。
南アルプス
この川は堰堤は少なめだけれど、入渓点から核心部までの高低差が大きい。途中で滝を何個か高撒いて、更にその奥に核心部がある。これから登る先の事を考えて、堰堤で水を浴びながらしばし休憩。
アマゴ
大きな滝壺が続くポイントで、シラ泡の中にフライをぶち込んで出た一本。やっぱり例年よりも一回り小さい。シラ泡の多いポイントでは、黒いフライがよく目立ちます。
支流の沢
時にこんな沢を登って上流を確認したり。しかしこの川は下流がイワナで上流がアマゴなので、その狭い沢を覗きに行っても、お魚がいる事は稀です。
サマースタイル
今月になってようやく活躍し始めたネルエピックのゲーターとセミドライソックス。今回は間違えて捨てるはずの古いフライウェイトシューズを持ってきちゃいました。ソールがほとんど無いので、チト危ないんですよね。
アマゴ
いつもだと流れの中に赤い尾鰭の9寸から尺アマゴが見えるのだけれど、今回はどんなに大きくても8寸どまり。今年は虫が少なく育ちが悪かったのかなぁ。体高も心なしかいつもより低く感じる。
アマゴの尾鰭
ここのアマゴは尾鰭の両端がハッキリとしたオレンジなので、尺アマゴは泳いでいるとすぐ発見できるのですが、今回はそんな個体が居なかったのが残念。この魚をキャッチした時点で入渓点から相当な距離を歩きました。私は仲間を置いて更に滝を二つ巻いて上まで魚を確認しに行ったのですが、魚のサイズは上がらず。
アクティブハイカー
車止めから釣り場までの距離がある場合、私はフィッシュポンドのリッッジラインテックパックの横にアクティブハイカーを刺して遡行します。コンパクトで邪魔にならず、グラスにしては少々硬めなので、イワナに向いたロッド。
山の恵
川を下る時間を考えて16時前には納竿。帰りの林道で色々な木の実を見つけたが、この山は猿に遭う事が多く、今回の野生動物との遭遇はその猿のみでした。
渓流
別の日にはその隣りの川へ。渓相はガラリと変わり堰堤だらけの川で鬱蒼としている。苔むした渓流でフライロッドを振る仲間は緑と同化し、どこにいるのかわからなくなる。
甲斐国の山深く
車止めから歩いて20分ほどしてから入渓したが、堰堤を高巻いてもまた300m先にはまた堰堤がある。太腿をいじめるにはもってこいの渓流。
イワナ
この川はイワナで綺麗な沢イワナ。お腹は綺麗なオレンジ色。いつ見ても自然の作り出す色に感動します。
バッタ
この時期はイワナの腹はこのバッタで満たされている事が多い。後半はチビイワナを避けるためにホッパーパターンを使ったが、そうするとフライに出ても掛からない体が多い。
おにぎり
イワナは堰堤を一つ巻くごとに数本ヒット。上流へ行くほどサイズは良くなる感じ。魚の数が釣れると昼休憩もゆっくりと取れるが、お昼は大抵コンパクトなコンビニのおにぎり。たまには贅沢をしたいけれど、最近の値段に腰が引けて¥200以下のツナマヨばかりを食べてしまう。
甲斐国のイワナ
イワナのサイズは7〜9寸まででツ抜け、釣り仲間は尺上をキャッチしていた。前半は釣れない時間が長かったので、次回はもう少し上から入渓しようかな。
レボマックス
愛用のレボマックスは氷を詰めて持ち込むが、途中で冷えてないお茶を継ぎ足しても最後まで氷が残っている優れもの。この季節は熱中症対策で合計約2リットルを背負っている。
イワナつり
堰堤を沢山巻いたので、筋肉痛になるかと思ったけれど、毎週同じような事を繰り返しているので、私の太腿はへっちゃら。しかし季節が進むと釣り場の選択肢がどんどんと減るので、残りの源流釣りはどこへ行こうか画策中。次回は過去の7月を辿って次回の川を決めようかな。

裏磐梯と北関東を彷徨い、小ちゃいものに好かれた二日間(秋元湖)

歳を重ねると冒険心を忘れがちで、毎年同じルーチンで釣りを進めてしまう傾向がある。積み重ねた経験からどうしても安全パイを選んでしまうのは致し方ない事なのかもしれないけれど、それではワクワクする釣欲が薄れてしまうので、年に数回は新しい事にチャレンジする様にしている。

ハーミットへ訪れるお客様は関東圏にとどまらず、出張のついでなどで訪れた地方の方の釣り情報などが溢れ多岐に渡るが、あまりネットには出てこないが意外と人気があるのがフライでのバスフィッシング。関東だと芦ノ湖や河口湖、亀山ダムなどがメジャーだけれど、野尻湖や桧原湖、秋元湖へ行かれるお客様が楽しそうにスモールマウスバスの釣りを話してくださる。そんなスモールの話に吊られてしまい、前日にボートを予約して福島県の秋元湖へ出かける事にした。そしてその翌日はかつて良く訪れていた、その近所の川でヤマメを釣ろうという魂胆の二日間。

天気予報は曇り時々雨。実際には曇りがちの晴天で久しぶりに気持ちの良い青空の下で釣りをした福島の釣り。前情報なしでドタバタで釣りしたものだから、思うようにいかなかったけれど、小ちゃい魚に弄ばれたのに何故か気分はよかった福島旅でした。

そんな様子は以下の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

秋元湖
ボート屋さんの営業時間に合わせて到着を6時とし、逆算して自宅を2時に出発。どうせ船を借りるのならばとフットコンと魚探がセットになった12フィートのアルミボートをレンタル。ちなみに私は昔、レンジャーやナイトロなどのバスボートを売っていた事もあるのですヨ。だけれどフットコンは未だに慣れず、今回は釣り仲間に任せたら同じ場所をグールグル😆
秋元湖
裏磐梯でスモールマウスバスを釣る湖として有名なのは、桧原湖・小野川湖とこの秋元湖。湖が大きくトーナメントなどがよく開かれているのが桧原湖だが、ボート屋さん曰く「桧原湖が一番プレッシャーが高い。」と言われたので、それを避けて秋元湖にしてみた。借りたボートは古く、付いている魚探のホンデックスは私がバスフィッシングをしていた頃の年代もの。バッテリーもボイジャーときたもんだ。かなりレトロなアルミボート。
秋元湖でポッパーを引く
秋元湖には大きな流入河川があり、その上流部ではイワナが釣れ、インレット付近ではヤマメが釣れる。勝手がわからない僕らはとりあえずやたらめったらポッパーを投げまくって引きまくった。しかし、ライズ、ボイルなど何もなし。魚の気配は鯉のみ。インレットへ行けばボイルでもあるかと行けば、障害物もなくお魚の気配がない。ビンテージ魚探に映る影は水深6メートル付近に映るバスらしき影。ポッパーじゃ出ないですですかねぇ。
秋元湖
出発が早かったものだから、10時を過ぎた頃には二人ともまさしく”船を漕いで”いました。船は上流から下流までそこら中走りましたが、岸際で魚の反応は皆無。他のボートが出てきたのが10時過ぎで、それにならって同じコースを走りタイプ3のシンキングラインでおよそ6mを引きまくるけれど、それも無し。新しい事を始めると何をどうして良いか分からず、なかなかか難しい。
スモールマウスバス
あまりにも反応が無いものだから、湖をやめて川でヤマメ釣りでもしようかとボートランチへ戻ったらボイル発見。ここでようやくスモールマウスバスをヒット。フライはタンカラーのゾンカー。よく見ると岸辺にはワカサギの群れが見えた。
スモールマウスバス
ワカサギ周辺を何度もフライを引いているとたまに釣れるスモールマウスバス。終了時間までこの辺で粘ろうと思ったら、バッテリー切れで魚探とエレキが使えなくなってしまった。浅瀬の多い湖で障害物があるので、今回は15時までの早上がりとなりました。
流入河川でヤマメ釣り
宿は桧原湖の素晴らしい眺望が楽しめるホテルに泊まり、翌日は秋元湖上流にある川へ。昔はココでチビヤマメを沢山釣った記憶があるので、それがどう変わったかを散策。すると反応はそこら中であるものの、ヤマメさんは小さ過ぎて全くフッキングせず。昔と変わらないなぁ。
ヤマメ
とりあえず魚をキャッチしないとと思い、フライのサイズをどんどん小さくしてようやくキャッチのヤマメさん。フライはコンパラダン。
福島の川
私が上流に入り、その100m下に釣り仲間が入ったのだが、その丁度真ん中辺りに熊さんが現れこんにちは。釣り仲間は笛を吹きまくり熊さんは藪の中へ。その後は離れて釣りをするのは危ないと判断し、二人は互いに見える範囲で釣りをする事にした。しかし、熊を見て以降はお魚の反応は全くなくなってしまった。それがクソ暑い12時のこと。 さてどうする?俺たち。
おにぎり
あまりの暑さと熊を見たことでやる気が失せた私たち。こうなりゃホームリーバーへ戻るかと、ここ秋元湖から南へ140km移動する事にした。ココは福島と違い曇り空で今にも雨が降ってきそう。長距離移動で何も食べずにここまで来たけれど、福島で買った限定おにぎりがあったのでそれをぱくり。ゴボウの味が強くとても美味しかった。
フライングアント
北関東の川へ到着すると私の車はフライングアントが車一面にたかってきた。「よし、コレダ!」と思ってフライボックスを探るも、16番サイズのアントは一本も持っていなかった、ガックシ。
ヤマメ
ライズを見つけて何度かチャレンジして掛けたヤマメはやっぱりコンパラダンでヒット。サイズは福島よりも一回り大きいけれど、どんぐりの背比べ。8寸サイズ以上の魚の反応が一気に減った事で、季節が一つ進んだ気がした水曜日。
イブニングのフライフィッシング
イブニングは大物がいるポイントでやる予定だが、それまではゆっくり叩き上がってチビを釣りまくる。と言っても重さがないチビはフライへの反応は良いけれど、自重で掛からないのでフッキングが難しい。
イワナ
遠目で大きめの魚のライズを見つけてその魚にチャレンジするも、先にこのチビイワナが喰ってしまった。でもこの川でイワナは久しぶりに釣ったかも。
放流もの
所定の時間になり前回取り逃した大物ポイントへ入ると18時45分からライズ開始。葦のキワキワから時折顔を出すのだけれど、10数投目でドンピシャ決まりフライにでた個体。これはデカイとやり取りしたのは34センチ。しかし、尾鰭がピンシャンなのに胸鰭だけが無い放流もの・・。それも少し錆びて婚姻色がすでに出てしまっている。もう夏ですなぁ。
ヤマメ
ボディ全体に桃色が浮き尾鰭の上下はオレンジ色。臀鰭はペンキを付けた様な白。私は婚姻色の出たヤマメは産卵準備に入った魚をイジメているようで、どうも苦手。
イブニング
かくして私はフライが見えなくなるまで頑張りましたが、その後はチビが2本掛かって終了となりました。今週に入って一気に気温が上がり始めた都内。今までの釣りは標高1,000m以下が中心でしたが、これからは1,000m以上の標高での釣りが多くなる事でしょう。

 

大尻沼のドライフィッシングからホームリバーへの旅

私は年間でボートに乗っている機会が普通の人よりはかなり多い釣り人かもしれない。秋から冬の間は東京湾のシーバスボートに明け暮れ、3月には芦ノ湖でブラウンハント。春から秋には丸沼とこの大尻沼でのボートフィッシングが恒例である。そう、今年は偶数年で大尻沼が解禁する年。2年に一度の行事で大尻沼詣の年なのでアリマス。奇数年は丸沼の上にある菅沼が解禁するのですが、大尻沼の話が多い理由は、同じ一列上にある沼でも標高差が200m以上あるのです。その為、菅沼はセミなどが鳴かず虫類が少ないせいか魚体が細めで魚に迫力が無いので、どうしても大尻沼釣行の方が増えてしまいます。

さて、先月に阿寒湖で使うために巻いたセミフライが余っていたので、それを消費しようと出掛けた大尻沼。15時にはずぶ濡れになるくらいの大雨をくらった時点で釣果はツ抜け(10本以上)していたので一度納竿し、私はそこから120kmをも移動してホームリーバーを目指すのでした。この日は6月最後の日。どうしても6月中に決着をつけたかったというよりは、6月まではやり切ると決めていたので、どうしても最後のスイングをしたかったので大移動する事となりました。

そんなおバカな私は以下の通り。
お暇な方はご覧くださいまし。


大尻沼(完全予約制・人数制限あり)
2026年オープン期間:5/16〜10/31
予約:環湖荘(0278-58-2002)
場所:群馬県利根郡片品村(ボートのみ)
入漁証:丸沼の環湖荘にてお支払い後に移動し、丸沼温泉第2駐車場へ移動。そこから徒歩7〜8分。
釣り方:フライ・ルアーのみ(キャッチ&リリース・バーブレス使用)

丸沼温泉
土日は混むので少し前からの予約が必要ですが、平日は前日予約でほぼ大丈夫。丸沼の環湖荘で入漁料とボート代をお支払いし、車をこの丸沼温泉第2駐車場へ移動。ここから徒歩にて向かいます。
大尻沼
環湖荘から丸沼温泉第2駐車場へ行くすがらにこの大尻沼へ行く降り口があるのですが、駐車場から丸沼へ戻る方向で5分ほどの場所にあります。矢印の方向に徒歩で降りましょう。
大尻沼ボート場
帰りに写したので大雨の写真ですが、8時スタートの時点では曇り空。ボートは好きなものを選ぶのですが、前日の雨で大抵水が溜まってます。それを船に乗っている柄杓で掻き出してから釣りスタート。
ラディアンを折った・・
久しぶりにスコットのラディアンを持ち出して出掛けたのですが、レインボーを2本を釣った後にロッドティップにラインが絡み、その瞬間に魚が出てたのを思わずアワセてしまったので、ロッドを折ってしまいました。ガックシ・・。仕方なくロッドを車へ取りに戻るロスタイム突入。
大尻沼のレインボートラウト
お魚の方は出だし良く最初はシンガマボディのフライで反応が良かったが、ロッドを取りに戻った後は反応が渋くなった。この時点で大きいフライはダメと判断し、フライングアント11番に変えた事で順調に数を伸ばしました。でも結構スレていて、見つけた魚に正確に1m手前に入れないと見切っちゃうんですヨ。
セントリック9フィート4番
いつも様に張り出した木の下を回遊する魚が少ないので、沼のど真ん中でライズする魚を探してキャスト。これだけ雨が降っているのに丸沼からの放水が無く、水が動いていない状態なのでベストコンディションとは言えない状態。とは言っても魚を見つけさえすれば釣れるので、数釣りは順調に伸ばす私。お魚は大きく50〜60センチほどなので、午前中で腕が痛くなってきた。交換したセントリックC904/4は非力デス。
ボートルール
丸沼でボートでの事故が続いたので、ボートフィッシングのルールが段々と厳しくなってきた。昨年の死亡事故以降に今度は飲酒にて落水し死にかけた方がいたとのこと。ボートも運転するものですし特にバランスが必要なので飲酒は厳禁。また、立っての釣りが禁止されたので、正座から膝立ちのスタイルを続けたおかげで、翌日の私は太腿の付け根が筋肉痛になってしまいました。
スコットのフライロッド
ラディアンを折った後は念の為ボートに2本のロッドを持ち込んだ私。セントリックはフライングアントを使いサイトフィッシング。魚が見つからない時間帯は沼の真ん中でGT8106/4を使いセミフライを浮かべました。沼の真ん中で出た個体は元気良く、バッキングラインまで引き出していったので、楽しいのなんのって!
キモゼミ
阿寒湖の余りであるキモゼミを沼の真ん中で浮かべていると、10分に一回くらいバイトがあります。しかし喰い方が下手なのでフッキングする確率は3割程度。
キモゼミ弱し
バイトがある度にフックセットを試みるも、すっぽ抜けた時に口を閉じているものだからセミフライは無惨にも壊れてしまいます。今回の釣りでキモゼミは1個を残して全部壊れてしまいました。腹部分の破壊が頻繁なので、この部分が交換できると良いのですが・・
大尻沼のレインボートラウト
お魚はシンガマボディ8番のフライで3本,4番のセミで3本。残りの5本は全てフライングアント11番。ティペットは2〜4X。14時半ごろには充分堪能した私。大尻沼はオールC&Rでボート上への引き上げは禁止なので、ネットインしてそのままリリース。なので全体の写真は撮れないので、こんな写真ばかり。シャッターを100枚切ってもそのほとんどがピンボケなんですヨ😆
ファイト中
最後の一本はこんな大雨の中でドライフライフィッシング。パンツに雨が染み込む程の大雨だったので、時間いっぱい前に私は撤退を決意。というか、そもそもイブニングは川へ行くつもりだったので、全て予定通り。
中禅寺湖、男体山
大尻沼をおよそ15時で後にし、横目で菅沼を見て金精峠を越えて湯の湖へ。さらに湯川を下り、ここ中禅寺湖でシャッターをパシャリ。流石にこの時期にはフライマンはほとんどいません。さらにいろは坂を下って大谷川へ。そのままその本流でスイングしても良かったのですが、今年はホームリバーで6月いっぱいまでやり切ると決めていたので、さらに30キロほど移動。大尻沼からホームリバーまでの移動距離は県をまたいだ為になんと120km。そのおかげでスイングの時間はわずか30分ほどになりました。
シムス フライウェイトシューズ
シムスのフライウェイトシューズのフエルトがすり減ってツルツルになってしまったので、今回からおニューのフライウェイトをおろしました。私の釣行回数がハードなのでサイドも擦り切れて使いものにならなくなるので、ウェーディングシューズは1年で交換です。
ホームリバーでスイング
18時半からスイングしたのですが、まだこの明るさ。しかしもうこの時期の夕方は虫っけはまるでなし。魚の活性は鯉の跳ねとアユのみ。なんか起きやしないかと一投入魂するのですが、おそらく鮎のアタックをロッドに感じたのが2回のみで終わりました。
大尻沼のレインボートラウト
日没後少し過ぎまでスイングをし続けましたが、何事もなし。今シーズンのホームリバースイングはこれで終了です。今年は少なからず小型ながら本命をキャッチできたから、気持ち的には良しとします。さて、これからはシーズン後半戦。私はどんな釣りへ出かけるでしょうか。興味がある方は後半戦のブログにもお付き合いください。

 

梅雨の合間にホームリバーを離れ中越へ(イワナのフライフィッシング)

世の中のAI進出は思っていた以上に早いスピードで色々なジャンルに活用されていると感じるのは私だけでは無い筈。気がつけば物流や飲食店の多くに活用され、外食産業は人手を介さずタブレットで注文するのは当たり前な時代になりつつある。ネットで普及するAIエンジンは使い込むほど学習し、自分の知りたい情報がいとも簡単に手に入る時代になってきた。つい10年前に「この先無くなる職業」なんてキーワードがあったけれど、あっという間に事務作業やレジ精算の仕事は減少の一途を辿っている。果たしてこの先、釣りにAIは何かしら関わって来るのだろうか? なんて考えながら、先だって中越地方でフライロッドを振り回してきた。

僕らの楽しんでいるフライフィッシングは多くの方は魚をキャッチするまでの過程を楽しんでいる、その一連の流れを人が体感する経験。私の代わりにロボットが釣ってくれたとしても僕らはの目的は食料調達ではないので自信が体感しないと何ら面白みがないのである。釣りの中でAIを活用するとすれば釣れた時の天候や水温日時や場所のデータを蓄積し、AIで分析するなどが考えられるが、目まぐるしく変わる自然相手の釣りで果たしてそれがどの程度成果が出るのかは私的には甚だ疑問である。

まぁ、どんなにこねくり回してもフライフィッシングは超アナログな世界であり、この先100年後でも基本的にフライフィッシングは形を変える事はないでしょうな。そんな余計なことを考えながら河原の草をかき分け、毎年変わる川の様相をどう攻めるかを考えて予測し、フライをキャストし続けるのが先日の私でした。

最近は書くネタが尽きてきたので、脱線した話で申し訳ない。
お暇な方は以下をご覧くださいまし。

中越のフライフィッシング
東京から程なく近い中越の釣りで、今回はいつもより北側にある川からスタート。東京は台風前で雨が降っていなかったのだけれど、こちらは毎日ザッと降っていると地元の方に聞きました。水量多めで遡行は水圧を受けるので、かなり体力が必要だった。しかしこうして流れに立ってキャスティングしているだけで、僕らは幸せ。太い流れの中から魚がつきそうな場所を予測しフライを流せば、ヤマメとイワナが半々の確率で飛び出て楽しませてくれる。
ヤマメ
ヤマメの写真を撮り忘れましたが、このネットの中はヤマメ。サイズは7寸が中心。日中は小さめのメイフライとカディスが少しだけハッチ。フライを小さくすればヤマメ、大きくして緩い場所を狙えばイワナといった感じ。
イワナ
イワナはヤマメよりも育ちよく、8寸半〜9寸中心。緩い渕尻に陣取っているのがイワナ。
中越の川
朝は雨模様だったのが、お昼近くになるとお天道様が顔を出した。しかし今回は水が太いなぁ。フライフィッシングはどちらかというと少し渇水気味の方がドライフライはポイントが絞り込めて釣りやすいのですが・・。
イワナ
上流へ進めば進むほど傾斜がキツくしら泡のポイントばかりになってしまったので、お昼過ぎにはこの川を退渓して、東京方面に近い川へ移動することに。行きなれた林道を山奥へと向かったのですが、昨年よりも溝が深くなり現在の私の車では一番奥へ車を突っ込むのが困難になりました。なので、途中下車して歩きで川へ向かい入渓。するとすぐにイワナがこんにちは。
中越の釣り
2本目に入った川はお魚がどこにでもいるという感じではなく、要所で固まっている感じ。釣り人が多いのか、出てもスレているのか掛からない個体が多かった。
イワナ
大きな淀みがあるポイントでは、なぜか反転流にイワナがかたまり、一時は二人で入れ食いモード。それもそのほとんどが9寸中心。ひとしきり数を釣ったらサイズが7寸までダウンしたので、そのポイントを離れました。気がつけばイワナが十分楽しめたのと、これ以上続けると真っ暗な退渓になるので、5時にて納竿となりました。
神様ちゃんぽん
関越自動車の帰りはいつも上里インターチェンジで神様ちゃんぽんを食べるのが僕らのルーティン。新メニューのバターコーン何ちゃらを堪能し、家路に着くのでありました。そろそろイワナ釣り本番の季節になってきましたなぁ。

老体に鞭打ってダブルヘッダーを二日間(友釣りと共有する本流の釣り)

北海道釣行が冷めやらぬ前に終盤戦のスイングで何か起きやしないかと期待して北関東の本流へ出向く私。今年は水温の上昇がやや遅めで水に浸かっていると釣れそうな予感だけはまだあるんです。まぁ、いつもの通りそう思っているだけで何事もない時間が過ぎていくだけなんですが・・。

6月に入ると各地で鮎釣りが解禁し、本流で鮎釣りを楽しむ人と戻りヤマメやサクラマスを狙う人が同じ場所で釣りをする訳ですが、違う魚種を狙う釣り人同士でポイント争奪戦という事にはなりません。関東圏のサクラマスの場合は水温が上がり過ぎない朝の時間帯が中心になるのだが、太陽が顔を出し暑くなってくると僕らはロッドを仕舞い込む。するとその水温の上昇と共に鮎釣り師がくるので、丁度入れ違いで同じポイントを共有している。

そんなポイント共有で鮎師との交流を楽しむ私ですが、昨今の釣り事情の情報交換をするのが私の日常。フライフィッシングは高齢化で釣り人口の変化を少しずつ感じているけれどアユ釣りはさらに深刻で、おとり屋(友釣りに使うおとりの鮎)が一軒もないという河川まで出てきた。また、私も最近気づいた事なのですが、鮎が釣れる本流は苔ではなくバイカモなどの藻が異常に増えたと感じている。その原因は定かではないが、アユ師の見解は僕らと同じで「農薬」ではないかという事。推論なので何の根拠もないのですが、オイカワ・ウグイがいない、あるいは水生昆虫の激減。そして藻が生える。現在の本流は以前と異なる環境になっているのは事実なのです。

私は鮎師に、「鮎って道具が高いから入門者が激減しているんですよね?」と聞いてみたら、「あなた達がやっているフライロッドだって、高いでしょう? あなたの使っているその竿はいくらなの?」 と聞かれれば、確かにフライも鮎もそこそこ良いものを求めたら、その金額には大差がないんですね。鮎釣りを取り巻く環境は友釣りから鮎イングへと少し変化をし始めたけれど、フライフィッシングも何か変革を起こさなければいけない時期なのかも知れません。

例によって私は本流から源流へ大移動する毎週の釣りで、その移動距離は60キロ。今回はダブハン信者を増やすために本流にてキャス練をした後に源流へ行くという、ハードで内容の濃い釣りを楽しんできたお話は以下の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

北関東の河川
現在の本流の夜明けはとても早く寝る時間がなくなってしまうので、初日は本流を少しだけ確認してから源流へ。この川は今年初めて入る川ですが、40年前はイワナ一色だったけれど、現在イワナの姿はない。釣りは魚止めの滝まで行ったらUターンして川通しで帰るパターン。
ファーガス
慌てて川に入ったらストリッピンングガイドにラインを通し忘れ、「飛ばない。」と悩みながらキャスティングを続けてました・・。皆さんもそんな失敗をしているでしょう?
ヤマメ
水が冷たいせいか、ここの魚はいつ来ても若干錆びている様な色合い。お魚は7〜7.5寸平均で、ポイントの各所からこんにちは。適当に数釣りした所でこの川を離れ、イブニングは釣りやすい別の川へ移動。
ファーガス・フォレストバム
ファーガスのフォレストバムは周りの草木と同じカラーなので、お魚を撮影後に竿をどこに置いたかわからなくなる事がしばしば。最近の私はシーズン後半になるとファーガスばかり使っている様な気がします。
那須塩原
この川もいつの間にか場所によってはバイカモが生えていて、昔と雰囲気がだいぶ変わってきた。バイカモの隙間からヤマメのライズなんて昔はなかったのにねぇ。
ヤマメ
ヤマメの放流量が多いこの川は、このシーズンでも放流したての面構えを持ったヤマメさんが釣れてしまう。5本釣るとそのうち1本は胸鰭が無かったりするので、がっかりしちゃいます。
ヤマメ
イブニングライズは6時40分くらいから始まり、7時過ぎまで続いた。サイズは7〜8.寸半までで、ひとまわり大きい泣き尺は賢くて取ることができませんでした。それでも数は相当釣れたので大満足。その後は翌朝の本流狙いのために60キロ移動するのですが、ホテルをとった所で滞在はわずか数時間なので、車中泊となります。釣りのためとは言いながら、この歳での車中泊はちとキツいデス。
本流の釣り
2時半に起きて用意し、釣り場に立ったのが大体少し明るくなった頃合い。水量と水温は申し分ないのですが、今回は流下する虫っけがまるでなし。時折跳ねるのは緩い流れに群れる鮎のみ。次の一投で「ドスン」と来るぞ、とポジティブなキャストを繰り返すのですが、関東圏の本流は年々釣れなくなっている気がします。
河原の虫達
釣れない時間は周りの草木に生息する昆虫達が私を癒してくれます。季節が進んだので、最近はアオハダトンボが多く見るようになってきました。ダブハンのスイングは6時までして、その後はお客様と合流してダブハンのキャス練です。
本流でキャスティング練習
最近のダブルハンドロッドは高額なので、ウィンストン・Gルーミス・スコット・オービスなどのハイエンドモデルをご購入頂いた方には、こうして本流でキャスティングスクール&実釣を無料で行っています。但しこちらの都合に合わせて休みを取って頂ける方のみになります。ダブハンのキャス練は朝6〜10時ごろまでにして、余力がある人には一緒に60キロ移動してもらい、源流釣行へご案内。こんな私に付き合う為にはタフでないといけませんな。
源流の釣り
60キロ移動した後に、前日とは違い車を停めてからさらに林道を1時間歩いてから釣り場に入ります。車止めからでもお魚は釣れるのですが、おおらかな魚を釣るには少し上に行く必要があります。かといって林道を歩き過ぎちゃうと、魚は細かく数釣りになっちゃいます。その辺のさじ加減が難しいです。
ヤマメ
この川はヤマメとイワナの混成。かなり上に入ってもヤマメが釣れます。腹鰭が白い綺麗な天然繁殖魚。
源流
林道が川に並走している川は入渓が多いのでお魚はスレ気味。スレていない魚は全て投げにくい場所から出てきます。なので釣りをしている最中はその大半がしゃがんだ状態でのキャストが強いられるのです。
源流のイワナ
もう一回り大きいイワナを期待したのですが、サイズはこの大きさまで。まぁ、数はそれなりに釣れたので良しとしますか。
源流の川
日が傾き始めると虫達は騒がしくなるのですが、車まで戻る時間を考えるとそんなに遅くまでは入っていることができません。大体5時前までで納竿し、車には6時過ぎごろ到着となります。
ヤマメ
この二日間で釣ったヤマメは数知れずだけれど、大物は一つも出なかった。しかしこうして毎週私と遊んでくれるヤマメさんに感謝。北関東の本流スイングのシーズンが終われば、私はそろそろ甲信越の釣りへと変わります。皆さんはどの地域でヤマメさんと遊んでいますか?

りゅうちゃんと愉快な仲間たち(北海道の阿寒湖に集結す)

このブログを覗くと横浜にあるシークロの船長であるリュウちゃんの話が時々出てくるかと思うが、彼をご周知の方も多い筈。彼は根っからのフィッシング・バムで、若い時には全国を釣り行脚していた、釣りキチ三平くんに登場する魚信さんの様な人である(チョット例えが違うかも?)。仙人の様な雰囲気を醸し出し温和な人柄からか、シークロにいる3人の船長の中でもその人気が高い。

今年のゴールデンウィークにシークロへ行った際に、「6月頭が暇だったら一緒に阿寒湖へ行きませんか? 毎年皆で集まるんです、楽しいですよ!」とリュウちゃんに誘いを受けたので、その翌日にエアチケットと宿が取れたので、今回の旅に参加する事に決めた。

リュウちゃんを軸に阿寒湖に集まった人々は東京の人だけではなく、同郷の北陸のメンバーから中部地方の方。それに北海道在住と多岐にわたる。10名を超える大人数でどうやって釣りをするのかと思ったら釣り自体はバラバラの行動で、連絡を取り合いながら釣れる方へ擦り寄っていく様なスタイル。一ヶ月単位で北海道へ上陸し釣りをする人は、決められた集合日だけ釣りの報告会の様に集結するという塩梅であった。宿は皆バラバラなのだが町内にある居酒屋に集結し、その日の釣りや近況を報告し合う釣り仲間。その光景を見て私は勝手にフライ業界の「リュウヘイ会」と命名し、リュウちゃんの友人達を垣間見て楽しんだのであった。

お酒がすすみ、その中の一人にどうしてこの集まりに参加するのかと問うと、
「リュウちゃんは人ったらしなんだよなぁ。」と言う回答。
なるど、その雰囲気から男どもでも巧みに誘惑(魅了)されてしまうのも頷ける。

大人数で行動するのが苦手な私なのだけれど、今回はリュウちゃんと愉快な仲間たちと触れ合い、とても新鮮な気持ちでフライフィッシングを楽しんできたので、今回はそのご報告。

本当ならば集まったその夜の様子を載せたかったのですが、皆さんの許可をとっていないので写真は釣りを中心でお送りします。実際の釣りは阿寒湖に止まらず、多くの場所を散策しましたので、これから行かれる方の多少なりとも参考になれば幸いです。

お暇な方はご覧くださいまし。

阿寒湖
東京を朝イチの便で出発すると、釧路空港には9時半ごろに到着。国道240号線を北上し午前中には阿寒湖へ到着。すぐに釣りを開始するのだけれど、一般の人々が集結するポイントには行かず、りゅうちゃんのお気に入りのポイントへついて行く。しかし、そこは道なき道のジャングルクルーズ。熊さんに遭わない様に願いつつ湖岸まで前進。
阿寒湖のドライフライフィッシング。
私がこの地を訪れるのはおよそ30年振りくらい。今回はセミのドライフライフィッシングと言われたので、一生懸命セミを巻いてきた訳なんですが、ハルゼミは丁度この日を境に鳴き始めた模様。でも、目立ったボイルは無し。思っていた以上に寒いんです。
蝦夷春蝉(エゾハルゼミ)
セミの断末魔、これが本当のセミファイナル? 目の前に落ちたセミを見れば、大きさとカラーは巻いてきたものと丁度同じ。湖面に落ちた蝉は羽根を動かし波紋を描く。お魚はきっとこの波紋に反応するのでしょう。
エゾウグイ
ライズがないので適当に葦の外側へ投げながらポイントを変えて行ったのだけれど、4番のキモゼミをガッポリ飲んでしまう始末。時に早アワセするとキモゼミの尻尾の部分を咥えて離さないので、キモゼミが壊れてしまうのです。フライの強度はマシュマロパターンのハルゼミや、ディアヘアでこしらえた物の方が丈夫でした。こうして実際に使ってみないと分からないものですね。
アメマス
一匹だけセミを捕食するアメマスを見つけたのでそれにキャスト。シングルハンドだとバックが取れないので四苦八苦。かといってスイッチロッドだと手前の葦が邪魔で投げづらそう。何度か投げ返してようやく一本ゲット。しかし午後は気温が下がってしまい虫っけがなくなったので、その後は蝉もモンカゲも無く静まりかえってしまった。
屈斜路湖の林道
その夜は遅くまで釣り談義に花が咲いたのだけれど、翌日は6時出発で再び阿寒湖へ。しかし風と気温が低いのでな〜んも無し。沈めるとエゾウグイが反応するだけなので、大きく移動して屈斜路湖へ行く事にした。その移動時間は1時間半。レンタカー2台で移動したのだけれど、スイフトは同色でどこへ行っても目立っている感じ。最近のコンパクトカーは何に乗っても優秀ですね。
屈斜路湖
屈斜路湖は日本で6番目に大きな湖で本栖湖とは比べ物にならないポイントの多さ。着いて見れば強風だということも相まって、そのポイントの大半が海のような状態で釣りにならず。仕方なく風裏になる中島の西側に入るが、ダウンジャケットを着込むほど寒く水面は何もなし。
蝦夷うぐい
仕方なく沈めて探ってみるが、反応してくれるのはエゾウグイのみでした。今回の釣りでウグイは数えきれないほど釣れましたが、最近ウグイを釣っていなかったので、これはコレで楽しいターゲットです。
屈斜路湖・和琴半島
和琴半島の東側だったら風裏になるのではと念の為行ってみましたが、波は少ないものの寒くて雰囲気がなかったので屈斜路湖から流れる川を南下し、昔良かった場所を思い出しながら川を探って見る事に。
K川
デントコーン畑の正面辺りで良い釣りをした思い出でを辿り入ったこの場所ですが、あまりにも時が経ちすぎてその雰囲気は様変わり。シングルハンドでウェットをスイングするも、レンボーは全く反応せずこの日はオデコに終わってしまった。遊び終えて宿に着けばすでに19時を回っており、そこから夜の大宴へと突入。温泉に入って床に着くのは午前様となってしまいました・・。
昨年も来た川
湖しかやらないつもりで来たのでウェーダーはネオプレーンを使用。阿寒湖のドライフライがまだ時期的に少し早くあまり芳しくないので、阿寒湖町を離れて別の地域の川を散策する事に。持っているフライが限られているので、最初はウーリーバガーをスイングしてみた。するとチビニジがヒット。たまにアタるも続かないのでその上流へ移動することに。
レインボートラウト
上流へ移動するとライズしているポイントがあったので、12番のドライフライでなんとかドライでゲット。サイズは30センチ絡みまでで大きいものが出ない。そしてライズは続かない。
カワゲラ
ハッチしていたのはヒラタカゲロウとこのカワゲラ。サイズにして20ミリくらいかな。普段見ているオオヤマカワゲラから比べるとグッと小さい。
北海道の川
上流へ行ったリュウちゃんがなんか騒いでいるので行って見ると、良いサイズのレインボートラウトとファイト中。
ランディング
緩い流れの中で一回り大きい個体を見つけたので、クイルゴードンに結び変えてヒットしたとのこと。
レインボートラウト
ヒレピンの見事なレインボーをキャッチ。お天道様は気持ち良く照らし続けてくれるので、私はこの時点でネオプレーンの暑さで下半身が蒸れ蒸れ状態になり、不快感極まりない。
レインボートラウト
リュウちゃんに釣れた状況を聞き、似たようなポイントを探していざ上流へ。しかし新たなライズを狙おうとしたら、急に川がドチャ濁りになってしまい強制終了。それが中途半端な時間になってしまったので、今回の旅はこれにて終了となりました。気が付けば朝から晩まで良く動いたもんだ。もう少しジジイの自覚を持たないと体が壊れちゃいそうです😆

夜明けのスイングに想いを馳せたが妄想に終わった件(関東圏の本流スイング&支流)

本流の季節はあっという間に過ぎて行き、気がつけばもう6月。北関東で遡上魚を追いかけ回す季節はそろそろ終盤戦へ向かいます(実際には9月まで出来ますが、婚姻色を纏った魚を私は追いかけません)。夏至が近くなるこの時期の夜明けはとてつもなく早く、辺りが闇から解放されフッと明るくなる時間は今だと大体3時半頃になります。

私のイメージでは月明かりの中でタックルをセットしポイントへ移動し。日の出30分前位なったらスイングをスタートするのが理想。ラン(良い流れ)の頭からスタートしてワンキャスト事に3ステップダウン(3歩下流へポイント移動)して行く。10キャスト目ぐらいに流れのスピードが理想的な場所になり、「あの波頭の前でフライをスイングさせたらきっと良いことが起こるだろう。」と、軽くテンションを加えてみる。するとドスンというアタリののちリールが悲鳴を上げる。そんな感じが私の理想的な早朝ヒットシーン。

毎年の事ですが6月の夜明けは本当に早いから朝は1時半起き。しかしそんなことをすっかり忘れて目覚まし時計をいつもと同じ時間に合わせて起きた私。車を走らせている時は前述の妄想を胸膨らませ、気分は上場。高速を降りて目的の川へ近づいた頃に夜が明け始めてしまった事でようやく気づき、出遅れたことで車を加速させるのです。もちろん理想の時間には間に合いません。

ポイントにはエサ師の先客。別の場所へ移るにしてもどんどん明るくなってしまうので慌てて用意をして空いた場所でスイングを始めるのでした。

スイングの釣りは周りの雰囲気で何となくその日にドラマティックな展開が起こるかどうかが分かるのですが、今回はあえなくキャス練となるのでした。

そんな本流のスイング後に源流の釣行は以下の通り。思った通りネガティブなことが続きました。

お暇な方はお付き合いください。

本流のスイング
一昔前であれば6月と言えば解禁したばかりの鮎師で賑わっていたのですが、今はオトリ屋さんが減ってしまい決まった場所にしか人はおらず、その賑わいはどこへやら。しかし、本流遡上魚狙いのエサ師は同じ場所で仕掛けを流しています。私は空いた流れに入り、瀬頭からずっと降りましたが、何事もありませんでした。
ウェットフライ
フライを巻く時間がないので、現在は手持ちのフライをスイングするのみ。といっても、ダンケルドとグリズリーキングはたくさんあるので、持ち玉には困りません。
スイングは不発
太陽が上がり切る前までは釣れる時間なので、一つのラン)を流し切ったら、別のポイントへ速攻移動。合計3つのランを攻めましたが、水面は極めて穏やかで虫が流れておりません。時折大きな鯉がボイルするのみ。渇水気味なのでこの状況だとお魚は動かないだろうなと判断し、スイングは7時で終了。
ヤゴ
先月まではカワゲラとカゲロウ類の抜け殻ばかりでしたが、現在はヤゴ(オナガサナエ)の抜け殻だらけ。カワゲラと違い複眼の大きさを見て仮面ライダーを思い出します。河原での観察を終えた後は1時間半かけて再上流部へ移動してヤマメ釣り。
堰堤
移動した先の支流は今年始めて入る場所で、林道を長い事走ってその車止めから入渓するのだが、入ろうと思った場所にはすでに車が。平日に釣り人と被る事がない場所なんですが、運が悪いです。しかし、相当前に入っただろうから後追いでも良いかと入渓点へと降りていくと、何と目の前に人が・・。これでは一歩も進めないので、その場所から川を下れる所まで降り、大堰堤まで降って釣ることにしました。この場所に入るのは15年振りぐらいです。堰堤に浮いている大物が見えれば崖を降ろうかと思いましたが、何もナッシング。
支流のヤマメ
さらに悪いことが続き、前回の釣りでベストの中身を大きいフライへ入れ替えてしまったことを忘れて川に入ってしまったので、手元にあるフライが6〜14番まで。14番サイズは数えるほどしか持っていなかった。今から戻るのは到底無理なので、仕方なく釣れそうなパラスピナーを結んでキャストしてみた。しかし心配はご無用で、すぐに釣れてくれたヤマメさん。
砂礫のポイント
とは言うものの、堰堤のすぐ上なので、砂礫が溜まり魚が着く石が少ない。ポイントからポイントが遠いが、釣れそうな場所には全てヤマメが居てくれた。
朱点を纏うヤマメ
ここのヤマメの特徴は、ヤマメなんだけれど側線に沿って朱点があること。隣りの支流とは全然違うヤマメたちなんです。
ハバチ
試しにストマックポンプを入れると、ハバチの類いが出てきた。フックサイズにして18番かな。手元にセミやバッタ、カメムシはたくさんあるのだけれど、このサイズのフライは一切なし😆
関東圏のヤマメ
お魚のサイズは6寸半〜8寸といったところ。水が綺麗だから、写真の処理をしなくともこんなにも綺麗に映ります。むしろまだ水が冷た過ぎる位なので、本格的なシーズンはもう少し先かもしれません。
渇水気味のポイント
支流も渇水なので、ある程度水深がある場所にお魚は固まっていました。そのため1本釣ると同じ場所からもう一本釣ることは出来ず。雨が降れば瀬に入ってくれるのでしょうが、台風前の一番水が少ない時期に入った感じ。
ヤマメ釣り
結果的に入渓点までに戻る頃には小型中心ながらもツ抜けしたので満足。後追いでその上へ少しだけ入ったのですが、フライへの反応がなかったので少しだけ上がってやめました。この時点ですでに8時間は釣りをしているので、一旦どこかの道の駅で休憩して再度本流へ戻ることに。しかしこの休憩が爆睡になってしまい本流のイブニングに間に合わず、結果的に支流の釣りでこの日は終わってしまったのでありました。