時は止まることを知らず、あっという間に時間は過ぎていきます。2月になれば渓流が解禁する地域が出てくるので、フライが少ない私はタイイングに専念しなければいけない時期なのです。とはいうものの、釣りばかり行っているので一向にフライが増えないんですけれどね。
1/8にブログを更新してから何も書いていませんが、何もしていない様で釣りは色々な管釣りへ行ってました。しかしまぁ特に企画を考えて釣りをして無かったので、ブログを書く気分にもなれず今に至るというわけです。
とりあえず解禁に向けて私のエンジンが掛かるまで、もう少しだけユルユルな釣りを楽しみたいので、今週は今まで行った事が無い静岡県の松川湖へ出掛けてきました。この湖は昔からレインボートラウトとサツキマスが釣れることは知っていたのですが、訪れた人たちの反応はなんとも煮え切らない回答が多かったので、敬遠していた次第。まぁとりあえず新しい事をやってみようと珍しく重い腰を上げて出掛けたのであります。
松川湖は静岡県伊東市にあるダム湖で、近くには大見川水系の地蔵堂川や冷川があるので、3月を過ぎたらこの辺でアマゴを狙うことはあるのですが、この時期に3時間掛けて来るのは初めてです。渓流解禁までの釣りとしての釣り場と考えた場合、私的には本栖湖と天秤にかけてしまうので、どっちへ行くかというとやっぱりその利便性とロケーションで本栖湖を選んでしまうのです。よって松川湖はアクセスが良い方が訪れる場所となるのかな。
今回訪れてみてもう一つ思うことは、ルールが非常に細かいということ。初めて訪れる方はそのルールをよく確認してフライフィッシングを行わなくはならない点と、ダム湖なのでフライキャスティングができるポイントが少ないのが難点だと思います。
さて、お暇な方は以下をご覧くださいまし。
松川湖 (奥野ダム)(伊東市松川漁協・静岡県伊東市)
解禁:2/1〜1/31(通年解禁)
入漁料:¥1,000
主なルール
● 釣り方はルアー・フライ・テンカラのみ
● バーブレスフックの使用
● ウェーディング禁止
● シングルハンドロッドは10フィートまで(テンカラは3.9m以内)
● ダブルハンドは指定区域のみ可能(要確認)
● ミッジのフライフィッシングは指定区域のみ可能(要確認)
● インジケーターは2センチ以下(直径8mm以下)まで使用可能
● ワーム禁止
● 制限尾数 5尾(12cm以下捕獲不可)
● 季節により一部釣りができない場所がある(要確認)
● 鉛の使用不可(代用品は可能)
● 釣りは日の出から日没まで(夜釣り禁止)
伊豆半島の真ん中ら辺に位置する松川湖は伊東市にある。伊豆半島の南部にある河津川へ出掛ける事はあるが、この辺で釣りをする時は大抵冷川か地蔵堂川でアマゴを釣っている私。昔からレインボートラウトが釣れることは知っていたけれど、あまり話題にならないのでずっとパスしていた場所です。
着いて思ったことは、雰囲気はバスフィッシング。でもここでは入漁証を買ったとしても、バスフィッシングは禁止です。釣りものはレンボートラウトになります。そしてこの吊り橋から上流は落合川に繋がるインレット。ココはルールに何も書いてないので、ミッジのドライフライフィッシングは出来るのかな?(要確認)ちなみに入漁証はつりチケで購入できますが、この橋の一つ上にある橋のたもとにある漁協が設置した釣り券自動販売機(すぐ近くです)がありますので、そちらで購入することができます。
この場所は湖の西側の面(A地区)で、04/01~05/31の9時~16時は危険回避指定箇所として指定時間内禁漁になる場所。釣る場所によって細かなルールが沢山あるので、事前チェクが大変・・。しかし、真夏以外は毎月100キロ放流しているみたいなので、お魚はいる様です。
ざっくり言うと、ダブルハンドの釣りはこの地図のC地区しかできません。そしてウェーディングができません。A地区は観光シーズンの時間指定内は禁漁。E地区はミッジのフライフィッシングが出来ないと言うことです。そもそもダム湖なので平常水位だとバックスペースがある場所がほとんどないので、フライフィッシングを許可されているものの、釣り場所は少ないので混雑するであろう土日は、ポイント探しがちょっと大変かもしれません。
マッキーと私はフィッシングルールを読み込んできたつもりでしたが、放流場所であるスロープ前でダブハンを振っていたら、ダブハンはC地区のみだと親切にして頂いた釣り人に指摘されたので、シングルハンドルースニングの釣りにすぐ切り替えました。
まぁ色々やっていればそのうち反応があるでしょうと、マッキーと横並びでやってました。ウェーダーを履いてないので、膝から太ももがとても冷えてしまい、本栖湖よりも寒さを感じる状態。ずっと体を動かしながらキャスティングを続けましたが、お昼を過ぎても魚っけが何も無し。しかし、自分達のいる場所から200mくらい先にしきりに鵜が出入りしているので、もしかしてそこかも?と思い、場所を移動することに。
小さなワンドはバックキャストの距離が取れず、仕方なくめいいっぱいのロールキャスト。キャスト開始してすぐにアタリがありヒット。マッキーと私は小さな流れ込みを挟んで釣りをしていたので、マッキーがランディングのサポートにまわる事ができず、私はトラインアングルネットをアタフタと広げている時にずっこけて、ティペットが切れてしまいました。残念・・。
魚が掛かった事でやる気をだした二人だったのですが、その後日没までキャストし続けて何の反応もありませんでした。と言うことでオデコに終わりました、チャンチャン。その後、冷え切った体を温めたくてラーメン屋を求め彷徨った僕ら。二人の意見は僕らには本栖湖の方がお似合いだねって事でした。正直ここはルアー向きの釣り場。もし釣りプランを組み立てるのであれば、渓流解禁時に濁って釣りができないなどの時の逃げ場所として使うかも?です。