田舎が無い私は夏休みが始まっても遠出する予定はいつも無かった子供の頃。なので都会に残った数人の友達と一緒に出かける釣り場は決まって近所の弁慶堀。昨日その堀に掛かる橋の中央で首都高4号線とその前に広がる緑に囲まれた弁慶堀を眺め、そっと目を閉じて過去の自分と重ね合わせてみた。聴こえてくるのは行き交う車の騒音に混じる虫たちの聲。そして釣り仲間たちとたわいも無い会話や、数々の思い出。ここへ訪れればいつでも小学6年生頃に戻れるのだなぁ、と。私はいつまで経っても釣りをしている最中は少年の心なのだと悟り、はがゆいやら、恥ずかしいやら・・。
毎年のことですが9月後半はどこへ行こうか悩まされる時期。最近はお店はの暇さからストレスを感じているのか、お疲れ気味の私。いっそ何もせず家でボーッと過ごせば良いのに、家にこもっていると益々調子が悪くなるのが私でして、やっぱり風を感じながら野外で昼寝をする方が似合っているのです。いつもならば前日までに計画を立てて朝早くに目的地に向かって出かけるのですが、今回は気分が気分が乗らず何も考えられず爆寝。翌日考えた挙げ句、赤坂見附にある弁慶堀のボートに乗ってお昼寝する事に決めたのでした。お昼寝といってもロッドはとりあえず持っていき、まぁなんか釣れたらいいなぁ、とお気楽な私。
昨日のユルユルなフライフィッシングは以下の通り。お暇な方はご覧くださいまし。