ボキャブラリーが尽きた私は釣り日誌を淡々と語る(相模湾のシイラ)

ハーミットがこうしてネットに何かを書き始めたのは、ウェッブサイトというものが出来た当初からなので、なんだかんだでフライにまつわる日々を、ネット環境を通じてずっと皆さんに伝え続けている様です。んがしかし、最近の私はブログ更新が停滞中。今回ここに書く内容も火曜日のことだからだいぶ日にちが経っちゃいましたね。

要するに、ブログを書き出すのに何かキャッチーな出だしをと毎回考えているのですが、とうとう思いつかなくなってきたのです。そもそも私は語彙力がそんなにないので、自分が生きてきたお面白エピソードを書き添えてきただけなので、いい加減ネタがないんですね・・。

ということで私のタイピングする意欲が復活するまでは、更新が停滞するか至って普通の釣果報告になってしまうかもしれませんが、勘弁してくださいまし。

以下は先だっての火曜日に行った、相模湾シイラフィッシングの釣果報告。
ペンペンシイラは沢山いたので全員沢山釣れましたが、大物に関しては今一歩といった感じでした。

長井港
地球温暖化の影響はチャム(コマセ)のイワシを買う事にまで影響している。昨年同様に港内の水温が高く船を長時間停めると死んでしまうので、秒殺で出港するのです。さらに水温が上がらない朝早い時間に買い付ける為に、出航は年々早まる一方。暗がりで出航するとすぐに夜が明け始めました。
シイラ
30〜40分も走ると最初のパヤオに到着。それと同時に日の出時間になり、朝日を浴びてシイラフィッシングの開始。ロッドを出してわずか数分で最初の一本がキャッチされます。僕らの間ではペンペン(小さいシイラをこう呼ぶ)とは言わず、このサイズはミニラと呼んでいます。
カンパチ
パヤオ(沖漁礁)にタイトにキャストすると、今年はカンパチの子供が沢山掛かります。サイズはまだまだ小ぶりですが、これからグッと大きく育つ事でしょう。
トリヤマ
朝の早い時間帯は、時折トリヤマ(イワシの群れを追いかけ回す鳥群)が沸いています。この下にイワシがいて、さらに下にシイラやカツヲ、マグロが着く訳ですが、今回の鳥山には大型魚がいませんでした。
富士山とフライロッド
大きく弧を描いたグラスロッドのその曲線美の中には富士山が。なんか贅沢な気分を味わえますなぁ。台風のうねりは思ったほどなく、快適なフライフィッシング。
シイラ
シイラのサイズは大きくても60〜70センチ程度と前年に比べるとやや小振り。それでも飽きない程度にフライロッドに掛かってくれるシイラには感謝しかありません。常に誰かのロッドにシイラが掛かっている状態は、釣れない日を知っているだけに贅沢は言えません。
シイラ
何本かのシイラとカンパチは持って帰り、その日のご馳走となりました。食べるにはこれぐらいのシイラがちょうど良いのです。
チャム用のイワシ
今年のイワシの値段はなんと一杯¥14,000。これ以上高くなったら、もうイワシを買うのはやめてしまうかもしれません。チャムがない時はフックを取ったルアーをキャストして船縁まで寄せて、散水回りにフライをキャストしてシイラを食わせます。
シイラ
チャムが高くて少ししか手に入らなかったので、前半はチャムを巻かずにシイラを釣りました。そして太陽が高くなってシイラの喰いが悪くなり始めた頃にイワシを撒き始めたのですが、ピーカンになるとイワシを撒いても喰いつきは少し悪いです。
シイラ釣り
陽射しが暑いので移動中の皆さんは影に隠れて休憩。私はできる限り船首に立ち、シイラの群れやナガレモノ(漂流物)を探しますが、穏やかな時間が長いと気持ちよくて船首で寝てしまいます。
空を舞うシイラ
かくして、今回も無事シイラのフライフィッシングは幕を閉じました。陸に戻ったらいつもはすぐにアイスクリームを求めて彷徨うのですが、今回は汗をサッパリ流して帰りたいと思いソレイユの丘にある湯へ直ぐに出向きました。しかしこれが失敗。朝が早かった分だけ終わりが早かったので、海と夕日の湯はまだオープン前でしたとさ(14時半からのオープン)。ちゃんちゃん・・。

投稿者:

Hermit55

ハーミット店主の釣行記やよもやま話です。 お店にいる時間の方が長いので、釣りよりも店の話の方が多いかもしれません。漢字変換ミスが多々ありますが、見つけならが直しますので、ご勘弁を。