秋の湖は野反湖からスタートしたが雨の一日だった

渓流シーズンがそろそろ終わりなので、僕らはシーバスか湖のフライフィッシングがスタートする。関東圏で標高の高い湖と言えば丸沼の上にある菅沼が標高約1730mになるのだが、秋のシーズンはこの標高が高い方から順番に水温が落ちていくと考えれば間違いない。しかし今年は大尻沼が解禁の年なので菅沼は禁漁期。よってその次に標高が約1,513mにある野反湖が現在の秋のフィッシングフィールドとしてオススメの場所。

私が10代後半の頃はバイクでこの湖へ駆け上がっていたのだが、まだ万年雪が斜面にあり夏でも寒い湖だったのは遠い昔の話。最近は以前はいなかったセミの声が聴こえ、訪れるたびに温暖化を感じてしまうのである。

時にその碧さを伝えるために地方名にブルーを添えて表現するが、湖に棲むレインボートラウトの背中の碧さを伝える為にブルーバックレインボーと言われるようになった。その言葉が頻繁に使われるのは本栖湖とこの野反湖で、空の青さ、または湖の深さを象徴する碧さを背負ってブルーバックとなる。あなたはその神秘的なブルーを持つトラウトに出逢った事はありますか? その碧さを知ると私みたいに毎年必ずその地へ戻ってくるのでしょう。

そんなブルーバックレインボーを求めてマッキーと私は夜明けを目指して1時半出発する日帰り組。片道3時間半近くかかるので1泊二日が一般的なのだけれど、私はジジイの体に鞭を打って何故だか日帰り釣行が多くなってしまった。

さてハーミットのデコボココンビである管理人とマッキーが野反湖でどんな釣りをしてきたか、その様子を見てみたい方は以下の写真をご覧くださいまし。現在の野反湖はハイシーズン。釣りたい気持ちがある人はきっと良い釣果が待っています!

野反湖は曇天
私が寝坊したせいで現地についったのは既に明るくなった時間。天気予報は1日雨で、小雨から徐々に大雨になる予報。外気温は15℃とフリースを着て丁度。水温は測らなかったけれど、流れ込みは低く、そうでない場所との水温さは2〜3℃ありそうな感じ。
オヤマリンドウ
野反湖のフライフィッシングシーズンはどんな時でも高山植物が彩りを添えてくれる。私は全く詳しくないので、毎回グーグル様に尋ねてはその名を忘れてしまう。今回釣り場でひっそりと咲いていたのはこのオヤマリンドウ、多分・・。
野反湖
熊笹をかき分けて湖へ出ると、水位は少し低めで湖の湖岸をずっと歩けるのが良い。最初はカメムシのドライフライで釣るためにニシブタワンドの一番奥を攻めていたけれど、ドライへの反応は薄いので、対岸へ回ってきた。
ハコスチ(レインボートラウト)
ドライへの反応が全くないので沈める事に。私はスぺイライン(フローティング)で底の釣りはできないので、フライの重さだけで沈めてユルユル引きでヒット。なんか今年のレインボー(ハコスチ)は平均サイズが大きく、60センチ台が中心。
野反湖で釣り
釣り方のパターンを掴んでしまったら、回遊のたびにヒットするレインボートラウト。時に50m以上ランニングラインを引っ張り出し、沖で元気よく跳ねる個体。大きいからなかなか寄らない。初めてここへ訪れた人にこのサイズが釣れたら、きっとビックリするでしょうなぁ。
レインボートラウト
マッキーはスコットのシングルハンド8番、それにインターミディエイトのタックル。魚の回遊するルートを把握して釣果を伸ばす。時に目の前を回遊するレインボーにカメムシを投げるも、スレているのかあと一歩で食いつかない。
野反湖のカメムシ
今年のカメムシは大きく2センチオーバー。しかし天気が悪いで飛翔している個体が少なく、レインボーは全然上を向いてくれない。
野反湖の釣り
仕方なくドライは諦めてインタミで釣るマッキー。魚のサイズは相変わらず大きく、小さくても55センチオーバー。ヒットフライはブラックゾンカー。時にレインボーの稚魚を追い廻しそれに喰らいつく大イワナがすごいスピードでやってくるけれど、ミノーイーターのイワナはフライでは釣れませんでした。
レインボートラウト
釣れるパターンを見つけた私は同じ場所で釣りまくる。お魚のサイズはほとんどが60センチ以上で、60半ばのサイズが最大。このペースならばツ抜けは簡単だと思っていたら、予想よりも早い大雨に見舞われて釣果は途中でストップ。ちなみに今回のレインボーはハコスチと通常のレインボー(ドナルドソン)の半々で釣れましたが、皆さんにその違いがわかるかな?
大雨の野反湖
突然降り出した大雨。この雨をきっかけに魚のスイッチが入るかも?とマッキーはドライフライを投げてみる。するとカメムシフライに尺オーバーの立派なハヤ(ウグイ)がヒット。それも丸呑み。
野反湖の釣り
しばらくはその大雨の中で釣りをしていたのだけれど、あまりのひどさに耐えきれなくなり、15時半には撤収。そもそもこれだけいっぱい釣っていたので、早めに上がって温泉に浸かって帰れば、こんな目に遭わなかったのに・・。
レインボートラウト
かくして今回の釣りは無事終了。本当はドライで釣りたかったのですが、いつもならば2本も釣れば充分なこの湖なんですが、こんなに大きいのがたくさん釣れたので大満足(8本の釣果)。今回行かなかったエビ沢方面へ行けば野反湖育ちのギンギラギンのレインボーもいますので、皆さんもぜひ挑戦してみてくださいな(イワナが見えていますが遊漁期間は9/20まで。レインボーは11/10まで)。

投稿者:

Hermit55

ハーミット店主の釣行記やよもやま話です。 お店にいる時間の方が長いので、釣りよりも店の話の方が多いかもしれません。漢字変換ミスが多々ありますが、見つけならが直しますので、ご勘弁を。