私と同世代である1962〜7年あたりは、基本釣り好きが多いのです。第一次釣りブームとなった火付役はおそらく漫画であり、当時少年マガジンに連載されていた、「釣りキチ三平」なのです。その漫画に読み耽った私の場合は三平くんが投網を投げれば同じように投網を買って練習し、遠投競技の章に入れば意味もなく遠投練習する、まるでコピー人間の様なもの。当時は相当な人が影響され、そのうちの一握りが未だ一つの趣味として続けているのです。でもね、フライフィッシングだけは釣り場で出会った影響で始めたので、サンペイくんよりもずっと先に始めてましたヨ。
三平くんの漫画といえば夢のある大型魚が多数登場する訳で、私の場合はその魚たちをキャッチする事 を未だに夢見るオジサンと言った感じかな?登場するようなサイズは現実味が薄いとしても、少しでもそれに近づけたら私は本望なのでゴザイマス。
「釣りキチ三平」の中で人気があるのはきっと北海道のイトウか四万十川のアカメあたりでしょう。どちらも夢のあるメーターオーバーの世界ですが、この秋は久しぶりに北の大地で夢を追い掛けて来ましたよ、同世代同志でね。