テレストリアルパターンのフライを携えてイワナ狙い(関東圏の避暑地)

さっき過去ブログを覗いてみたのだけれど、10年前と今では私の釣りへ行くペースが格段に上がっているみたい。釣りへ行った事を全て記している訳ではないけれど、昨今の円安進行で海外釣行が減った分、現在は週2ペースでの釣り。歳と共に三途の川へ旅立ってしまう仲間が多くなってしまったから、私もいつ逝っても良いように、なんだか無理矢理釣行回数を増やしている様にも思える。でもね、飽きないんですな、フライフィッシング。

毎週お魚に壊されるフライと木々に献上してしまうものがあるので、フライボックスには常に足りない状態。そのため釣行数日前までに毎週10本以上のフライタイングは私のノルマと化している。都会の熱気から逃れる様に分け入るこのシーズンの狙いは勿論イワナになるけれど、彼らの食性を推理してこの時期は色々なテレストリアルパターンをタイイングするのである。

私が多用するフライパターンは4つで、ウォーターワスプ(フライングアント)・ホッパー(マダムX改)・ビートルパラシュート、それにトルードの4種類。これにカラーパラーンを増やせば、夏の低番テレストリアルは事足りると思っている。

今回の渓流は北関東で比較的低い場所にある渓流ではあるが、奥深いV字谷なのでバッタはあまり飛んでいない。なので今回はホッパーを除く3パターンで北関東の源流を楽しんできました。今年はクマ騒ぎで渓流には人が少ない感じがするけれど、やっぱり車止めには先行者は無し。車を置いて現場到着までかなりの時間が掛かるが、川通しで上がり滝や堰堤を撒く時に先が見通せない場所では一応熊を心配して笛を吹きまくって一人山奥へと行ってきました。

釣り半分、沢登り半分の様な釣りは以下の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

フライタイイング
直前に巻いたのはビートルのパラユート12番。フライングアントはヤマメにも使うので11〜15番まで巻いている。写真のトルードはロイヤルトルード10番だけれど、これ以外にライムトルードのカラーが必需品。グラスホッパーはそろそろ補充しないとなぁ。
熊さんの行く末
これは2014年の写真だけれど、この地域周辺はかつて熊を放獣していたんです。この看板の他に「○月×日・放獣しました、ご注意ください。」なんてのが数枚貼ってあって、その中で釣りをしていた僕ら。あれから10数年経って今は放獣という道は無く駆除対象になってしまった熊さん。人間はなんて都合の良い生き物なんでしょう。
アキアカネ
今回は車止めから歩く距離が少しあるので早めの入渓。車止めから川伝いに進み、堰堤と滝を高巻いて小一時間。ようやく谷が深くなってきたのでロッドを出す私。谷に刺す木漏れ日を待つかのようにアキアカネがたくさん。お魚の反応はやはり川面に陽が入ってからでした。
沢いわな
今回巻いてきたビートルは魚の反応はあるもののフッキングせず舐める様に出るだけ。魚は決して小さく無いので、フライを変えてチャレンジするとすぐにヒット。本日の主役はフライイングアントみたい。
落石注意
渓相は毎年変わり、随所で崖崩れや大岩が落ちていたり。以前釣りをしている最中に1トンはありそうな岩が落ちて来た事があるので、つい上を向いて前進してしまいます。釣りをしていて落石で死んでしまう確率ってほとんどないんでしょうけれど、もしそんな事があれば宝くじに当たったのと同じくらいの運なんでしょうなぁ。
イワナ
魚は満遍なくいる感じではなく、釣れるところはまとまって釣れて、その後はしばらく無反応という感じ。フライを奪い合う光景をなん度も目にしたけれど、一本釣れてしまうとそのポイントはもう魚が出てこない・・。
綺麗な渓流
V字谷の魅力は木漏れ日が作るコントラスト。こんな素敵な水と緑が連続して現れます。しかし、メチャクチャ釣れそうな所は、釣り人が攻める率が高いのか、思ったほど魚が出ないんです。
イワナたち
今回のイワナのサイズは8寸〜泣き尺まで。釣れるポイントによっては真っ黒けな個体もいたり、なんだかんだて数時間でツ抜けです。
レンブラント
V字谷は1日を通して陽が全部に差し込む事がなくレンブラント光線が映える。幾度の高巻きで少し疲れたので、この木漏れ日を見ながらおにぎりをパクリ。相変わらず¥200を超えるおにぎりには手を出さない私。
滝壺
一人釣行だと滝をへつって上に行く気がしない。この場所は高巻きが大変なので今回はここで終了。見た目よりも大きな滝壺で遠いところだとおよそ20m程あるのですが、その壁ギリギリにロイヤルトルードを投げまくって大物を探ったら、ヨンマルサイズがフライに出てきてビックリ。しかし早アワセですっぽ抜け。悔しくてその後もずっと投げまくって最後に釣ったのが泣き尺でした。
イワナ
ロイヤルトルードの良い点は、どんなに遠くに投げても見えるその視認性。それに滅多な事じゃ沈まない高浮力。イワナは10番のフライを丸呑みしてしまいました。
川原にて
山からすぐに出て来れない時は、このフィッシュポンドのリッジラインテックパックが私の相棒。食料の他にバナーやシェラカップを持っていて、コーヒーを飲んだり、寒い日はカップラーメンを食べたり。この時期はお茶類を2リットル以上持って行きますが、川の水を煮沸して飲むのでもなんら問題はありません。むしろペットボトルの水より美味しい冷たい水。
アイスが食べたい
今回は早めに入渓したので魚止めの滝までの釣りは13時頃まで。竿を仕舞い帰りは一気に降るけれど、太腿をいじめた帰りは慎重に降ります。釣り場は26℃だったけれど、アイスを求めたセブンイレブン前の外気温は34℃。さらに市街地は39℃と人間が焦げてしまいそうな下界の暑さ。やっぱり渓流の天然クーラーは気持ちが良かったなぁと感じたイワナ釣りでした。

シーズン後半戦は甲斐国でアマゴとイワナに遊んでもらう

シーズンも後半戦になると川面にはメイフライの気配はなくなり、飛んでいるのは甲虫やアリなどのテレストリアルが中心で、セミは春蝉からニイニイゼミへと変わる。こうなると途端に日中のヤマメやアマゴの釣りが難しくなるので、1日を通して反応が良いイワナ狙いの季節となる。しかし標高の低い地域では釣りをしていてもその暑さに人間の方が参ってしまう。東北へ行けば涼しいだろうと思われがちだが、夏は日中の最高気温は東北でもさほど変わりはしないのである。

以前にも書いたかもしれないが、標高が上がれが気温は下がるので結果的に高い山を目指した方が良い事になる。ふもと近くの市街地が30℃であれば、そこから1,000m上にある釣り場は100mでマイナス0.6℃と言われているので、ざっと24℃の外気温。そんな場所の水温は岩魚にとって楽園と言えるのでしょう。

日本の高峰を求めて釣りを組み立てると日本アルプスがある長野・富山・山梨・静岡県で釣る事になる。登山バスに揺られて上流を目指すか、車止めから歩いて2時間弱歩き、さらに川通しで1時間歩くところが、この時期に目指すイワナの釣り場。この歳になるとあと何回新山に分け入る事ができるだろうかと考えながら、自分の膝に聞いてみるのである。今回は甲斐国で膝や太腿をイジメに行く事にしたのですが、今年は何となく.イワナやアマゴの成長が悪いと感じた源流釣り。今週の私は以下の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

南アルプス
激しめの釣りは今のうち。私の20年後は源流を歩けるかわからないので、今は気張って上流を目指す私。いつもならばもう少し上流から入渓するのだけれど、今回はあえて少し下流から入り、釣る距離を伸ばしてみた。下流部は川面に太陽が注がれ開けた地形。でもこの場所でも車止めから歩いて小一時間。
アマゴのフライフィッシング
魚の反応はすぐにあったけれど、フックになかなか掛からない。なのでフックサイズを16番まで落としてようやくヒット。例年に比べるとお魚のサイズは一回り小さく感じる。
南アルプス
この川は堰堤は少なめだけれど、入渓点から核心部までの高低差が大きい。途中で滝を何個か高撒いて、更にその奥に核心部がある。これから登る先の事を考えて、堰堤で水を浴びながらしばし休憩。
アマゴ
大きな滝壺が続くポイントで、シラ泡の中にフライをぶち込んで出た一本。やっぱり例年よりも一回り小さい。シラ泡の多いポイントでは、黒いフライがよく目立ちます。
支流の沢
時にこんな沢を登って上流を確認したり。しかしこの川は下流がイワナで上流がアマゴなので、その狭い沢を覗きに行っても、お魚がいる事は稀です。
サマースタイル
今月になってようやく活躍し始めたネルエピックのゲーターとセミドライソックス。今回は間違えて捨てるはずの古いフライウェイトシューズを持ってきちゃいました。ソールがほとんど無いので、チト危ないんですよね。
アマゴ
いつもだと流れの中に赤い尾鰭の9寸から尺アマゴが見えるのだけれど、今回はどんなに大きくても8寸どまり。今年は虫が少なく育ちが悪かったのかなぁ。体高も心なしかいつもより低く感じる。
アマゴの尾鰭
ここのアマゴは尾鰭の両端がハッキリとしたオレンジなので、尺アマゴは泳いでいるとすぐ発見できるのですが、今回はそんな個体が居なかったのが残念。この魚をキャッチした時点で入渓点から相当な距離を歩きました。私は仲間を置いて更に滝を二つ巻いて上まで魚を確認しに行ったのですが、魚のサイズは上がらず。
アクティブハイカー
車止めから釣り場までの距離がある場合、私はフィッシュポンドのリッッジラインテックパックの横にアクティブハイカーを刺して遡行します。コンパクトで邪魔にならず、グラスにしては少々硬めなので、イワナに向いたロッド。
山の恵
川を下る時間を考えて16時前には納竿。帰りの林道で色々な木の実を見つけたが、この山は猿に遭う事が多く、今回の野生動物との遭遇はその猿のみでした。
渓流
別の日にはその隣りの川へ。渓相はガラリと変わり堰堤だらけの川で鬱蒼としている。苔むした渓流でフライロッドを振る仲間は緑と同化し、どこにいるのかわからなくなる。
甲斐国の山深く
車止めから歩いて20分ほどしてから入渓したが、堰堤を高巻いてもまた300m先にはまた堰堤がある。太腿をいじめるにはもってこいの渓流。
イワナ
この川はイワナで綺麗な沢イワナ。お腹は綺麗なオレンジ色。いつ見ても自然の作り出す色に感動します。
バッタ
この時期はイワナの腹はこのバッタで満たされている事が多い。後半はチビイワナを避けるためにホッパーパターンを使ったが、そうするとフライに出ても掛からない体が多い。
おにぎり
イワナは堰堤を一つ巻くごとに数本ヒット。上流へ行くほどサイズは良くなる感じ。魚の数が釣れると昼休憩もゆっくりと取れるが、お昼は大抵コンパクトなコンビニのおにぎり。たまには贅沢をしたいけれど、最近の値段に腰が引けて¥200以下のツナマヨばかりを食べてしまう。
甲斐国のイワナ
イワナのサイズは7〜9寸まででツ抜け、釣り仲間は尺上をキャッチしていた。前半は釣れない時間が長かったので、次回はもう少し上から入渓しようかな。
レボマックス
愛用のレボマックスは氷を詰めて持ち込むが、途中で冷えてないお茶を継ぎ足しても最後まで氷が残っている優れもの。この季節は熱中症対策で合計約2リットルを背負っている。
イワナつり
堰堤を沢山巻いたので、筋肉痛になるかと思ったけれど、毎週同じような事を繰り返しているので、私の太腿はへっちゃら。しかし季節が進むと釣り場の選択肢がどんどんと減るので、残りの源流釣りはどこへ行こうか画策中。次回は過去の7月を辿って次回の川を決めようかな。

裏磐梯と北関東を彷徨い、小ちゃいものに好かれた二日間(秋元湖)

歳を重ねると冒険心を忘れがちで、毎年同じルーチンで釣りを進めてしまう傾向がある。積み重ねた経験からどうしても安全パイを選んでしまうのは致し方ない事なのかもしれないけれど、それではワクワクする釣欲が薄れてしまうので、年に数回は新しい事にチャレンジする様にしている。

ハーミットへ訪れるお客様は関東圏にとどまらず、出張のついでなどで訪れた地方の方の釣り情報などが溢れ多岐に渡るが、あまりネットには出てこないが意外と人気があるのがフライでのバスフィッシング。関東だと芦ノ湖や河口湖、亀山ダムなどがメジャーだけれど、野尻湖や桧原湖、秋元湖へ行かれるお客様が楽しそうにスモールマウスバスの釣りを話してくださる。そんなスモールの話に吊られてしまい、前日にボートを予約して福島県の秋元湖へ出かける事にした。そしてその翌日はかつて良く訪れていた、その近所の川でヤマメを釣ろうという魂胆の二日間。

天気予報は曇り時々雨。実際には曇りがちの晴天で久しぶりに気持ちの良い青空の下で釣りをした福島の釣り。前情報なしでドタバタで釣りしたものだから、思うようにいかなかったけれど、小ちゃい魚に弄ばれたのに何故か気分はよかった福島旅でした。

そんな様子は以下の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

秋元湖
ボート屋さんの営業時間に合わせて到着を6時とし、逆算して自宅を2時に出発。どうせ船を借りるのならばとフットコンと魚探がセットになった12フィートのアルミボートをレンタル。ちなみに私は昔、レンジャーやナイトロなどのバスボートを売っていた事もあるのですヨ。だけれどフットコンは未だに慣れず、今回は釣り仲間に任せたら同じ場所をグールグル😆
秋元湖
裏磐梯でスモールマウスバスを釣る湖として有名なのは、桧原湖・小野川湖とこの秋元湖。湖が大きくトーナメントなどがよく開かれているのが桧原湖だが、ボート屋さん曰く「桧原湖が一番プレッシャーが高い。」と言われたので、それを避けて秋元湖にしてみた。借りたボートは古く、付いている魚探のホンデックスは私がバスフィッシングをしていた頃の年代もの。バッテリーもボイジャーときたもんだ。かなりレトロなアルミボート。
秋元湖でポッパーを引く
秋元湖には大きな流入河川があり、その上流部ではイワナが釣れ、インレット付近ではヤマメが釣れる。勝手がわからない僕らはとりあえずやたらめったらポッパーを投げまくって引きまくった。しかし、ライズ、ボイルなど何もなし。魚の気配は鯉のみ。インレットへ行けばボイルでもあるかと行けば、障害物もなくお魚の気配がない。ビンテージ魚探に映る影は水深6メートル付近に映るバスらしき影。ポッパーじゃ出ないですですかねぇ。
秋元湖
出発が早かったものだから、10時を過ぎた頃には二人ともまさしく”船を漕いで”いました。船は上流から下流までそこら中走りましたが、岸際で魚の反応は皆無。他のボートが出てきたのが10時過ぎで、それにならって同じコースを走りタイプ3のシンキングラインでおよそ6mを引きまくるけれど、それも無し。新しい事を始めると何をどうして良いか分からず、なかなかか難しい。
スモールマウスバス
あまりにも反応が無いものだから、湖をやめて川でヤマメ釣りでもしようかとボートランチへ戻ったらボイル発見。ここでようやくスモールマウスバスをヒット。フライはタンカラーのゾンカー。よく見ると岸辺にはワカサギの群れが見えた。
スモールマウスバス
ワカサギ周辺を何度もフライを引いているとたまに釣れるスモールマウスバス。終了時間までこの辺で粘ろうと思ったら、バッテリー切れで魚探とエレキが使えなくなってしまった。浅瀬の多い湖で障害物があるので、今回は15時までの早上がりとなりました。
流入河川でヤマメ釣り
宿は桧原湖の素晴らしい眺望が楽しめるホテルに泊まり、翌日は秋元湖上流にある川へ。昔はココでチビヤマメを沢山釣った記憶があるので、それがどう変わったかを散策。すると反応はそこら中であるものの、ヤマメさんは小さ過ぎて全くフッキングせず。昔と変わらないなぁ。
ヤマメ
とりあえず魚をキャッチしないとと思い、フライのサイズをどんどん小さくしてようやくキャッチのヤマメさん。フライはコンパラダン。
福島の川
私が上流に入り、その100m下に釣り仲間が入ったのだが、その丁度真ん中辺りに熊さんが現れこんにちは。釣り仲間は笛を吹きまくり熊さんは藪の中へ。その後は離れて釣りをするのは危ないと判断し、二人は互いに見える範囲で釣りをする事にした。しかし、熊を見て以降はお魚の反応は全くなくなってしまった。それがクソ暑い12時のこと。 さてどうする?俺たち。
おにぎり
あまりの暑さと熊を見たことでやる気が失せた私たち。こうなりゃホームリーバーへ戻るかと、ここ秋元湖から南へ140km移動する事にした。ココは福島と違い曇り空で今にも雨が降ってきそう。長距離移動で何も食べずにここまで来たけれど、福島で買った限定おにぎりがあったのでそれをぱくり。ゴボウの味が強くとても美味しかった。
フライングアント
北関東の川へ到着すると私の車はフライングアントが車一面にたかってきた。「よし、コレダ!」と思ってフライボックスを探るも、16番サイズのアントは一本も持っていなかった、ガックシ。
ヤマメ
ライズを見つけて何度かチャレンジして掛けたヤマメはやっぱりコンパラダンでヒット。サイズは福島よりも一回り大きいけれど、どんぐりの背比べ。8寸サイズ以上の魚の反応が一気に減った事で、季節が一つ進んだ気がした水曜日。
イブニングのフライフィッシング
イブニングは大物がいるポイントでやる予定だが、それまではゆっくり叩き上がってチビを釣りまくる。と言っても重さがないチビはフライへの反応は良いけれど、自重で掛からないのでフッキングが難しい。
イワナ
遠目で大きめの魚のライズを見つけてその魚にチャレンジするも、先にこのチビイワナが喰ってしまった。でもこの川でイワナは久しぶりに釣ったかも。
放流もの
所定の時間になり前回取り逃した大物ポイントへ入ると18時45分からライズ開始。葦のキワキワから時折顔を出すのだけれど、10数投目でドンピシャ決まりフライにでた個体。これはデカイとやり取りしたのは34センチ。しかし、尾鰭がピンシャンなのに胸鰭だけが無い放流もの・・。それも少し錆びて婚姻色がすでに出てしまっている。もう夏ですなぁ。
ヤマメ
ボディ全体に桃色が浮き尾鰭の上下はオレンジ色。臀鰭はペンキを付けた様な白。私は婚姻色の出たヤマメは産卵準備に入った魚をイジメているようで、どうも苦手。
イブニング
かくして私はフライが見えなくなるまで頑張りましたが、その後はチビが2本掛かって終了となりました。今週に入って一気に気温が上がり始めた都内。今までの釣りは標高1,000m以下が中心でしたが、これからは1,000m以上の標高での釣りが多くなる事でしょう。

 

大尻沼のドライフィッシングからホームリバーへの旅

私は年間でボートに乗っている機会が普通の人よりはかなり多い釣り人かもしれない。秋から冬の間は東京湾のシーバスボートに明け暮れ、3月には芦ノ湖でブラウンハント。春から秋には丸沼とこの大尻沼でのボートフィッシングが恒例である。そう、今年は偶数年で大尻沼が解禁する年。2年に一度の行事で大尻沼詣の年なのでアリマス。奇数年は丸沼の上にある菅沼が解禁するのですが、大尻沼の話が多い理由は、同じ一列上にある沼でも標高差が200m以上あるのです。その為、菅沼はセミなどが鳴かず虫類が少ないせいか魚体が細めで魚に迫力が無いので、どうしても大尻沼釣行の方が増えてしまいます。

さて、先月に阿寒湖で使うために巻いたセミフライが余っていたので、それを消費しようと出掛けた大尻沼。15時にはずぶ濡れになるくらいの大雨をくらった時点で釣果はツ抜け(10本以上)していたので一度納竿し、私はそこから120kmをも移動してホームリーバーを目指すのでした。この日は6月最後の日。どうしても6月中に決着をつけたかったというよりは、6月まではやり切ると決めていたので、どうしても最後のスイングをしたかったので大移動する事となりました。

そんなおバカな私は以下の通り。
お暇な方はご覧くださいまし。


大尻沼(完全予約制・人数制限あり)
2026年オープン期間:5/16〜10/31
予約:環湖荘(0278-58-2002)
場所:群馬県利根郡片品村(ボートのみ)
入漁証:丸沼の環湖荘にてお支払い後に移動し、丸沼温泉第2駐車場へ移動。そこから徒歩7〜8分。
釣り方:フライ・ルアーのみ(キャッチ&リリース・バーブレス使用)

丸沼温泉
土日は混むので少し前からの予約が必要ですが、平日は前日予約でほぼ大丈夫。丸沼の環湖荘で入漁料とボート代をお支払いし、車をこの丸沼温泉第2駐車場へ移動。ここから徒歩にて向かいます。
大尻沼
環湖荘から丸沼温泉第2駐車場へ行くすがらにこの大尻沼へ行く降り口があるのですが、駐車場から丸沼へ戻る方向で5分ほどの場所にあります。矢印の方向に徒歩で降りましょう。
大尻沼ボート場
帰りに写したので大雨の写真ですが、8時スタートの時点では曇り空。ボートは好きなものを選ぶのですが、前日の雨で大抵水が溜まってます。それを船に乗っている柄杓で掻き出してから釣りスタート。
ラディアンを折った・・
久しぶりにスコットのラディアンを持ち出して出掛けたのですが、レインボーを2本を釣った後にロッドティップにラインが絡み、その瞬間に魚が出てたのを思わずアワセてしまったので、ロッドを折ってしまいました。ガックシ・・。仕方なくロッドを車へ取りに戻るロスタイム突入。
大尻沼のレインボートラウト
お魚の方は出だし良く最初はシンガマボディのフライで反応が良かったが、ロッドを取りに戻った後は反応が渋くなった。この時点で大きいフライはダメと判断し、フライングアント11番に変えた事で順調に数を伸ばしました。でも結構スレていて、見つけた魚に正確に1m手前に入れないと見切っちゃうんですヨ。
セントリック9フィート4番
いつも様に張り出した木の下を回遊する魚が少ないので、沼のど真ん中でライズする魚を探してキャスト。これだけ雨が降っているのに丸沼からの放水が無く、水が動いていない状態なのでベストコンディションとは言えない状態。とは言っても魚を見つけさえすれば釣れるので、数釣りは順調に伸ばす私。お魚は大きく50〜60センチほどなので、午前中で腕が痛くなってきた。交換したセントリックC904/4は非力デス。
ボートルール
丸沼でボートでの事故が続いたので、ボートフィッシングのルールが段々と厳しくなってきた。昨年の死亡事故以降に今度は飲酒にて落水し死にかけた方がいたとのこと。ボートも運転するものですし特にバランスが必要なので飲酒は厳禁。また、立っての釣りが禁止されたので、正座から膝立ちのスタイルを続けたおかげで、翌日の私は太腿の付け根が筋肉痛になってしまいました。
スコットのフライロッド
ラディアンを折った後は念の為ボートに2本のロッドを持ち込んだ私。セントリックはフライングアントを使いサイトフィッシング。魚が見つからない時間帯は沼の真ん中でGT8106/4を使いセミフライを浮かべました。沼の真ん中で出た個体は元気良く、バッキングラインまで引き出していったので、楽しいのなんのって!
キモゼミ
阿寒湖の余りであるキモゼミを沼の真ん中で浮かべていると、10分に一回くらいバイトがあります。しかし喰い方が下手なのでフッキングする確率は3割程度。
キモゼミ弱し
バイトがある度にフックセットを試みるも、すっぽ抜けた時に口を閉じているものだからセミフライは無惨にも壊れてしまいます。今回の釣りでキモゼミは1個を残して全部壊れてしまいました。腹部分の破壊が頻繁なので、この部分が交換できると良いのですが・・
大尻沼のレインボートラウト
お魚はシンガマボディ8番のフライで3本,4番のセミで3本。残りの5本は全てフライングアント11番。ティペットは2〜4X。14時半ごろには充分堪能した私。大尻沼はオールC&Rでボート上への引き上げは禁止なので、ネットインしてそのままリリース。なので全体の写真は撮れないので、こんな写真ばかり。シャッターを100枚切ってもそのほとんどがピンボケなんですヨ😆
ファイト中
最後の一本はこんな大雨の中でドライフライフィッシング。パンツに雨が染み込む程の大雨だったので、時間いっぱい前に私は撤退を決意。というか、そもそもイブニングは川へ行くつもりだったので、全て予定通り。
中禅寺湖、男体山
大尻沼をおよそ15時で後にし、横目で菅沼を見て金精峠を越えて湯の湖へ。さらに湯川を下り、ここ中禅寺湖でシャッターをパシャリ。流石にこの時期にはフライマンはほとんどいません。さらにいろは坂を下って大谷川へ。そのままその本流でスイングしても良かったのですが、今年はホームリバーで6月いっぱいまでやり切ると決めていたので、さらに30キロほど移動。大尻沼からホームリバーまでの移動距離は県をまたいだ為になんと120km。そのおかげでスイングの時間はわずか30分ほどになりました。
シムス フライウェイトシューズ
シムスのフライウェイトシューズのフエルトがすり減ってツルツルになってしまったので、今回からおニューのフライウェイトをおろしました。私の釣行回数がハードなのでサイドも擦り切れて使いものにならなくなるので、ウェーディングシューズは1年で交換です。
ホームリバーでスイング
18時半からスイングしたのですが、まだこの明るさ。しかしもうこの時期の夕方は虫っけはまるでなし。魚の活性は鯉の跳ねとアユのみ。なんか起きやしないかと一投入魂するのですが、おそらく鮎のアタックをロッドに感じたのが2回のみで終わりました。
大尻沼のレインボートラウト
日没後少し過ぎまでスイングをし続けましたが、何事もなし。今シーズンのホームリバースイングはこれで終了です。今年は少なからず小型ながら本命をキャッチできたから、気持ち的には良しとします。さて、これからはシーズン後半戦。私はどんな釣りへ出かけるでしょうか。興味がある方は後半戦のブログにもお付き合いください。