各地の渓流が解禁し、皆さんから早々にその釣果報告が届きます。私も今度の火曜日あたりはどこかへ行く予定ですが、寒の戻りで寒そうなんですよね。さて、フライフィッシングを長く続けているとイワナやヤマメを持って帰って食べると言うことが無いのですが、キャッチ&リリースがルールみたいな意識があるからなんでしょうか。もっとも渓魚の愛くるし顔を見ていると、どうも食べる気にはなれないんですよ。かといって海で釣った魚の場合はその魚料理を想像してしまうと、必要な引数だけ魚を持って帰って酒の肴として食べるのが私の常です。なんか渓流の魚だけ贔屓しているようで申し訳ないのですが、やっぱりアジやメバル、カサゴなど、美味しいですものね。
さて昨日はメバルを食べるためにそれを調達するという計画で、お客様に誘われましたので一緒に行ってきました。今回持って帰るのは5本で、それ以上釣れればリリースするという事で、全国渓流一般解禁の夜に横浜の海へと出かけたのでした。
メバルというのはご周知の通り関東では「春告魚」と言われ春先が旬の魚で、最近ではスーパーで1匹千円以上する高級魚。底がガレ場で常夜灯が近くにあるような場所で群れている事が多く、小型のシーバスを狙うときのゾンカーやクラウザーミノーなんかで釣ることができます。今回はシーバス&時々メバルと考えてゾンカーなどを中心に使いましたが、もう少し専門的に狙うのであれば、アジやカマスを狙う為のもう一回り小さいフライで狙う方が良いかもしれません。
ハーミットから横浜へ向かう首都高速の道は大雨に見舞われ、こんな日に釣りかぁ、なんてゲンナリしてましたが、到着すれば雨は小降りになり雰囲気は上々。ニュージーランド帰りのリュウちゃんの土産話を聞きながら、まずはシーバスの入れ喰いでも味わいましょうと、ポイントへ向かうのでした・・。