近所の川へ春を探しに(清流の春告魚、マルタウグイの話)

♪鯉(恋)も二度目なら少しは上手に愛のメッセージ伝えたい〜♪

久しぶりに脳内を巡る昭和歌謡のフレーズは中森明菜の『セカンド・ラブ』。前回はマルタを探していたのに恋(鯉)してしまったが、今期2回目となる散策なのでこのフレーズが頭から離れなくなる始末。つい口ずさみながら河原を歩いてしまうけれど、おいおい、考えてみればワシは鯉を探している訳じゃないヨ、探しているのはマルタウグイなんだよ。

東京の桜は満開宣言がでた本日。過去の写真を見返してみれば、その大半は桜が咲く河原でマルタウグイに出会っているのです。実際には早い時では2月下旬からで遅い時も4月中旬までのどのかで大きな群れに遭遇していましたが、ここ数年は遡上量が激減しその姿を探すのも一苦労。最近のマルタウグイのフライフィッシングは、釣りをするよりも魚を探して河原を歩いている時間の方が長いかもしれません。

ということで出勤前にサクっと釣って仕事をしようと朝5時ごろに現地入りするも河原散歩。薄明かりの中で車を止めて方々を歩き回り、ようやくマルタウグイの訪れを確認し清流に春が来た実感が湧きました。あなたの近所の川でもきっとマルタウグイが遡上していると思いますので、あなたも近くの春を探してみませんか?

ということで、以下は本日の出勤前の釣りのお話。お暇な方はご覧くださいまし。

マルタウグイを探して
前回コイを釣った場所では鯉の恋の季節が終わったようでその姿がありません。その代わりに桜は開花し、現在は五分咲きといったところ。バスを狙うルアーマンと情報交換したりしながら川を上下に動きましたが、どこにもおらず。仕方なく車をさらに上流へ移動し探すことに。
近所の川
ここのところの雨のお陰で水位は若干上がったかな。淀んだプールにはコイが少しいるけれど、その上の瀬で産卵するために待機するマルタウグイ(マルタハヤ)がいません。うむむ、この時点で下流から数キロ上がってきたけれど、さらに上に行ってみましょうか。
マルタウグイ探し
さらに上に上がって歩き回るけれど、時間がどんどん過ぎて太陽が上がってきてしまった。あと30分探して居なかったら、また来週はマルタ探しかなぁ。
マルタウグイの群れ
かなり上に移動してくると、とあるプールにマルタウグイの群れがいるじゃありませんか。しかしすでにフライマンがいらっしゃったのでそこはパスし、その上流部へ入らせて頂きました。少し歩いて瀬になる場所で瀬付きのマルタを確認。いつものように少し派手目のフライを数回流すとすぐにヒット。
マルタウグイ
パワフルな引きで楽しませてくれたマルタウグイくんに感謝。今年もこの川に春が訪れました。久しぶりにその鮫肌をなでなで。そのザラザラ感は川魚ではこの魚だけの感触。
マルタウグイ
マルタを狙うときは私はチャートリュースのフライを使うことが多いのですが、瀬付きの場合は蛍光色の方が良くて、深い場所では地味系が良い感じがします。私はこの一本を釣ってすぐ撤収。
マルタウグイの釣り
釣り場で声を掛けたフライフィッシャーマンは、2月末に小菅川C&Rで偶然出会った昔ながらの釣り仲間。またしても釣り場で会うなんて、フライフィッシャーマンの行動って皆同じなんですね。私と入れ代わりすぐにヒットしてました。
マルタウグイ
フライはオレンジ色のメルティヤーンっぽいものを巻いたフライ。私は仕事に戻りましたが、まだ現地で釣りをしているかもしれませんね。
2026年の桜
河原に多くの人出があるのは、釣りではなく桜の写真を撮る人々。街の色が賑やかになってくると、人々の気持ちも晴れやかになり他の生物と同じように動き出すのですね。青空と桜を見ていたら今日はこれだけで満足した午前中でした。さて、仕事しよっと。