スズキのエンジンを駆ってダブルヘッダーを試みる(東京湾&芦ノ湖クルーズ)

釣り人にとって5月の新緑は美しく魚の行動が活発になる季節なので、一年のほとんどが5月でも良いと思う程、釣りにはベストシーズン。あっという間に過ぎて行くこの一ヶ月をどう無駄なく釣りの計画を立てようかと考える訳ですが、私には釣りたい魚が多過ぎて休日が足りません。かといって仕事をせずに休み過ぎたら、お店は潰れちゃいますなぁ。仕方ない、体を酷使するしかないか・・。

私は若い頃はオートバイが好きで色々なメーカーのバイクに乗ってきたのですが、スズキのバイクはハスラーという2ストロークのオフロードバイクに乗っていました。現在はその名前は軽自動車に継承されましたよね。

スズキをはじめとする2輪を作っているメーカーさんは船外機のエンジンも手掛けていて、現在ではヤマハ・スズキ・ホンダが製造しています。その人気はヤマハとスズキで二分しているイメージですが、特にスズキは値頃感と壊れにくさから多くのボートに採用されているように感じます。

と言うことでスズキの船外機のお話は後付けで考えた事なのですが、毎年恒例の「ゴールデンウィークはシーバス」を実行する為に、スズキのエンジンを駆るシークロでシーバスへ行ってきました(スズキにはスズキ)。しかしながら適水温が続く芦ノ湖のドラワカも気になってしまい、ダブルヘッダーにしてしまった私。芦ノ湖もスズキのエンジンを搭載した和船ボートですが、そんなお馬鹿な釣りに若者を連れ回し14時間耐久レースのようなフライフィッシングを実行。久しぶりに『ポップ吉村の伝説』を読み返していたので、丁度良いスズキ繋がりかな。

お暇な方はご覧くださいまし。

集合マフラーのお話
バイク好きな人は誰でも知っているポップ吉村。僕らはその世代なので、4ストロークエンジンに乗っていた方は集合マフラーが欲しかった筈。この本は当時のお話が載っているのだけれど、大藪春彦の『汚れた英雄』の登場人物とリンクするので、私にはたまらない本なのである。
横浜の夜
シーバスのスタートは午前2時。爆風の中、東神奈川にあるシークロから横浜の海に出発。その爆風は出航できるかどうかのギリギリの風で本牧は風速13m。北西風だから今回は出船したけれど、南だったら出船できない状況。船を走らせると案の定ビショビショになりました。
東京湾クルーズ
昨年末にシーバスに連れて行ったYくんを今回も連れ出してみた。横浜の海は荒れに荒れて風裏を探すのが一苦労。釣りというよりは風裏を探しての時間が長いので、 さしずめ東京湾横浜クルーズと言ったところ。
ヒラフッコ
海が荒れるとマルスズキよりもヒラスズキが釣れる? サラシが好きなヒラはこんな日が絶好のエサ日和なのでしょう。東京湾の平均気温が昔よりも上がった為なのか、ヒラスズキの釣れる確率が多くなってきた。
シーバス
私もそれに続けとシーバスをゲット。フライを巻かずに手元にあるものを使っているので、使い古しのフライの針先が甘いのかフッキングにひと苦労。
東京湾クルーズ
夜が明けてみるとゴールデンウィークの海はタンカーが少なく、タンカー脇をフローティングミノーで撃つ作戦は船の少なさに遠くの船を目指す事に。一瞬だけ風はおさまったものの、大荒れの東京湾。そんな荒天時の海原でスズキの船外機は安心を与えてくれます。シーバス(スズキ)釣りにはやっぱりスズキのエンジンですな😆
シーバス
タンカー周りはうねりが高くて数隻しか攻める事ができなかったけれど、シーバスはもんどり打って出てくる。このシーバスを最後に東京湾クルーズ終了。さて、陸へ上がったら芦ノ湖を目指そうっと。ゴールデンウィークだから、芦ノ湖まで渋滞に巻き込まれるかどうかが心配。
芦ノ湖クルーズ
横浜を出たのは7時少し前で、8時半には湖尻にあるうえ乃ボートに到着。同じ神奈川県なのに芦ノ湖は微風で良い状態。しかしピーカンなのはドラワカにはちょっと良くない状況。でもフライには出てくれるだろうと早々にボートを南に向けた、芦ノ湖クルーズの始まり。
芦ノ湖
横浜の海は90馬力のスズキのエンジンだったが、今度は15馬力の和船。広々としたデッキは二人でフライを振り回しても充分な余裕がある。到着早々フライリールからラインを出している最中に、目の前でブラウンのボイル。慌てて投げるも間に合わず。
芦ノ湖クルーズ
船を進めると岩の影から出てくるブラウンたち。しかしフライにヨロヨロと付いてくるだけで喰いっけが無い。唯一フライにバイトした個体は操船中に流しっぱなしにしたドラワカに喰いついた奴だが、残念ながらフッキングまでには至らなかった。
バイトはあるけれど・・・。
午後15時以降は再び喰いがたつだろうとポジティブに考えて、その間にボートハウスに戻って食事を済ませ再び戻る僕ら。その後もあと一歩というところまでブラウンを追わせるが、フッキングに至らず残念。17時の時間いっぱいまで投げ倒したが今回のドラワカは撃沈しました。ま、このピーカンでは致し方ないかな。それにしてもまぁ、朝の2時から15時まで移動を除けばほぼノンストップで釣り続ける僕ら。釣り終わった後はすぐに次の計画を考えている立派な釣りバカ達でした。