フライフィッシングは腰痛を和らげる特効薬か?(北関東でスイング)

季節の変わり目になるとやってきてしまう腰痛。今年は何事もなくこのまま過ぎ去っていくのかと思っていたら、出勤前にちょっと変な格好で体をよじったら動けなくなってしまった。私の場合はなぜか季節が変わる時にちょっとした動作のふとした拍子に動けなくなってしまうのです。それにしても明日は釣りではないかと思うと、何故今日なんだと怒りが込み上げる・・。あ、以前もそんなことあったけれど、あの時は秋だなぁ。

少し前のこと、その時は変な体制で物を取ったら動けなくなったのです。でもってその時の翌日は大尻沼釣行予定で、すでに予約の電話を入れていた後だった。症状はとても悪くコルセットをした状態で物につかまらなければ立ち上がれない状態。こりゃ釣りはダメだわなぁと思ったのですが、とりあえず朝起きて判断することに。翌朝はなんとか立てる程度だったけれど、ボートのオールが漕げるかどうかが疑わしい。現場までいって事情を説明してキャンセルしようかなと、よせば良いのに大尻沼へ向かったのです。

到着すれば目の前にいる魚を想像してしまい、キャンセルを願い出るつもりが何を思ったかお支払いしてボートに乗ってしまったのです。体はなんとか上下に動けるロボット状態。しかし釣欲とは恐ろしいもので、「イタイ、イタイ。」と言いながら釣りを始めてしまう始末。キャスティングをし続けているとその行為で幾らか痛みを忘れてしまう。さらに魚がヒットすると、釣れる興奮から痛みを忘れてしまのです。帰る頃にはボートを快調に漕ぎ、釣り終わる頃には全快していたのでした。

そんな訳で、そんな事を思い出してしまった為に今回も何とかなるだろうという気持ちで釣りへ行くことに。念の為、今回は運転を仲間に任せ、最悪何もできなくとも釣り場で風に吹かれて過ごすのも良いかな、という気持ちで本流スイングへと出かけたのでありました。

さてその結果、腰は治ったのか?
お暇な方は以下をご覧くださいまし。
*虫が苦手な方は閲覧注意

北関東にて
ということで、今回は私の車ではないので赤のエクストレイル。このサイズ感だと悪路の本流でも気にせず入っていける頼もしい味方。
オオヤマカワゲラ
川へつけば水面はとても賑やかで、昼間だというのにヒゲナガカワトビケラのスケーティングがあり、オオヤマカワゲラ(写真の虫)の飛翔が気持ち悪いぐらいに飛び回り、水面へポトリと落ちる。こりゃ、お魚は動き出しているだろうと僕らの気分は上々。
北関東
「ヒゲナガであればグリーン系・・、オオヤマカワゲラであればブラウンとオレンジ・・。」虫を見ながらあれこれウェットフライをチョイスするけれど、私は相変わらずダンケルドとグリズリーキング。彼はグレートセッジとダンケルドをチョイス。最初のランは何も無し。二つ目のランは私が先行し、彼が15分遅れで同じ場所からスタートすることに。
戻りヤマメ
開始してまもなく私の上流で何か騒いでいる。よく見ると後追いの彼が掛かっているではありませんか。「またまた、ウグイでしょ?」と思ったけれど、ランディングされたのはギンギラギン。サクラとまではいかないけれど戻りヤマメサイズの立派な大きさ。6番のグレートセッジをガップリ喰ってマス。
本流スイング
後追いで仕留められてしまったので、気分はブルー。その後は何もナッシングなので三つ目のランへ移動することに。彼が掛けた場所の状況を分析すると流れの頭だったので、ここのところ水位が上がっておらず、遡上に向けて魚は次の雨まで流れの頭に待機しているのだろうと予測。テロテロの場所はステップダウンを早めにし、何事も無ければすぐに次へゴー!
戻りヤマメ
すると次のポイントで私にもガツン!久しぶりに本流でお魚をキャッチ。それも今年はまだ雑魚さえ釣ってないので、これが本流で最初のお魚。あれ、腰の痛みは何処? やっぱりフライフィッシングは腰痛の特効薬ですな。
小サクラマス
ヒットフライはグリーズリーキングで、北関東の本流でやる場合は私はドロッパーがダンケルドでリードフライがグリズリーキングです。
スピナーフォール
気がつけば夕暮れには夕暮れに沢山のスピナーフォール。大満足で帰路に着く僕らだった筈・・。「明日は天気が崩れるでしょ。明日のほうがもっと良いんじゃない?」と、急遽近くに安宿を取り翌日も同じパターンで攻める事にしたのであります。ホント、僕らはバカだなぁ・・。
ウェットフライ
前日のままのフライを撮影したら、グリズリーキングはスロートハックルが壊れていたので交換。そして前日と同じ時間に同じ場所へフライを流してみるのです。んがしかし、そんな甘い話はありませんなぁ。その後も時間を空けて投げ直しても何もナッシング。やっぱり一度もキャストしていない別のランに行かねばなりません。
ヒゲナガピューパ
虫っけの少ない時間は川中の観察。石をひっくり返してその塊をほぐすと、中からヒゲナガのピューパが。水面へと飛び立つ前に起こしてゴメンナサイ。
クロカワムシ
ネット状の巣の奥にはエサ釣り師にはお馴染みのクロカワムシ。コイツがヒゲナガカワトビケラの幼虫になります。大きい餌なので、大物狙い用のエサですが、長野県では人間様が食べるザザムシとして有名です。
本流の流れ
前日の二番煎じのポイントは全くもっての無反応。すでにフライを見せた個体はフライを変えた所で何も反応なしなのかも。前日に行かなかった所を頭に浮かべ、ついでに水田に水を引き始めて水位が下がり始めたので、それを加味して新たなポイントを絞り出す。彼には今年の流れの中では一番良いだろうと思う場所に入ってもらい、私は彼の背中を見ながら一つ上のラン(流れ)を攻める事にした。
小サクラマス
私の狙っていた場所はポイントは狭かったので、スペイラインのヘッドと少しランニングを出しただけの距離。投げ返すスピードも速いので適当にやっていたら突如ドスン。リールが悲鳴をあげて上がってきたのは、コヤツ。小サクラ咲く。サクラマスというにはもう少しサイズが欲しいですが、ガンガンの流れの中で掛けたのでとてもスリリングな一尾でした。
本流を降る
一本釣れたら満足な釣りなのですが、まだ釣れそうな雰囲気を感じてイブニングギリギリまでいろいろなランを探して投げまくりましたが、それっきりアタリはありません。本流はとてつもなく広く、狙う場所が多いため魚に出会うのはなかなか難しいものです。
本流のフライフィッシング
かくして腰痛改善フィッシングは18時まで続き、雨が本降りになる前に終了となりました。本流のシーズンは始まったばかりですが、終わるのも速いです。今シーズンの残された時間であと1尾くらいベストなサイズと巡り会いたいなぁ。

投稿者:

Hermit55

ハーミット店主の釣行記やよもやま話です。 お店にいる時間の方が長いので、釣りよりも店の話の方が多いかもしれません。漢字変換ミスが多々ありますが、見つけならが直しますので、ご勘弁を。