遠征

私の釣り好きは幼少の頃に始まり現在に至る。最初は近所の沼や川での身近な釣りから始まり、自転車を乗るようになってからは東京から相模湖あたりまで。さらに遠くの世界を覗きたくて16歳の誕生日の日に原付免許を取得し、その夏には50ccで北海道へ釣りに出かけたのである。さらに翌年は北へ行ったからその反対の南へ行きたくなり、400CCで長崎まで下道で釣りへ行った大バカ者なのです。

そんな長距離移動というかロングドライブが好きな私ですが、今年も東北遠征の旅が始まりました。遠征と言うと聞こえが良いですが、修行と言った方が間違い無いでしょう。

今回はとりあえず川の様子がどのように変化したか見たかった三日間の旅。行く前から先日の大雨で駄目だと知っていても、水辺にいるだけで幸せな私なのです。今回も片道650キロの旅はノンストップでワンタンク(ガソリン)で秋田を満喫してきましたとさ。

3m増水後からここまで回復。ご覧の様に泥濁りにフライを投入。そして左岸のバンクは先日の雨で削られてしまっている塩梅。ウェーディングすると濁りで見えず、ドボンと深みにハマってしまう。おぉ、怖。
奥が本流で釣りたい川。手前がその支流。濁りのない方へ差して来そうですが、この川は水深があまりないんです。
濁りを避ける雑魚1匹。その雑魚からの反応も皆無。仕方ないか・・。
遡上魚が釣れなくともヤマメはいつでも元気。今年は数は釣れるけれどサイズが一回り小さいかも?
河川を見て回る日々。先だっての大雨は最大4m近くの増水だったので、そこら中に河川ゴミ回収の車とユンボが入っています。
ミルキーウォーターにダンケルドを投じて見る。これでも最終日の撮影なので濁りはかなりとれた方なんですが・・。週末以降は良いんだろうな、きっと。
そしてまた川を変えて支流でヤマメ釣り。
最終日に仲間と合流して情報交換。彼も私も、この釣りにドップリとハマった大バカものです。幸せは突然やって来るので、KEEP CAST. 信ずるものは、いつか救われます。