冬の釣り場である埼玉四湖が三湖になってしまった件(しらこばと水上公園)

僕らは釣り人なので一年中水辺に立っている訳で、私の場合はジャンル問わずにどこへでも出掛けて、皆さんの釣欲を掻き立てるためにこうしてブログで煽っているのでアリマス。

先だっての宮崎では釣り人の塊を避けてサーファーが波を楽しんでましたが、釣り人ってウェーダーを履いての入水はあるけれど、水泳やサーフィンが好きという方はどれほどいるんでしょうな? 私などトンと泳いでませんなぁ。しかし泳がないのにプールへは行っているのですよ。そう、サイタマ近隣住民のフライフィッシャーマンにとって、冬こそプールの季節なのであります。

以前このブログで『さいたま水上公園』の話を書きましたが、令和4年2月27日をもってプール区域の営業を終了してしまいました。その為かつては『冬の埼玉四湖』と言っていたプールを利用したフライフィッシング釣り場は現在、川越しらこばと加須はなさき・の3つなりました。以前に川越は紹介したので、今回はしらこばと水上公園にてプールのフライフィッシングを楽しんできたので、そのお話を少し。
お暇な方は以下をご覧くださいまし。
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しらこばと水上公園(詳しくはこちら
住所:〒343-0802 埼玉県越谷市小曽川985
TEL:048-977-5151
営業期間:24年11/1~25年3/31(毎年大体同じ)
営業時間:1月末まで(6〜16時)3月まで(6〜17時)
主なレギュレーション:入漁証の種類により制限尾数あり・バーブレスフック使用・トラウトガム類禁止・ゴム素材禁止・ドロッパー禁止・インジケーターを除く一般的なウキの禁止・ラバーネットの使用・etc
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西武ゆうえんちプール内に多摩湖駅前フィッシュングエリアがあり、数年前にフライフィッシングが可能になったので、ココを含めば実質プールの釣りは4箇所になります。

しらこばと水上公園
どのプールもそうなのですが、敷地がとても広く間違って違う駐車場に停めると、とてつもなく歩くことになるので注意が必要。しらこばとの場合は第一駐車場に停めるのですが、現在入り口付近が工事中でどう入るのかが少しわかりづらいです。なので、工事の誘導している方に聞いて正面玄関から入りましょう。入り口はこんな感じ。
しらこばと
正面玄関から入るとこんな感じで、他の場所へ立ち入らないようにカラーコーンで囲われ、管理棟まで誘導されます。現在釣りに使われているプールは流れるプールと変形プールの二つ。
しらこばと
1日遊んでも良かったのですが(一日券¥2,900)、今回は3時間券(¥2,.300)にて楽しみました。お金を払うとこんな腕章を渡されます。3時間券の場合は終了時間が記載されています。帰りには管理棟に返します。
変形プール
変形プールの方には初心者エリアなる仕切られている場所がありますが、さすがに恥ずかしいので私はここでロッドを出していません。他の場所より魚影が濃くて釣れるのかな?
流れるプール
流れるプールには水車が何個か設置されており、その周辺が水が動いているので、皆さん陣取っています。底に障害物がある訳ではないのでポイントの選定は難しく、少しでも流れの変化がある所を探して攻めるのが良いでしょう。プールは他のプールへ行ったとしても基本水深は大体1.2mです。
フライフィッシング
プールで釣る場合、全てがコンクリートで覆われている為に朝早くオープンに行っても水温がなかなか温まらず朝方は難しくなります。しかし良いポイントはオープンに行かないとキープする事ができません。私などはその隙間でやる訳ですが、プールは水車が回っているためにフライラインが引っ張られてドラグが掛かり、意外に釣るのは難しいのですよ。引っ張りではドラグが掛かり過ぎて釣りにくいので、数を伸ばすにはインジケーターの釣りになります。
水深2m
変形プールの奥の方に「もぐりプール」という繋がったスペースがあるのですが、その部分はなんと水深2m。その為お魚さんは寒い時はその深いところに固まってしまいます。しかし陽が出てある程度あったまってくるとどこでもお魚は釣れる感じ。フライは白・クリーム・タン系のカラーがよく釣れていて、インジケーターのタナは水深いっぱいか、少しタナを切った位が良いです。投げすぎるとドラグが掛かるのでむしろ近い場所の方がよく釣れ、キャスティングが苦手な初心者に向いた釣り場といえます。
しらこばと
お魚のコンディションはとても良く平均サイズも他の管釣りに比べたら大きめなので、かなり楽しめるでしょう。県営プールなので1日遊んでも¥2,900で済むので、安・近・短で楽しみたい方は是非行ってみてください。