「本栖に入らずんば鱒を得ず」とは、「本栖湖に行かなければ鱒は釣れない」という世捨て人(釣り仲間)の名言造語。「10億円の宝くじなんて当たらないよ。」なんて言っている人は、買ってないから当たらないのである。だから「本栖湖なんて釣れないよ。」と暴言を吐いている人は、そもそも行った事が無いか、数回行っただけでそう判断しているのである。宝くじと全く一緒で、行き続けないとそのチャンスは巡ってこないのです。そうそう、そんな風に私が説教をするものだから、マッキーは本栖湖年券を買ったらしい。ちなみに彼は現在本栖湖は無敗のオトコである。あれ?今年の本栖湖ってやっぱり調子が良いのかな?
先だっての火曜日。例によって本栖湖以外の選択肢はもはや管釣り(もしくはC&R)しかなく、管釣りに限っては新たな環境でないと行く気がせず、かと言って本栖湖と管釣りを天秤にかけたら、やっぱりオデコになっても本栖湖の方が楽しい私なのであります。
そしてお題として、しばらくはチューブフライ推進委員(販売促進)をしているので、今回もウーリバガーのチューブフライと、ワカサギマラブー・チューブフライをキャストし続けて、なんとか一本釣りたいと考えて本栖湖へ行きました。もっとも本栖湖で思い通りに釣れる事なんて稀なんで、今回ダメだったら、新しい管釣りを探してチューブフライを楽しみに行っちゃいます。
週ごとに日の出は遅くなり、現在は6時半を少し過ぎた辺り。日増しに陽が短くなり水温も下がってきたこともあるので、そろそろ朝早い時間の釣りは終わりにしようかな、なんて思っていても到着時間はいつもと同じ。よって薄暗い中でのスタート。
先週はシーバスも本栖湖も暴風の中での釣りで撃沈したのだけれど、今回は無風にて本栖湖は鏡の状態。これはこれで釣れる気がしません。そしてこの時期には珍しい東風。あぁ、この雰囲気は釣れる気がしないと思ったのが午前中の釣りでした。