りゅうちゃんと愉快な仲間たち(北海道の阿寒湖に集結す)

このブログを覗くと横浜にあるシークロの船長であるリュウちゃんの話が時々出てくるかと思うが、彼をご周知の方も多い筈。彼は根っからのフィッシング・バムで、若い時には全国を釣り行脚していた、釣りキチ三平くんに登場する魚信さんの様な人である(チョット例えが違うかも?)。仙人の様な雰囲気を醸し出し温和な人柄からか、シークロにいる3人の船長の中でもその人気が高い。

今年のゴールデンウィークにシークロへ行った際に、「6月頭が暇だったら一緒に阿寒湖へ行きませんか? 毎年皆で集まるんです、楽しいですよ!」とリュウちゃんに誘いを受けたので、その翌日にエアチケットと宿が取れたので、今回の旅に参加する事に決めた。

リュウちゃんを軸に阿寒湖に集まった人々は東京の人だけではなく、同郷の北陸のメンバーから中部地方の方。それに北海道在住と多岐にわたる。10名を超える大人数でどうやって釣りをするのかと思ったら釣り自体はバラバラの行動で、連絡を取り合いながら釣れる方へ擦り寄っていく様なスタイル。一ヶ月単位で北海道へ上陸し釣りをする人は、決められた集合日だけ釣りの報告会の様に集結するという塩梅であった。宿は皆バラバラなのだが町内にある居酒屋に集結し、その日の釣りや近況を報告し合う釣り仲間。その光景を見て私は勝手にフライ業界の「リュウヘイ会」と命名し、リュウちゃんの友人達を垣間見て楽しんだのであった。

お酒がすすみ、その中の一人にどうしてこの集まりに参加するのかと問うと、
「リュウちゃんは人ったらしなんだよなぁ。」と言う回答。
なるど、その雰囲気から男どもでも巧みに誘惑(魅了)されてしまうのも頷ける。

大人数で行動するのが苦手な私なのだけれど、今回はリュウちゃんと愉快な仲間たちと触れ合い、とても新鮮な気持ちでフライフィッシングを楽しんできたので、今回はそのご報告。

本当ならば集まったその夜の様子を載せたかったのですが、皆さんの許可をとっていないので写真は釣りを中心でお送りします。実際の釣りは阿寒湖に止まらず、多くの場所を散策しましたので、これから行かれる方の多少なりとも参考になれば幸いです。

お暇な方はご覧くださいまし。

阿寒湖
東京を朝イチの便で出発すると、釧路空港には9時半ごろに到着。国道240号線を北上し午前中には阿寒湖へ到着。すぐに釣りを開始するのだけれど、一般の人々が集結するポイントには行かず、りゅうちゃんのお気に入りのポイントへついて行く。しかし、そこは道なき道のジャングルクルーズ。熊さんに遭わない様に願いつつ湖岸まで前進。
阿寒湖のドライフライフィッシング。
私がこの地を訪れるのはおよそ30年振りくらい。今回はセミのドライフライフィッシングと言われたので、一生懸命セミを巻いてきた訳なんですが、ハルゼミは丁度この日を境に鳴き始めた模様。でも、目立ったボイルは無し。思っていた以上に寒いんです。
蝦夷春蝉(エゾハルゼミ)
目の前に落ちたセミを見れば、大きさとカラーは巻いてきたものと丁度同じ。湖面に落ちた蝉は羽根を動かし波紋を描く。お魚はきっとこの波紋に反応するのでしょう。
エゾウグイ
ライズがないので適当に葦の外側へ投げながらポイントを変えて行ったのだけれど、4番のキモゼミをガッポリ飲んでしまう始末。時に早アワセするとキモゼミの尻尾の部分を咥えて離さないので、キモゼミが壊れてしまうのです。フライの強度はマシュマロパターンのハルゼミや、ディアヘアでこしらえた物の方が丈夫でした。こうして実際に使ってみないと分からないものですね。
アメマス
一匹だけセミを捕食するアメマスを見つけたのでそれにキャスト。シングルハンドだとバックが取れないので四苦八苦。かといってスイッチロッドだと手前の葦が邪魔で投げづらそう。何度か投げ返してようやく一本ゲット。しかし午後は気温が下がってしまい虫っけがなくなったので、その後は蝉もモンカゲも無く静まりかえってしまった。
屈斜路湖の林道
その夜は遅くまで釣り談義に花が咲いたのだけれど、翌日は6時出発で再び阿寒湖へ。しかし風と気温が低いのでな〜んも無し。沈めるとエゾウグイが反応するだけなので、大きく移動して屈斜路湖へ行く事にした。その移動時間は1時間半。レンタカー2台で移動したのだけれど、スイフトは同色でどこへ行っても目立っている感じ。最近のコンパクトカーは何に乗っても優秀ですね。
屈斜路湖
屈斜路湖は日本で6番目に大きな湖で本栖湖とは比べ物にならないポイントの多さ。着いて見れば強風だということも相まって、そのポイントの大半が海のような状態で釣りにならず。仕方なく風裏になる中島の西側に入るが、ダウンジャケットを着込むほど寒く水面は何もなし。
蝦夷うぐい
仕方なく沈めて探ってみるが、反応してくれるのはエゾウグイのみでした。今回の釣りでウグイは数えきれないほど釣れましたが、最近ウグイを釣っていなかったので、これはコレで楽しいターゲットです。
屈斜路湖・和琴半島
和琴半島の東側だったら風裏になるのではと念の為行ってみましたが、波は少ないものの寒くて雰囲気がなかったので屈斜路湖から流れる川を南下し、昔良かった場所を思い出しながら川を探って見る事に。
K川
デントコーン畑の正面辺りで良い釣りをした思い出でを辿り入ったこの場所ですが、あまりにも時が経ちすぎてその雰囲気は様変わり。シングルハンドでウェットをスイングするも、レンボーは全く反応せずこの日はオデコに終わってしまった。遊び終えて宿に着けばすでに19時を回っており、そこから夜の大宴へと突入。温泉に入って床に着くのは午前様となってしまいました・・。
昨年も来た川
湖しかやらないつもりで来たのでウェーダーはネオプレーンを使用。阿寒湖のドライフライがまだ時期的に少し早くあまり芳しくないので、阿寒湖町を離れて別の地域の川を散策する事に。持っているフライが限られているので、最初はウーリーバガーをスイングしてみた。するとチビニジがヒット。たまにアタるも続かないのでその上流へ移動することに。
レインボートラウト
上流へ移動するとライズしているポイントがあったので、12番のドライフライでなんとかドライでゲット。サイズは30センチ絡みまでで大きいものが出ない。そしてライズは続かない。
カワゲラ
ハッチしていたのはヒラタカゲロウとこのカワゲラ。サイズにして20ミリくらいかな。普段見ているオオヤマカワゲラから比べるとグッと小さい。
北海道の川
上流へ行ったリュウちゃんがなんか騒いでいるので行って見ると、良いサイズのレインボートラウトとファイト中。
ランディング
緩い流れの中で一回り大きい個体を見つけたので、クイルゴードンに結び変えてヒットしたとのこと。
レインボートラウト
ヒレピンの見事なレインボーをキャッチ。お天道様は気持ち良く照らし続けてくれるので、私はこの時点でネオプレーンの暑さで下半身が蒸れ蒸れ状態になり、不快感極まりない。
レインボートラウト
リュウちゃんに釣れた状況を聞き、似たようなポイントを探していざ上流へ。しかし新たなライズを狙おうとしたら、急に川がドチャ濁りになってしまい強制終了。それが中途半端な時間になってしまったので、今回の旅はこれにて終了となりました。気が付けば朝から晩まで良く動いたもんだ。もう少しジジイの自覚を持たないと体が壊れちゃいそうです😆

投稿者:

Hermit55

ハーミット店主の釣行記やよもやま話です。 お店にいる時間の方が長いので、釣りよりも店の話の方が多いかもしれません。漢字変換ミスが多々ありますが、見つけならが直しますので、ご勘弁を。