毎年の事ながら早春の渓流をさまよい歩くとその打率はとても低く、ただ河原を歩きヤマメの影を追い求めているだけで、ライズハンターにはなりきれない日々が続いている。ましてやサクラマスなんぞは更にその100倍困難な訳でして、もはや休日の度にキャス練に出かけている、とでも申しておきましょうか。
そんな訳で魚が恋しいこの頃。昨日の天気予報は私に「さぼっちゃいなよ。」と悪魔の囁きをしていたので、サボるとはいかないにしても少しだけ早起きをして出勤前に釣りへ出かけると事に。行き先は都内のビオトープである弁慶池。この機を逃すとレインボートラウトは死してザリガニの餌になっちゃうから今しかないんです。
弁慶橋ボート場の営業は4月までは朝9時からの営業なので(5月からは7時)、仕事前に与えられた時間は帰路を考えると正味2時間。この時間に魚を仕留めてサッと帰るという寸法です。お店に車を置いて九段下まで歩きで徒歩5-6分。そこから半蔵門線で二駅なので、歩きを含めて20分もあれば着いてしまう釣り場。弁慶池の上には首都高4号線があり、日曜とてサイレンが鳴り響くそれはやかましい釣り場なのであります。
そんな弁慶堀でのレインボートラウトフィッシングはこの暖かさが続くと私の予想ではあと2週間くらいかな? その後はバスの釣り場へとトランジションしていきますので、千代田区でニジマスを釣ってみたい方は、この週末ぐらいまでに出かけてみてくださいな。
今回の戒め:早起きは3本の得