あまりにも暑いので気分は山岳渓流モードに入ってしまった件

先週までの太陽はなりを潜め、梅雨へ逆戻りした今週。季節感が混乱してしまった私は先週に中越の旅をした事で気分はすっかり夏モードになってしまった様で、高い山を求めて釣りへ行きたくなったのです。先々週は北アルプス近くの信州のとある川へ行ったので、今度はその反対に南アルプス方面かなと勝手に思った次第。そう南アルプスといえば、私にはお気に入りの山岳渓流があって、その最上流に棲むそこのアマゴの肢体がとても好きなんです。

で、行ってみてわかった事は気持ちがすでに梅雨明けモードで行ってしまったために例年よりも1ヶ月早く訪れたことで、お魚はまだそれほど大きくなっていなかったのであります。さらに天気予報が思っていたのことは異なり梅雨に逆戻りした事で、昨日は釣りよりも移動に時間を費やす羽目に・・。結果的に釣りをしたのは1時間半ほどかな?😆

そんな相変わらずおバカな私の釣り旅は以下の通りです。お暇な方はどうぞお付き合いください。

南アルプスの渓
今思えば何故ここへ来てしまったのか。前々回が北アルプスであれば、今回は中央アルプスへ向かうべきだったと今更ながらに後悔しつつ、今回は南アルプス方面の旅。例年よりも1ヶ月近く早くの入渓になってしまった。車止めから歩くこと2時間。ポイントへ着いて2投目に釣れたのは良いが、その直後に大雨。林道の無いV字谷で釣り始めたので、鉄砲水が来たら困るので一旦林道のある場所まで後退することにした。
フライングアント
前日に作ったアントを使ったが、アブドメン(腹)をフォームにした事で、浮力があり雨の中でも使いやすく正解。でも雨が強すぎでフォルスキャストしたところでフライは一向に乾かない・・。
アマゴ
一見ヤマメに見えてしまうくらい、ここのアマゴは朱点が薄いのです。側線に沿って小さな朱点が少し。胸鰭は大きくて黄色く、臀鰭がペンキの白を施したかのようなカラーがここのアマゴの特徴。もう少し夏が近づくと、尾鰭がものすごくオレンジになるんです。
雨の渓流
おぉ、神よ・・。ロッドを振ると土砂降り。釣りをやめて移動すると雨が止む。この繰り返し。濁る川では無いのですが、どうやら山頂付近の雨の方が酷いらしくて、徐々に増水し始めた。
アマゴ
釣れるサイズは7寸半〜8寸ほど。核深部に行けば9寸が出るのですが、この天気じゃ危ないのでやめておきます。というか、途中で雨が酷くなりすぎてロッドを出した時間はわずか1時間半ほど。その間に釣れたアマゴは4本。その辺の管釣りよりもずっと楽しめるのですが、そこへ行くまでの道のりが大変。もちろん行き慣れている川なのでポイントを熟知しているからでもありマス。
雨の渓流
こんな状態で雨が強すぎてもうフライが見えないし、沈んでしまうのでやめました。1時間半釣りをして、車に戻るのに2時間弱。車に戻ればうっすら陽が雲の隙間から見えたりするものだから、他の川へ行けば天気が良いかも?と思い、移動することに。
山岳渓流
同じ漁協の管轄内にある東のハズレへ1時間かけて移動。その際は雨が降っていなかったのですが、釣り場へ着くとまたザーザー振り。少しだけ川に降りてはみたものの、渓相は暗く、水が濁り始めたのですぐにやめました。さらに人気河川の漁協へも行ってはみたものの、悪天候の中で新たに漁券を買ってわずかな時間を楽しむのはチト違うと思いやめました。
アマゴ
いつもはイブニングまで釣りをする私ですが、時間を持て余した今回は高速代がもったいないので、4時間半を掛けて下道で帰りましたとさ。さて、来週の天気はいかがなものかを考えながら、フライタイイングに励みたいと思います。