シーバスフィッシングの定番であるゾンカーフライが吠えない夜もある

皆さんのフェバリットフライってなんですか? ヤマメを狙っている方だと例えばバイオットダンやコンパラダンなど、あるいは初心者であればエルクヘアカディスなどになるのかな? いずれにせよ過去に実績があるフライは巻き貯めてボックスの中央に鎮座している事でしょう。

私のシーバスのフライフィッシングの歴史は前にも書いた事がありますが意外と長く、遡ること中学生の時分なので40年以上になるのです。その月日の中で一番使ってきたフライはやっぱりホワイトゾンカーになるのかな。ゾンカーはその色を黒やオリーブに変えればトラウトの定番フライとなる訳で、淡水だろうと海水だろうと両方に通用するパターンとして私の中では頻繁に使われるフライとして君臨する訳です。

5月上旬のゴールデンウィークはゴカイのバチ抜けシーズンは終わってしまい、シーバスの食べているものが何に合わせるべきか考えると悩ましい季節。一昨日のシーバスはボイルが沢山あるのに、何を投げてもアタリがほとんどなく、持ってきたフライを片っ端から結び変えてその答えを探します。しかし、何に変えてもアタリはないんですね。シークロのリュウちゃん曰く「迷ったらゾンカー」というアドバイスがあるものの、そのゾンカーでさえボイルの狙い撃ちの時以外はバイトがないという状態。今回はそんな時間が流れていき、魚がいるのにバイトさせるのに一苦労という夜となりました。

これだけやり込んでもシーバスもまだまだ奥が深いと感じた夜、今後のタイイングにも一層気合が入りそうです。

今回の戒め:多くの予測を持って幅広いフライの種類を持ち歩くこと。コレ、ヤマメのフライフィッシングと同じ。

Dマリーナ桟橋
今回の写真は撮影設定を間違えてほとんどピンボケになります、ゴメンナサイ。シークロがあるDマリーナの桟橋には新しいLEDライトが入り、じっとしているとそこでボイルが始まります。しかし、桟橋前なので釣りは禁止でゴザイマス。
横浜の夜
今回はなか二日で出掛けたので、前回の釣行で魚の居場所は分かっているので、まずはそこへ向かってGO! 釣らせる気満々でボートを走らせるリュウちゃんです。
小型のターポンストリーマー
釣行日ギリギリになって小型のターポンストリーマーを#4で巻いたものを持って行ったのだけれど、最初に結んだこのフライは全くの無反応。なので、それぞれバラバラのフライをキャストして、何が当たるかを探る状態。ボイルは散発に続くのに、バイトが全くありません。
横浜のシーバス
色々試しても何の反応もしないので、最後にフローティングミノーを投げてみたところ、見えシーバスがバイト。それを機に皆フローティングミノーに切り替えて、数少ないボイルを狙い撃ちして何とかキャッチ。
東京湾のシーバス
しかしこのポイントでのバイトが続かず、数時間粘ったけれど見切りをつけて、新たなポイント散策。シーバスのご機嫌が悪いのか、それとも食べているものに近いフライを投げることができていないのか、分からない状態。
シーバス
最後の最後に入ったポイントでゾンカーに切り替え、ようやくバースの穴撃ちでシーバスからのコンタクトが増えてきた。サイズは40〜50センチちょっとといったところ。メバルもたまに混じりました(ブレブレの写真なので記載なし)。
シーバス
ようやくそのポイントで全員がヒットしシーバス祭り!と言いたいところですが、バイトの割にキャッチは伸びず、そこそこの釣果。今回はなんでこんなにショートバイトだったのか分からず、次回への宿題となりました。こんな悩ましい日があるからこそ、また時間の釣りに燃える皆さんでありました。写真がブレブレで申し訳ございません。

投稿者:

Hermit55

ハーミット店主の釣行記やよもやま話です。 お店にいる時間の方が長いので、釣りよりも店の話の方が多いかもしれません。漢字変換ミスが多々ありますが、見つけならが直しますので、ご勘弁を。