ジョニーの子守唄が思い出せない、ビースティー・チェンジャーの夜

昨夜横浜で口ずさんだ曲はジョニーの子守唄(アリス)。でも、バックコーラスの「ふぅ〜、ジョニ〜♪」という部分しか思い出せず、冒頭だけを頭の中でヘビーローテーションし、やもやしながらシーバスを狙ってました。帰ってきて速攻で「ジョニーの子守唄」を検索、それを聴いてようやくスッキリです(笑)

東京は一気に寒くなり急にフリースを着込み始めた私ですが、そんな季節に入ったっのでそろそろメガフライのシーズンに入ったって事ですね。なので今回はフローティングを封印し、フックサイズ6/0番の大物チャレンジ、目指せメーターオーバー(シーバス編)です。昨年巻いたビースティー・チェンジャーから少し手を加えたラトル入りのフライで、大きさ23センチで若干重め。

シークロ岡本船長はまずは肩慣らししてからと、向かった先は穴撃ちシーバスポイント。EPミノーでアタリを多数もらって順調にヒットが続きます。潮の時間を見計らってコノシロ付きシーバスのポイントへ移動。なんかどよよ〜んとした場所なのですが、コノシロは満タンらしくそのザワつきが感じられ、雰囲気はバリバリです。

今回のタックルはGルーミスのNRX+スイッチ 11フィート・8番にエアフロスナイパーWF9S3。それにバス・マスキーのインタミリーダー4フィートを着けて、ティペットは30ポンド50cm。これぐらいリーダーが短いと5gあるフライでも投げやすいんです。

ポイントへ着き、さてキャスト開始するかと思って水面に垂れたビースティー・チャンジャーにいきなりガバッと出ました。もちろんアワセられませんでしたが、ノーキャストでバイトなんてどういう事? 今回はラトル音が効いているのか、最初の数投は猛アタック。そしてフッキング。もしかして今日はランカーサイズが入れ喰い?と思いましたが、そんな事はなく、一度魚がかかってしまうと一旦落ち着きます。しかし船のポジションを変える度に魚の活性は上がるのです。

大きなフライゆえキャッチ数は少なかったものの、思い描いたシチュエーションで出たし、昨年の宿題が身を結んだ気がしてかなりの手応えと達成感を得た夜でした。さて、「ジョニーの子守唄」をどうこじ付けて話の中に盛り込もうかと思いましたが、歌詞カードを何度見ても今回のシーバス釣行とは結び付きませんなぁ。ついでにアリスの歌を一通り聴いたのですが、改めて思う事はネガティブな歌詞が多かったんだなぁと。さて、どう締めくくろうかな、このブログ・・・。

本日の戒め:リトリーブしたライン処理は大物がヒットした時の事を考えて事前に場所を確保しよう。

横浜港のシークロ
今回はシークロ・岡本艇で出船。相変わらず釣りを盛り上げる組み立てが上手い船長でゴザイマシタ。
ビースティー・チェンジャー
EPミノーで釣ったシーバスの写真はパスして、今回はメガフライオンリーの写真。クリスマスツリーのようなこの6/0番・23センチのフライにガバッと出るんです。あなたもきっとその虜になる筈です。
シークロの夜
岡本船長が撮ってくださったので、珍しく私のニコパチ。今思うことは、こうして皆さんを煽ると船の予約争奪戦になるので、結果的に私の釣行回数が減ってしまうので困りもの(笑) この後に良いサイズをまた掛けたのですが、魚が勢い良く走って行くのに対し、ラインを踏んでいた為に送る事ができずバレてしまいました。大物狙いの時は、世捨て丸時代に使っていたラインバスケットが必要だなぁ(落ち葉を入れる、ポップアップのゴミ入れ
ビースティ・チェンジャー6/0番
フックのテール位置に見えるメッシュチューブに包まれたものがわかりますか?これがラトルですが、ルアーに入っているサイズと同じなので、かなりこの部分が重くなってしまいました。しかし、いくらぶつけても壊れなかったので優秀なラトルです。
ナイトシーバス
同船車はそんなデカイフライは投げれないという事で、EPミノーを可能な限りデカくしたフライでチャレンジしてドーン。シーバス単体で写すとそのサイズ感ってわかりにくいですよね。
大型のフライで仕留めたシーバス
本人が持つとド〜ンとこのサイズ。エコーのイカロッドが満月にしなってましたよ。ナイトシーバスだと写真が魚ばかりになってしまいますが、とてもエキサイティングな夜になりました。
コノシロを捕食するシーバス。
回覧注意:口の中を見ると、捕食されたコノシロが吐き戻されて食道付近に。人間で言えば、口にポップコーンを頬張っているのに、さらにチキンに喰らいつくみたいな感じかな。