ランカーシーバスはエロトークがお好き

先日のシーバスから何故かアリスの曲を引きずっている私。本日のシーバスランカー便も何故だか「何もいい事がなかった〜♪この街で〜♪」なんて口ずさみながらタックルを準備。相変わらずサビの部分以外は思い出せないけれど、そんな事は釣りに関係ないからね。それより少し心配だったのは、台風接近によって風が上がる事ですが、ま、なんとかなるでしょ。

目指せメーターオーバー(シーバス編)を掲げて、私が昨日妄想したシチュエーションはこう。

夜明けと共に出陣するシーホース。舞台は某所のポイントへといざ直走ると、鳥たちは徐々に集結し大きな鳥山へとなっていた。鳥山をかき分けてその中心へ入って行くシーホース。その先に見えたものはシーバスが水面を割って多くの水柱を立てている姿。新しく新調したタガメン弍号機は間髪入れずにそのボイルへ放り込む。すると最初の一投目でハチマルのシーバスにタガメンは吹っ飛ばされた。しかし、その飛ばされて落ちた先で更に大きいメーターオーバーのシーバスが割って出たのであった。

私の妄想はいつでもメーターアップが釣れていますが、それが現実になるのはいつになる事やら・・。

さては本題は現実のシーバスフィッシング。走らせたその先に鳥山は・・・。ありゃ、ないじゃありませんか。本日はタガメンを引き倒そうと思いましたが、最初っから挫折です。そして今朝のシーバスはこんな感じ。お暇な方はご覧くださいまし。

今日の戒め:シーバスはエロトークがお好き?ウッチー船長がエロトークを始めた時は大物の兆し

東京湾から見える富士山
ポイントへ向かう途中で雪帽子を被った富士山がこんにちは。今日は大物の予感?ノンノン。ボイルがありませんがな。仕方なくこの辺からやってみましょうということになったので、インターミディエイトに大きめのフライをセットした僕ら。そう本日はランカー便なので小さいシーバスなんていりません。
大物シーバスとファイト中
最初の一本目は入ってすぐの壁打ちでデッカイのが仲間のフライにガボっと出た。しかし残念ながらランディング前にフックオフ。でもすぐ様別のシーバスがヒット、これもなかなかのサイズ。この時期のシーバスはコノシロをたらふく食べていて、魚体はまん丸です。
フライで狙う東京湾のランカーシーバス
上がってみればど〜んとこのサイズ。見事なデブっちょシーバス。フライは最大限大きくした15センチほどのピーナッツバター3/0フック。朝のポイントは活性が収まったので、その後は各所へ回ってランカーを探して行きます。
タガメン弍号機
意気込んで用意したタガメン弍号機は出番がなく寂しそう。そんな私はというと、前回と同じく23cmほどのビースティ・チェンジャーをスイッチロッドで引きます。ボイルがないのならばメガフライを投げまくりなのですが、黙々と投げてもつまらないので、うっちー船長のエロトーク武勇伝を聞きながら釣りをしていると、フライに集中せず気を抜いた時にドンとアタリます。
両手引きでフライをリトリーブする。
「ねぇ、ウッチー船長、エロトークして!」と僕らは言います。釣れている時は饒舌なうっちー船長がエロトーク(とてもここではお話できない内容)をまた始めると「ガボッ!」と出るのです。シーバスもエロトークが好きなのかなぁ。
ピーナッツバターでヒットしたシーバス
そんなエロトークを繰り返していると、ナイスサイズ以上のシーバスが程よくヒット。トップでは全く反応がなかったけれど、バイトは多数あり、いやぁ楽しい時間でした。
丸々と太ったシーバス
そんなウッチー船長のエロトークを聞いていた私のロッドにも、いくつかのポイントを巡った後にドーンと重い衝撃が。NRX+のスイッチロッドのティップは水面に突き刺さったまま中々上がらなかったそのシーバスは、ドーンと10ポンドオーバー。フライはまたもビースティチェンジャー。アリスには申し訳ありませんが、この街で良いことありました。この後ウッチー船長に更にエロトークをせがんだら、再び同サイズがドーン。そちらは気を抜きすぎてフッキングせず。
ビースティーチェンジャーでハチマルをゲット
あまりにも重くて太いので見た目はかなりメーターオーバーに近い様に見えましたが、あと15センチ足りません。目指せメーターオーバーの道はまだまだ続きます。魚が映っている背景がボカしてあるのは、最近は写真を見てポイントを詮索するプレジャーボートが多くなったので、隠してます。もっともシーバスは回遊魚なので、すぐにどっかへ行っちゃいますけれど・・。