雷雨と鬼ごっこをしている様な相模湾のシイラとその翌日

気象庁のページを見ると、「降水の有無の予報精度は全国を対象とした年平均値が83%」らしいですが、今年の天気予報に限ってはそんなに当たって無いと思うなぁ、と個人的には感じます。もっとも近年はピンポイントで豪雨が起きたりするので予想が一層難しくなっているので、致し方ないのかな。

安心していたんですよ、一昨日は。日本の南側を熱帯低気圧が通るものの、さほど影響がない程度の事で予報は一日を通して曇り予報が出ていたのがその前日のこと。それを信じて現地へ向かうとその道すがらは予報に反して雨、雨、雨・・。港に着けば更に激しくなる雨と風に本日は出船するのかと思うほど嵐になってきた。予想とは全く違う展開なので改めて予報をスマホでチェックすると、昨日の予報は覆り、「そんな事書いてませでしたよ。」的な位変わってました。あちゃ〜、波浪警報ですか・・・。

私を含めほぼ全員が雨に対する完全防備な対策をしている人はおらず、簡易的なレインウェアのみでの出船だったので、釣りをする前には既に全身ずぶ濡れでパンツまでグショグショ、気分はブルーです出船。しかし色々とありましたが、終わってみれば楽しい1日であったことは言うまでもありません、その詳細は以下写真にて。

今回の戒め:気象庁の予報は疑ってかかること。レインウェアはいつでも常備

♪〜冷たい雨にうたれて海(街)をさまよったの♪〜
♪〜もう釣れてくれたって(許してくれたって)いいころだと思った♪〜
by ユーミン

ずっと雨続きで、雨の歌も尽きて強引な替え歌になってますなぁ(あれ、以前にもユーミン使ったかな?)。今年は雨オトコなのかも知れないので、雨にまつわる曲をもう少し探しておこっと。

雨の相模湾
出港はしてみたものの大雨と雷で一旦帰港。再び沖へ出てみたけれど、こんな塩梅。三浦半島のほとんどは雨が激しすぎて見えなくなっていた。
相模湾のシイラ
雨が打ち付ける最初のパヤオでシイラはそれなりに反応があった。しかし釣り始めると雲が入れ替わったと思った途端、あたりが稲妻で一瞬明るくなり雷様がゴ〜ロゴロ。慌てて沖の雲の薄い方へ逃げました。ポイントに着いてもそんな調子で雷雲が近づいたり突風が吹いたりするたびに移動の繰り返し。
雨雲
相模湾の上空は丁度線状降水帯ができているようで、数珠繋ぎで雷雲がやってきます。そんな状態なので、ロッドを出しても雷が鳴るたびにすぐに撤収が続きます。曇天のこの雰囲気は良い雰囲気を出していますが、雨のおかげで水潮になった影響は多少あったかも・・。
相模湾のシイラ
魚の活性自体は決して悪いことはなく、すぐに全員がシイラをキャッチしました。いつみてもこのコントラストが美しいマヒマヒ。
大荒れだった相模湾
掛かり始めると釣りをしている半分がロッドを曲げているので、そうでない人は一旦ロッドを置き、ランディングを手伝います。
相模湾のフライフィッシング
雨雲の帯は少し北上したので、相模湾の1/3くらいだけ天気が回復し始めたので、その地域でのパヤオを狙います。出船している船が少ないのもあってか魚のプレッシャーは少なめ。タイミングが合えばフライにバイトしてきます。
撒水船
昨今の値上がりは凄まじく、チャム(魚を寄せるための生き餌であるイワシ)の価格がバケツ一杯で¥12,000とな、目ん玉飛び出る金額ですがチャムは2杯用意しました。
EPIC Bandit
全員がキャッチしたところで私も少しだけロッドを出すことに。エピックのバンディッドはグラスらしくロッドは満月になり、魂を入れる事ができました。帰る頃には空は晴れ渡り、雷雲との鬼ごっこ終了と共にお時間に。何だかんだでロッドを出せば終始釣れ盛ったので楽しい釣行。欲を言えばもう少しサイズアップがしたかったな。
小菅川
その翌日はマッキーがお店に出てくれるので、私は久しぶりに体を休めようと思った本当の休日。ところがどっこい、シイラから帰ってきて13時間も爆睡してしまい、朝起きると至って元気。家でやる事もなく、映画鑑賞でもしようかと思ったけれど、観たい映画なし。天気予報はどの地域も雷雨なので川はなぁ、と思っていたら東京都だけ雷雨マークなし。で、そのまま何も考えずに小菅川に来てしまいました(笑)。釣り馬鹿に付ける薬はありませぬ。
小菅川
奥多摩にはお昼に到着したので、暑すぎてお魚の反応も薄し。真っ暗になる手前まで頑張ってもチビニジマスが数本しか釣れませんでしたが、丁度良い避暑地でした。この時期に小菅川へ行く人は午前中いっぱいの釣りがオススメです。さてと、来週の私はどこにいるかな?もうそろそろ雨の釣りは勘弁して欲しいなぁ・・。