天気に翻弄されコテンパンにやれてしまった長良川の旅

私の誕生日は大寒に近い頃で、自分の誕生日の前後はいつも東京でも雪が降るのです。ところが今年は雪らしい雪を見ることがなくそのまま2月へ突入。今年も無事に西から解禁し始めたことだし、長良川へ行けば雪でも降るかなと思い、昨年と同じ宿を予約した所、岐阜県はアメ予報。そしてその日の関東は雪予報・・。長良川の雪は釣れるので歓迎だけれど、雨はツライだけなんだよなぁと思いながら、僕らは東京の降雪を見ることなく現地へ向かうのでした。

着いた月曜日の朝は予報通りの雨降り。雨は人の体温を奪うだけでなく、ビショビショになるにつれて、釣りに注ぐ集中力が削がれてしまうのです。釣り場へ着けば案の定降りしきる氷雨の為か私ら以外には誰もおらず。人がいない事でこのポイントが良いのかどうかわからず疑心暗鬼になり、少しだけロッドを振っては見るものの、雑魚さえの生命反応も無いので、あえなくポイントを移動。

移動した先は毎年フライフィッシャーマンが訪れる広いプールが続くポイント。しかしこのポイントでさえあまりの雨足に釣り人はわずか一人。まぁ、人がいるだけ安心できるかなとロッドを出すことになったのです。この時点で既にレインウェアは役に立たずに体が冷えてきている状態。ザーザー振りの中でライズを探すとライズはたまにするものの、散発過ぎて手も足も出ず。仕方なく終了間際に22番のソフトハックルを引っ張ってみるとヒットはしたものの、ランディングネットを忘れてきており、寄せている最中であえなくサヨナラするのでありました。

翌日は晴天になったのは良かったものの、お昼から風速6メートル予報。こりゃ午前中の勝負だなと昨日のポイントへ行ってみると、釣り人が集まってはいるものの、ライズが始まったのは11時半で13時には風が強くなって断念しました。

昨年は梅干しを食べても釣れたから、今朝は梅干しを3個食べたのが、それがダメだったのかなぁ、なんて思いながら夕方には長良川を後にするのでありました。という事で私の渓流はまだ解禁しておりませぬ。そんな塩梅なので郡上八幡の中旬解禁を待ってもう一度行こうかと思ったら、今年の郡上八幡地区は2/1解禁だったのですね、ガックシ・・。

ミッジはたくさん余ったので、どこか他で使ってきま〜す。

武儀川
ザーザー振りでカメラもビショビショでこんな塩梅。冬の氷雨はホント辛いです。ありがたく感じたのは宿の温泉だけ。
ぎふ旅コイン
昨年も頂いた、ぎふ旅コイン1,000ポイント。ありがたく道の駅でお土産を購入させていただきました。最近はご当地ポイントを発行するところが増えましたよね。
武儀川
次の日はピーカンですが午後から強風予報。一見釣れそうですが、この時期はライズが始めるのがが遅いのです。よってライズが始まる頃には風が強くナリマシタ。仕方なくライズを求めて別の場所へ。
オイカワ
以前良かった場所へ行ってみると一尾だけそれらしきライズ。でも近寄った途端に沈んでしまい、しばらく待つ事に。再度ライズが始まったと思ってキャストしたら、緩い流れに入ってしまいオイカワがヒット。その後、お魚は浮いてきませんでしたとさ。
武儀川
気がつけば朝9時から夕方4時まで一度も座る事なく立ち続けましたが、何も異常なしで撃沈です。さぁ安全運転で帰りましょうかと高速道路の交通状況を調べると、中央高速道路は駒ヶ根から韮崎まで通行止め。その先も行けるのかどうかも分からず、とりあえず東京方面へ行ける真東名高速道路を使い、なんとか夜遅くに帰宅できたのでありました。

投稿者:

Hermit55

ハーミット店主の釣行記やよもやま話です。 お店にいる時間の方が長いので、釣りよりも店の話の方が多いかもしれません。漢字変換ミスが多々ありますが、見つけならが直しますので、ご勘弁を。