Go To 芦ノ湖(釣り場活性化の為に方々出歩くススメ)

コロナ騒ぎが始まって早8ヶ月以上が経ち、水道橋飲食店は激減したので私の食事情は悪くなる一方。今年の釣りを振り返れば3〜5月はまともな釣りができていないので、何か物足りなさを感じます。思い出せば例年は複数回訪れる芦ノ湖も一回しか行ってないしね。おかげでドラワカはボックスで静かに眠っている状態。そう言えば客足が減り意気消沈していた『うえ乃』のマスター元気かな?

3月に訪れた時の芦ノ湖はコロナ禍によって外国人の足が絶たれ、湖に浮かぶ海賊船の人影が無かった寂しさを、ふと思い出した。行きつけの場所が元気がなくインバウンドの売り上げが望めないのであれば、僕らが動かないとね。皆さんもGo To 芦ノ湖はいかが? という事で昨日はダンディな『うえ乃ボート』のマスターと杉ちゃん(ボート担当)の顔が見たくて芦ノ湖へ行く事にしましたヨ。美味しいカツ丼も食べたいしね。

秋の芦ノ湖を狙う場合、ノザキボートさんのフレッシュ日報(行かないで情報だけ見ていてゴメンナサイ)で表層水温が20°を少し下回るかどうかが鍵。今回は少し水温が高めで難しい状態がと言うことが分かってましたが、ボート予約の際に「今年はワカサギが沢山釣れるよ。」と言われたので、釣れなかったらワカサギ釣りに変更しそっちを楽しめば良いやと思っての出陣。さて、その結果は・・。

秋の芦ノ湖の朝
最初の計画では朝一はドライ→10時過ぎにワカサギ→午後風が出たら引っ張りの予定でした。行ってみるとベタナギで水はターンオーバー中という感じで水色もあまりよろしくないので、水面に魚の気配がない。1時間だけ右往左往した後は仕方なく先にワカサギをやることに。
芦ノ湖のワカサギ
マスターの言う通りワカサギはかなり人気のようでボートがビッシリ。昨今の「釣り→密になりにくい→ブーム」と言われているように、ファミリーや女性の姿が多く見られた。それを裏切らない釣果は嬉しい限り。そしてヒメマスも混じると言うオマケつき。
芦ノ湖のワカサギ釣りはカラバリ
ワカサギ仕掛けで釣れたのは、ワカサギ・ヒマメス・アブラハヤ・ダボハゼの四目釣り。惜しかったのは、25cm近いヒメマスを手元でバラしたこと。ヒメマスは口が柔らかいので、ちゃんとタモで救わないとダメですね。ロッドがシーバス用だったのも問題かな。その夜、美味しく頂きました。
秋の芦ノ湖フライフィッシング
そもそもエサ釣りも大好きだから夢中になって釣りをしていたのだけれど、途中から強風でアンカーしないでステイさせるのが難しくなったので、退散。湖流もできたことだし、これは岬打ちだと思い亀ヶ崎へ。爆投の末何も無し。そして胴切り、龍宮殿へと続き何も無し。この間の私はタイプ7で二刀流(芦ノ湖は同時に出して良い竿は一人2本まで)。一本を投げて置いて、次をキャスティング。リトリーブしてキャストすると、カウントダウンがおよそ60秒。タイプ6−7でおおよそ8〜11mを探っている勘定。でも、今回はこの方法では身を結びませんでした。
芦ノ湖のレインボートラウト
結局、トローリングで釣れている情報のタナだと釣ることが難しいので、西岸急進部の壁打ちへ。エンジンかけっぱなしでバックギアに入れ、少しずつ流しながら、木々の隙間へ入れていく。この方法でやっとこさ1本キャッチ。オデコ覚悟だったので、嬉しい一本。それにこの時期はヒレピンしか釣れないから、その引っ張りっこが超楽しい。サイズは40cm弱ってとこ。ヒットフライはラマファイバーで作ったリーチパターンです。
芦ノ湖のドライフライフィッシング
シンキングラインを投げまくっていると、岸際2mのラインに回遊しているレインボーを発見。すかさずフローティングに持ち替えてキャストするも間に合わず。この方法で見事に決まったのが1度だけ。しかしジャンプ一発で外れました。ドライのサイトフィッシングをするのは10月中旬以降が良いでしょう。
キャッチアンドリリース
結果的にいつもよりも少し先走りすぎたかな。芦ノ湖の秋シーズンはハーミット予測で15日以降からシーズン。政府はGoToキャンペーンを仕掛けているけれど、目先の値引きよりも釣果優先。釣れる時期に釣れる場所へ行きましょう。芦ノ湖の秋シーズンはもうすぐそこです!

投稿者:

Hermit55

ハーミット店主の釣行記やよもやま話です。 お店にいる時間の方が長いので、釣りよりも店の話の方が多いかもしれません。漢字変換ミスが多々ありますが、見つけならが直しますので、ご勘弁を。