避暑を求めて毎年訪れる場所はココ。雨の降らない日が続いているので、野反湖も御多分にもれず渇水気味。ノゾリキスゲはまばらに咲き、高山植物たちは雨を待ち続けてげんなりしている様。テントを張り終えた頃には外気温も今までで一番暑いかも?と思うくらい。それも、今まで野反湖では耳にすることが無かった蝉の声が外輪山のすぐ近くまで迫っており、長野原のあたりではクマゼミの鳴き声が聞こえるようになりました。
その野反湖の麓には政権交代時代に騒がれた八ッ場ダムの計画があり、知らぬ間に着々と進み2020年にはいくつかの町が沈むことになる。ダムの底になるであろう道を走っていたのはもう5〜6年前までのこと、今ではダム底を見下ろすかのような高台に道は移され走らされているのである。川原湯温泉の景色もそろそろ見納めなんですね、ちょっと寂しい。
さてその野反湖の釣りはと言うと、「冷やし中華始めました。」的なノボリが目印でブランド鱒である「ハコスチ」が放流されるようになったこともあり、少しだけ釣り人が多くなった気がします。今シーズンは残念ながらキャンプサイトがクローズ(下水工事のため)なので、お盆は賑わう事がないみたいだけれど、カメムシのシーズンには再訪したい私。釣果?魚の写真はほとんどないけれど、メチャクチャ楽しい時間を過ごしましたヨ。