リュウちゃんの休日(関東圏で釣りの旅)

シークロのセカンドキャップテンと言えば、ご存知の方も多いリュウちゃん。そんな彼へ唐突に「明日、暇?」とメールを入れてみたところ、速攻でお返事が返ってきた。

普段は海の上でしか一緒に居ることがない彼を、陸の上では一体どんな釣りを見せるのか?というよりは、行ったことがないところへ連れ行ってみたくなってので、勝手にミステリーツアーを敢行。昨日のその様子を載せてみました。

お暇な方はご覧くださいまし。

横浜から向かった先は山梨県のとある渓。昨年その変貌ぶりの確認だけして釣りをしていなかったので、15年ぶりの入渓かな?前日に少し雨が降ってたとの事で水量は少し多め。南アルプスの川だから渇水することはまずないので、いつでも安心して行ける川。でも人は多いんですヨ。僕らの釣りを見てエサ師に上流を跳ねられました。
少し早めの到着だったので、魚のアタリは9時ごろを回ったあたりから出始めた。普段は8番のロッドのリュウちゃんが3番に持ち替えてのイワナ釣り。魚の活性と共に釣果を次々とあげていた。
遡行は楽な川なんですが堰堤がいくつかあり、こんな光景が。取りつきの石がほとんど出っ張ってないので良い子は真似しないでね、滑落しますので。普通は両岸へ移動し高巻き。
この近所の街は38℃予報。いくら1,000mオーバーのこの場所でも、暑いものは暑いです。私は数時間で耳が一気に日焼け。なのでシムスのサンゲーターを渓流へ浸し、湿った状態で装備。気化熱で冷やします。
私はというと結構苦戦しまして、フライのサイズを落としてなんとかキャッチする感じ。夏虫も暑すぎて渓流を賑やかにしてくれない様子。なので、「イワナは岩を釣れ。」の格言通り、岩にフライを擦り付ける様にして釣ってましたとさ。
遡行し続けると、川は徐々に狭くなり雰囲気がある渓相へ。でも暑さのために反応が悪いのさ。釣れ続けたらずっと続けようかと思ったけれど、渋いので一旦退渓することに。
その川の下流部を少し手を出してみたけれど、魚が細かいので撤退。暑いので日中はリュウちゃんが行ったことのない場所を観光をしようと、本栖湖へ連れて行ってみました。でも、あいにく富士山は雲の中(写真は浩庵荘)。
そしてリュウちゃんを忍野デビューさせるためにリバーズエッジへ向かい、入漁証購入。イブニングは忍野で過ごすことに。本人は自撮りニコパチを撮っている最中。
フライを見切る魚達に吠えるリュウちゃん。濁りもあり少し渋い状態でした。それにしても大きいサイズは見えなかったなぁ。リバーズエッジの渡辺さん曰く、今の時期のこの時間はクシゲマダラカゲロウだそうです。
面倒だったので、渓流のタックルそのまんま。そして私はウェットウェーディング姿(ゲーターにウェーディングシューズ)そのまんまで釣りしてましヨ。忍野では全く似合わないので、その写真は却下(笑)
夕方まとまったライズが起きた時に24番のミッジフライをウェーキングさせて、ようやくヤマメさんをヒット。届くネットがなく引き抜けないサイズだったので、前かがみで落っこちそうになりなりながらフックを外しリリース。考えてみたら忍野で釣りをしたのは10年振りぐらいかも。実はいつも皆さんの様子を見るだけてここでは釣りをしないんです、私。この日の総移動距離は480キロ。結構走ったなぁ。

Kokomo(中越でイワナ釣りを楽しむ)

夏になると私の車からはThe Beach Boys のKokomo。トム・クールーズが主役を演じた映画『カクテル』の主題歌です。この音楽を聴くとバハマの海でボーンフィッシュを終えシャワーを浴びて火照った体を冷やした後、ロッジのバーで飲んだコロナビールとテキーラを思い出します。波音を聴きながら南国のゆっくりした時間を過ごすのはとても贅沢な気分、沖縄もしかり。

さて、そんな気持ちは先週の事。今週は足を新潟へ向けて高地でイワナ釣りを楽しむことに。到着してまずはゲーターとウェーダーのいずれを履くかで悩み、ウェーダーを履いて大失敗。雨を予想したけれど、午前中はピーカンの暑さで蒸し風呂状態でゴザイマス。そしてランディングネットは水を切りたくて、真横にして思いっきり手首のスナップを生かしたら、ボッキリ折れました(多分ヒビが入っていたのでしょう)。

いつもの渓は魚の成長が遅いのか、例年よりも幾分小さめの連発が続く状態。前日の雨で20cm増は言い訳要素だけれど、進む渓に大魚の影なし。川を何本か替えて遡行するも数は二桁以上は釣れたものの結局最大で7寸半という釣果だけれど、数で癒されたのでよしとする。

南国で伸びきった足の筋肉を山で筋トレしたような1日。遡行距離に比例して汗は死ぬほどかいたけれど、結局釣りを終えて家で飲むビールは、場所を問わずと美味しいんです。

さて、渓流はそろそろ一旦お休みにして、今度は近海でしょっぱいモードかな?今年はどんなドラマが待っているのやら。

サイズは全部これくらい。フライを小さくすると5寸サイズの入れ食いになるので、12番のフックで1日通しました。
重いながれは反応が鈍く、脇に流れる分流でテロテロの場所が好反応。魚の機嫌が悪い見たい。顔もなんだか、いつもより少しお怒り気味。
振り返ればすっかり夏。蝉は本格的に鳴きまくり暑さを増幅させる。そして蝉とリンクして飛ぶアキアカネ。夏のピークを前に秋を感じます。
今回の釣行で正面からいっぱい写真を撮って見ましたが、一番のカエル顔は彼でした。やっぱり愛らしいお顔。
赤い石の川から、底石の白い川へ移動し、先行しながら遡行。でも反応は同じ。大物はたまに出てくるけれど、フライに食いつきもせず一瞥するだけ。その後二度と浮くことは無し。
決して魚は少ない訳ではないけれど、大きさが変わらないとやる気が削がれてしまう。
河原にはバッタが飛び始め、秋パターンもそろそろ準備という感じがしてきました。

人生はバランスシート

今シーズンは解禁から渓流では思った通りの釣果が出ることがなく、雨と無駄打ちの日々が続いた。特に6月前半までパッとしない日々が続いていていたので、「釣り人生でこういう年もあるんだな。」なんて思っていた。ところがどっこい、梅雨に入るとまるで競馬の予想がドンピシャ当たるかのような日々。釣行前夜の妄想が現実になるというのは、釣り人にとって大変楽しい時間なのでございます。

昨日は車を降りてから約1時間歩いてからの入渓。その川は関東ではかなり人気の河川で、多くのフライフィッシャーマンが訪れている。時期的にそろそろスレッカラシになった頃で釣るのが難しだろうと、谷を下って3人で入渓したのが7時過ぎのこと。皆は初めて訪れる場所なので、私は渓流経験が少ない一人をサポートしながら上がっていくとにした。もう一人を先に行かせ「釣れ始めたらペースを落としてね。」とお願いしたのだが、彼のペースが遅いので一向に前へ進まないのかと思っていた。しかしその彼に目をやると竿は曲がっているではないか。聞けばすでに15本ほどを上げていた。マジで?

その後は3人で並走するように釣り進んだが、一つのポイントで3〜5本釣れるのは普通で、トリプルヒットの時間があったり。サイズも8寸から9寸半で、フライをいくら大きくしても釣れる数は変わらない状態が続く。気がつけばあまりにも前に進むのが遅すぎて計算した退渓点の時間に間に合わないので、1番良いところをすっ飛ばして帰るという有様。真面目にやっていたらツ抜けどころか、3人で三桁は余裕で釣ってしまいそうな勢いは、この川では初めての経験。尺上こそ取れなかったものの、根に潜られて取れなかった大物のことを考えると、「もう今年はイワナはうんざり。」なんて言い合うけれど、目の奥では折を見て出し抜いてやろうという雰囲気がチラついている。

釣り人生は貸借対照表(バランスシート)。釣れない時があるからこそ、釣れる日がひときわ楽しく感じるというもの。そして一年間釣り続けていると私の場合は、どこかで満足の帳尻が合うような気がします。

とは言いつつも、ストーキングをしないと釣果はぐっと下がることになるので、第一匍匐前進に近い状態で近づきます。
釣りの大半はしゃがんでます。ポイントをのぞいたら最後、全部逃げちゃいます。管釣りのように仁王立したら、オデコかもしれません。
溜池作って魚を貯めようかと思ったけれど、なんかいやらしい映像になりそうなので、やめました。
フライは10-12番中心。パラシュートにはスレていて、スタンダードフライへの反応が良かった感じ。

 

いくら釣っても前進できず。うーむ、こんなことって始めてかも。
気持ちに余裕がありすぎて、昼飯にたっぷりと時間をかけたのも、途中をすっ飛ばす羽目になった要因。釣行は計画的に。
一つのプールで1〜2本反応があるので、前に進めないの図。
今年のサイズは例年よりも大きいので、秋には立派な魚に育っていることでしょう。

 

上流へ Go for the upstream.

ずっと通い続けた本流は水位が低いまま朝の水温が20℃まで上がってきたので、モーニングライズの釣りはこれにて終息。これからの私は源流の釣り。先週もしこたま歩いたけれど、今週も夜明け(朝3時半)とともに釣りを始めたのに、その後に源流へ車で1時間半かけての移動。さらに車止めから林道を徒歩で1時間と少し歩くという、睡眠不足で入渓。皆さんは真似しないでね。

ご存知の通りイワナ釣りの格言は『イワナは足で釣れ』とか、『イワナは岩を釣れ』なんて言葉があります。「足で釣れ」はイワナに限らず渓流魚は歩いた分だけ魚に出会えるというもの『夏ヤマメ一里一匹』という言葉もありますが、お盆を過ぎるとヤマメは産卵が近づき途端に釣りづらくなるというもので、1里(3.9km)歩かないと1匹釣れないというくらい、歩かにゃならんのです。

もう一つ「岩を釣れ」というのは、それだだけ臆病で身を隠す場所に潜んでいるという例え。なので流速がゆっくりな場所で大岩があるような場所は、岩に擦りつけるようなレーンにフライを流すと釣れるというものです。

林道をテクテクと歩いて入るその川は、上流部は林道が崩壊し入渓してからは川通しで戻らなくてはならない場所。今回は珍しく先行者がいないので入れ食いになるのではと思いきや、最初の500mは全くの無反応。水位のせいかと思ったけれど、午後10時を回る頃には格段に反応が良くなった。

そうそう、そこで思い出した私。いつもお客さんに言っている言葉、『沢イワナは寝ぼけイワナ』彼らは起きるのが遅いんです。大体渓流に陽射しが入る10時から陽射しが少なくなる16時までぐらいが釣れますよと。この格言はテンカラやフライの人向けだから、餌釣りの人にとってみれば朝一の淵に固まった状態の方が釣りやすいので、全ての人に当てはまる訳じゃないんですが・・。

そんなこんなで、最初に歩きすぎたために魚留めに近い巨岩帯へすぐに行き着いてしまい、川を下る頃には水位の低さも手伝って、流れを沢山のイワナが走りましたとさ。チャンチャン。今週も歩いてそしてよく登った、登った。

朝は本流でリードフライの小さなウェットにヤマベちゃん。今年の本流は何も良いことがなかったなぁ・・。
先週に引き続きWinston Air 8ft 6inch 4番にHardy Marquisの組み合わせ。タックルを積み換えるのが面倒だという無精者の現れ。こんな狭い渓流ならば、7ft前後の3-4番を持ち歩きたいところ。

 

足跡はニホンカモシカと、3本爪の足跡って一体何?結構大きいのだけれど。
しょっぱなから釣れたのは尺上。反応すれば良いサイズばかり。
沢イワナのお腹のオレンジ色が私は大好き。

 

サイトで見つけたイワナのほとんどは、水面スレスレに飛ぶ黒い大きな虫を追い回していた。
源流の中間地点は上から伸びる小枝との格闘。水が少ないから常にストーキング姿勢でキャスト。

 

尺上は2本出たけれど、水が少なすぎて相当遠いい距離からのアプローチでないと釣れない状況。フォルスキャストのラインの影でも逃げるヤツがいた。結果ツヌケはできず8本止まり。
イワナの特徴であるフィンのエッジが白。忍者のように木陰からそっと覗けば、無防備にこのフィンの白が見えるほど浅いところで餌を捕食していた。

 

この川の周辺はブナの森。