DIY

大それたものを作るわけじゃないんですが、なんとなくこれは作っちゃった方が良いんじゃないかな?と思いまして、今ココに書いている次第。シムスのフィッシングベストかその他パックシステムを持っていない人は、あまり関係のない話です。

ハーミットで在庫している商品で、シムスのスーパーパッチなるものがあります。これはフォームにベルクロが付いており、ベストのフライパッチとして使うものなんですが、その商品にはどこにもシムスのロゴはありません。フォームにベルクロを貼っただけのものなんです。そしてメーカーさんに在庫が無い時は入荷までにすごく時間がかかる商品です。

ハーミットで販売するフライパッチにはアングルさんが販売する安いピン付きパッチがあるので、この裏面のピンを取ってしまい、100均でベルクロを買ってくれば同じような使い方ができます。

お客様には「商売っ気の無い発言だ。」と叱られてますが、簡単にオリジナルフライパッチがこしらえられるので、コレは有りじゃ無いかと思うのですが、いかがでしょう?

シムス スーパーフライパッチ
コレがシムスのスーパーフライパッチ。大きさがFSベストに付いているベルクロサイズになっているので、ガイドベストやG3ガイドベストには小さいのです(小さくても問題はないのですが・・)
両面ベルクロ
まずは100圴に言ってベルクロの買ってきましょう。この商品は写真のようにリモコンを壁にくっ付けても大丈夫なモデルなので、剥がれることはありません。
アングル フォームフライパッチ
このフォームパッチは二種類出ています。大きさは90×65mmとシムスのそれより少し大きめ。価格は1/3です。
アングルフォームパッチ
後ろにはピンが付いていますので、コレを取っちゃいましょう。簡単に取れるかと思ったら、以外にもガッチリ付いているのでニッパ等が必要です。
アングルフォームパッチ
そしてその裏面にベルクロのオスを貼り付けます。どのように着けるかはご自由にどうぞ。
アングルフォームパッチ
ガイドベストに着けるとこんな感じ。このベストの場合は両側にあるので、もう一つ着ける事もできます。
チェストパック
チェストパックなどはベルクロ部分が広いので、2個は付けられますね。左はシムスの純正Superflyパッチで私が使っているものです。あ、このチェストパック、ハーミットのページに記載忘れてましたね。時間を見てページをこしらえます。

ガチャ更新

ハーミットにガチャガチャがあるのをご存知ですか?上段は¥300ガチャで、完成品フライが入っており、一カプセルに1〜2個のフライが入っているというもの。あたりは12個入りとか、または私がタイイングしたスペシャルフライが入っています。なので初心者には好評で、ハーミットへ来てなんにも買うものが無いなと感じた時に、ひと捻りして頂けると嬉しいです。

問題は下段の¥500ガチャ。そもそもガチャガチャって設定が¥100玉硬貨なので、上限がほぼ¥500。そしてピンオンリールもそろそろ底をつき、何か新しいものを考えなきゃなぁと思っていた今日この頃。で、色々と考えたんですが、そもそもガチャガチャに詰めようと考えると難しくなるので、今回からクジ形式にしようかと思います。

こうすれば、どんなものでも『アタリ! A賞』とでも書いておけば、例えばロッドでも交換してもらえるって寸法です(そんな大盤振る舞いの予定はまだありません)。現在準備中で色々とネタを考えてますが、今までの『管理人(稲見一郎)にガイドしてもらう券』をアタリと考えて、皆さんはひと捻りで他にどんなものが出ると嬉しいですか?

皆さんのアイデアを広く募集いたしますデス(ハーミットのフェイスブックか、直接メールを下さい)。大きく赤字が出ない程度のものであれば、採用させていただくかもしれません。

フライガチャ
そろそろ下段の¥500ガチャがエンプティです。ハーミットピンオンリールが欲しい人は、あと5-6個しか入ってませんので、お早めに。新しいクジが出来たら混ぜ混ぜしちゃいます。
福袋
現在この裏に印刷中。ハズレはありませんので、ご安心を。一番大量に入るものは内緒。一回やれば分かります。そしてアタリは福袋形式。ハーディの袋にギュッと詰めて中が見えないようにして展示しておきます。
ガイド券
こんな感じです。ガイド券は直接入れるとバレちゃうので、同じこのクジにして、ガイド券と交換になります。
¥500ガチャ
今年も手元に養沢の招待券があるので、早速投入。それ以外にティボーのキーホルダーやらシムスの帽子やら。中身はお楽しみに。

プリンター死す(時代と共に変化するプリンターの価格)

思えばハーミットの歴史で考えると、元はデザインの仕事が重要だった私なので、プリンターは重要なお仕事をしてました。オープン当初はポストスクリプトのプリンターにフォントを搭載するのにお金を費やし、その後A3のカラーレーザーやらその他プリンターを買ってましたが、昔は高いものは一台70〜80万円近くしたのですよ。当時はPCよりも高いのがプリンター、今の人には信じられないでしょう? 計算すれば今までのプリンター代の合計は安い車一台分は使ったのですね、オソロシイ。

時代は変わって今は印刷の仕事なんてほぼなし、皆無なんです。このA3プリンターは10年は使っていたので長寿を全うしましたが、今ではプリンターが活躍する仕事は殆どないので代替え品は超安い物に買い替えます。

気がつけば皆さんがネットに費やす時間が長くなるのに比例して広告デザインを含めて私の紙媒体の仕事は無くなりました。現在では釣り関係を問わずどの雑誌社も青息吐息。私も本といえば最近は文庫本以外は殆ど読まなくなったかもしれない。このままフライ関係の雑誌も無くなっちゃいそうな勢いですが、これも時代として割り切った方が良いのでしょうか、ちょっと悲しい。

このまま紙を使うことがなくなるのであれば、僕らは少しでも多くの人にフライフィッシングを認知してもらうために、このネット社会を利用してどう目立っていくかが使命。ハーミットの生き残り、いえフライ業界の生き残りの術を、フライフィッシングが好きな皆さんで一緒に少し考える時期が来ていると思うこの頃です。この楽しさ、どう伝えたら良いんでしょうね。

フライフィッシングのターゲットは、小さなものはオイカワから、大きなものはカジキにマグロまで。毛鉤なので、その大きさを変えて挑めばどんな魚にもチャレンジできちゃう釣りですが、知らない人も多い筈。そしてハーミットに訪れるお客さんは多種多様の楽しみ方ですが、40世代を境にFF人口は極端に少なくなります。このまま黙って見ているだけだと、ハーミットは10年持たないかもね。今楽しんでいる人だけで終わって行く釣りか、布教を続けていくべきか。先が見通せない不安なフライ業界。
Canon TS5130
世の中のスピードは何事も早く、壊れた翌日には新しい Canonが届いた。これでハーミットのヘッダー印刷を再開できます。

水道橋ラーメン事情

ハーミットが水道橋で創業して、もう今年で22年目。うちよりも老舗だった飲食店がたくさんあったけれど、最近では老舗も閉店することもあり、水道橋の胃袋事情は少しずつ変わっている様。

水道橋の南側と言うのは大学と大きな会社がたくさんあり、更には東京ドームから流れて来る人たちの胃袋を満たすために、食事は困らないほど色々なジャンルを楽しむことができる。

でもなぜか水道橋はラーメンとカレー屋さんが多い町。私はあまりカレーを食べないので特に意見はありませんが、ここのところラーメン屋さんは月に2-3軒は増える感じで多過ぎです。なので,開店する度に一応味見に行くのだけれど、あまりにも安直なラーメン屋さんが多くちょっと残念。そして新しいラーメン屋さんは価格が高いのが特徴。

もし水道橋に来てラーメン屋さん選びに困ったら、ハーミットでこしらえた水道橋大衆店マップを参考にして見てください(こちら)。「あの店が書いてないぞ。」とご指摘の皆様。書いていないお店は私が行ったことがないか(ほぼ一度は行っています)、私の舌にあわなかったかです(本当はもっと踏み込んだ厳しい意見を書きたいのですが・・。)

ちなみに私はこの22年間の水道橋界隈で一番美味しいと思ったラーメン屋さんは『さんぱち』ラーメンのギトギ醤油ですが、店名の商標で揉めたらしく、10年ほど前になくなっちゃいました。最近は豚骨だらけなので、喜多方ラーメンや佐野ラーメンのようなあっさり醤油が食べたいこの頃です。